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「時流」カテゴリの記事一覧

イントラブログは道具

カテゴリ:時流      2005年12月 2日

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今月の、日経ITプロフェッショナルでデジパのイントラブログ「ウチログ」が記事で取り上げられました。
でも、なぜかキャプチャーが「100KMの感想」だらけで見た人は何の会社だと思うでしょうね。

デジパでは社内の情報共有ツールをイントラブログに一本化しており「アイデアバンク」「社内連絡」「ビジョン」「社内ルール」「納品報告会」といった14のカテゴリーがあります。
ここには、新人や中途入社の人が最初に習得すべき仕事の進め方やノウハウが集約されています。
でも、イントラブログは道具でしかないので万能薬ではありません。

昨日、ある女性社員が「納品報告会」はウチログでやるより飲みながらやったほうがいいよね。
となにげなく発言していたがそのとおりだと思いました。
ディレクター、デザイナーの思いや先方担当者とのドラマはウチログでは表現しきれません。

Google Analytics

カテゴリ:時流      2005年11月25日

11/14に発表された「Google Analytics」の無償提供は、早くも業界内を揺さぶっています。
今週だけで、アクセス解析を国内で提供している企業の身売り話を2回聞きました。
もっとも、ベンチャーキャピタルから資本を受け入れ役員を派遣されている会社なのですが。
短期的視野の投資を入れるとこのような時がやっかいです。

2000年までの資本主義的ビジネスモデルは、物を売るか、サービスを売るかのどちらかだったのですが、
Googleは株を売ってサービスを無償提供しています。
これは新たなるビジネスモデルです。

先日、パムの吉岡社長が来訪されました。

社歴は、1年先輩になりますが現在の社員数が弊社と偶然同じす。
でも、売上・利益ともに2倍以上デジパより多いです。

ビジネスモデルは、WEBと紙メディアを使ったメディアミックスのマーケティングを武器にされているので共通のサービスが多く、初対面だったのですが企画力、社員教育という話で盛り上がりました。

「右脳教育」

「社員の人間力」

これがこれから成功する企業のテーマになると感じました。

言葉の一人歩き

カテゴリ:時流      2005年11月17日

Web2.0という概念が業界のトレンドになっています。

Web 1.0 --> Web 2.0
DoubleClick --> Google AdSense
Ofoto --> Flickr
Akamai --> BitTorrent
mp3.com --> Napster
Britannica Online --> Wikipedia
personal websites --> blogging
evite --> upcoming.org and EVDB
domain name speculation --> search engine optimization
page views --> cost per click
screen scraping --> web services
publishing --> participation
content management systems --> wikis
directories (taxonomy) --> tagging ("folksonomy")
stickiness --> syndication

今日のデジパの新入社員研修のテーマが「Web2.0」でした。

大概の社員が概論を話します。
しかし、「それを、クライアントに当てはめるとどういうこと?」
と質問すると、答えられる人は少ないです。

概論を話すことは難しくありません。
でも、大事なのは各論にすることです。

いけてるコンサルタントとは、概論を各論に落とせる人です。


光と影

カテゴリ:時流      2005年11月 6日

息子の三輪車を、五反田の赤ちゃん本舗に買いに行く予定だったのだが午後から雨が降ってきたのでネットで買うことにした。
妻が、機種を決めていたので5分で購入した。
値段は定価が14600円、各ショップでの売値が9600円から10500円。
おそらく、利益率は8%前後だろう。
リアルの店舗を見に行ったわけではないが、おそらくこの値段で売れるのは大量仕入れができる会社だけだ。
ここに、光と影がある。
一般的に考えればネットショップの勝利と見えるが、実はネットショップの中でも資本論がおこっている。

ここで必要なのは、その店で「買う理由」である。
「買う理由」を作り上げなければ、資本をもっている会社が必ず勝利する。

2:8の原理

カテゴリ:時流      2005年11月 5日

今週、オーバーチュアのマネージャーの方が来社された。
彼との会話で「やっと会社らしくなりました」
という言葉が印象的だった。

「言葉のポートフォリオ」はSEMマーケットがつくり出したのものだが、3年前はオーバーチュアも8人の会社だった。
SEM市場が日本に定着してまだ、わずか3年である。

かつて、広告市場は2:8の原理で2の企業にフォーカスがあてられてていた。
AIDMAというマーケティング゙ロジックは、そんな広告代理店から生まれ私が社会人になりたてのころは徹底的にAIDMAの法則を教えられた。

だが、今は違う。
オーバーチュアやアマゾンのロジックはAISASである。

A=注意
I=興味
S=検索
A=行動
S=共有

今まで、広告市場が切り離していた8にフォーカスがあてらている。

最近、日本の大企業の利益が上がりはじめているがフォーカスをナノ経済にあてている。
大企業がナノ経済にフォーカスを当て始めると中小企業はやっかいである。
小回りが効くというベネフィットがなくなる。

時間スピードが速くなり、時流も激しいが実現スピードも上がっている。
少し前まで10年かかったことが2年で達成される。
ファイナンスが変わってきているのが要因の一つでもあるのだが
過去の成功にこだわると上手くいかない。
成功方程式を自分で作る必要がある。


チャンスはいつの時代も転がっているのだが
近年、掴みやすくなってきているのは確かだ。


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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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