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「時流」カテゴリの記事一覧

イントラブログ

カテゴリ:時流      2006年4月27日

最近、クライアントを訪問するとイントラブログに関する質問を受けます

・一日に受けるメールが増えすぎて、重要なメールが埋もれる
・メールの保存性が低いのでプロジェクトを時系列で追うことができない
・ナレッジマネージメントをやりたい
・社内でのコミュニケーション力を上げたい

経営層の共通の悩みのようです

最も、10年前も同じようなものですが
(経営層の悩みは、何年経ってもあまり変わりません)

私の、最近のお勧めはイントラブログです

下記は、加藤君のblogからの引用です

イントラBlogは社内の知恵を集合させる
今まで、業務で解決しなければならない問題を抱えたり、何か良いアイデアはないかと模索しているときなど、一番手っ取り早いのは身近な人に相談したり、知恵を借りたりすることでした。しかし、従来の方法では、解決策やアイデアを持っていそうな人を選定し、相談するという手間がかかるだけでなく、1度に意見を聞ける人数に制限もあります。さらに、それで問題が解決したとしても、それは当人同士の間で完結され、社内で共有されることはありません。

一方、イントラBlogを活用する場合はどうでしょうか。わからないことがあったり、良いアイデアを集めたいときはイントラBlogに書き込んでおけばよいのです。書き込まれた内容は即座に社内で共有され、社内にいるすべての人が相談相手となります。社内の知識、知恵をイントラBlogによって集約することで、今までになかった新しい解決策、アイデアが生まれるかもしれません。

シリコンバレーに行くタイプ

カテゴリ:時流      2006年3月28日

渋谷のクライアントを訪問したあとに、
ウノウの山田さんの会社に遊びに行く

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フォト蔵-簡単に写真やアルバムを共有できるインターネット・サービス


eiga.jpg

映画生活-新作映画情報サイトで試写会情報・懸賞情報、ニュース、特集、クチコミ情報

ウノウはこのようなインターネットサービスを事業としている会社なのだが
オフィスがフリーアドレスでポップな雰囲気が今風でかっこいい

山田さんは最近まで、シリコンバレーにいたのだが
シリコンバレーで根付く日本人がなぜ、アジア人種の中で少ないのかを語ってくれた

まず、アジアのほとんどの国の人にとってシリコンバレーで職を得ること自体が豊かさなのである
ここで職を得ることがドリームなのだ

それに比べて日本人の大半が、一攫千金のネタを探しにシリコンバレーに行く層と人脈をつくりに行く層の2つに分かれる
日本でもともと豊かに暮らしていける人種がネットのメッカに向かうのだ

逆に根付くタイプは、都会より田舎が好きで夜のネオンがなくても平気な人
アメリカ社会が好きな人らしい

2000年に、私は本気でシリコンバレーに徒手空拳で行きたかったのですごくこの話が腑に落ちた
でも最近、憧れの気持ちが薄れた

おそらく、昔ほど遠くなくなったからなんでしょうね

あちら側とこちら側

カテゴリ:時流      2006年3月22日

NTTレゾナントの上原氏が主催する勉強会RTCに参加
今日のテーマは、梅田望夫氏の「ウェブ進化論」について議論するであった
今年の1月に発売された「ウェブ進化論」は18万部を超えるベストセラーになっており
新書であることとウェブの概論書というカテゴリーで見れば異常な売れ行きである

私の知る限り、インターネット関連の著書でここまで売れた書籍は皆無である

インターネット業界に関係する者にとっては、1986年のマイクロソフト、2004年のGoogleのIPOそしてWeb2.0への現象の流れが時系列にそしてそれに伴う進化がわかりやすくまとめられており、ある企業では社員の人数分450冊がまとめ買いされたケースもあるという

今日の勉強会も、まとめようがなく議論というより感想を述べるという感覚であった
もっとも、まとめることに意味はないのだが

わたしは、これを読んで「あちら側とこちら側」という未来テーマを探求したくなった

  あちら側             こちら側 
   Google                  Microsoft
U30と呼ばれる経営者   1950年以前生まれの経営者
  オープンソース         ソフトウェア
  ロングテール          2:8の原理

以上が、著書に書かれていた代表例であるが
私は、これはウェブの概論ではなくこれから起こりえる社会の構造変化を読む題材であると感じた
こちら側の象徴は、権力者であり
もし、Googleがもくろむ世界の全ての情報整理が実現したときに困る側はメディアを動かしていた
権力、利権を握っている既存勢力である
アメリカ司法省とGoogleで起きている情報公開に関する訴訟はその一端であろう

今、インターネット業界で起きているWeb2.0という動きは全産業に普及し社会構造を変えるパラダイムシフトの前兆に思えてならない

エネルギーの変わり目

カテゴリ:時流      2006年2月20日

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ホストネットの松本さんが打ち合わせで来社

この会社は世界のワクワク商品を発掘してネットで販売している

「月の土地」なんかもギフトとして商品化していて
弊社のK君も甥っ子誕生のお祝いに贈ったりしているニッチなヒット商品だ

マーチャンダイジングに全てをかけるガリンペイロ的な姿勢がかっこいい

打ち合わせが終わり食事をしているとヒルズ族という話題になった

お互いの認識のなかで共鳴したのがヒルズ族の反動が若者の中におきている

最近、会社訪問に来る学生の思考の中に

「社会貢献」
「NPO法人」
というテーマで夢を語る人が増えている

確かに、六本木ヒルズの中で巻き起こっている「ゲーム感覚的な舞台」には人を引きつける一種のドラッグにトリップするかのような空気がある

でも、いつの時代もエネルギーの流れが変わる時がある

今は、そんな感じがする

でも、針が触れる時はいつも対極に振れるので

上記の学生が最後に言うのは
「問題は収益性なんですよね」
である

キャッシュフローの流れが切れるとNPO法人は続かない

ずっと続く組織には3つのバランスの取れた満足がある

社員満足
顧客満足
経営満足

であり、これのどの要素が欠けても不健康である

経営満足とは利益である

ネットと放送メディアとの融合

カテゴリ:時流      2006年1月26日

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FM東京の関連会社へコラボレーション企画に関するブレストで訪問。

向かいにFM東京の本社ビルがあり、収録スタジオを案内してもらった。
ペントハウスには、ジェットストリームという名のVIPラウンジがあり城達也さんを忍んできました。
コラボレーション企画が実現するとちょっとうれしいかも。

さて、最近ネットと放送メディアとの融合といテーマ及びM&Aが世間を騒がせている。

2008年に、すべてのアナログ放送がデジタル化してしまうと技術的にはサーバーをどちら側が負担するかという問題以外の障壁はなくなってしまうのだが、コンテンツの議論で違和感を感じるのは大手企業は相変わらずそこにメジャーコンテンツを持ってこようとする点だ。

私は、インディーズの作品が各ジャンルで上に登りやすくなることが一番の変化であり面白みだと感じる。


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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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