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2012年7月の記事一覧

個と個の連携がムーブメントを起こす

カテゴリ:デジパ  コメント 0 件  トラックバック 0 件  2012年7月 3日

6月の決算を終え、デジパも昨日から12期に入りました
今月は、7回目の引越しを実施します
場所は恵比寿です
起業が市ヶ谷で、それ以降、赤坂、溜池山王、麻布十番、芝浦、芝公園と目まぐるしく引越しを繰り返しました
振り返れば、その時々に会社のモードがありそのモードに波動が合う場がありました
自分の記憶は定かではないのですが、直感でその波動を選んでいました
例えば、2006年溜池山王時代は外資系金融の町でここにいた時代が一番活発にファインナンスをしました
2004年赤坂2丁目時代は、大手ネット企業がこぞって六本木ヒルズに移動し人材とマネーがこの地域に集まっていて私たちもネット企業との提携や付き合いが多かったです
2009年芝浦時代は、同じビルテナントで同時期に引っ越した企業は業務縮小でリーマンショックという嵐に吹き飛ばされて非難してきた企業だらけでした(フリーレントをたくさんつけてもらいました)
実際に、私も非難キャンプにいる心境でした
今回の引越し先は、恵比寿南2丁目で線路を挟んで恵比寿ガーデンプレースの裏なのですが、用途地域上高層建築が建たず閑静な場所です
適正で言えば、クリエイティブに合う場です
周りを見渡しても、デザイン事務所、ネット系、映画配給会社等が見受けられネクタイをしている人やスーツを着ている人をあまりみかけません

なぜ今回、この場所を選んだかというと新しい事業として「コワーキング」を始めることにしました
コワーキングは、ロンドン、サンンフランシスコ、ニューヨークで生まれた概念と言われていますがワークスペースや立ち寄り場をシェアリングして個人と個人の知の共有、コラボレーションを実現したり、新たなコミュニティを作り出したりする目的で活用されています
クリエイティブ関連、ニューメディア関連で働く層に受け入れられているとのことですが、日本ではまだ成果らしきものは見当たりません
これから人の働き方が更に変わるので一つのムーブメントになる可能性があると私は感じています

デジパとしては、新たなネットワーク、コラボ事業ができることを期待しています

ここ3年、仕事のできる人で大手企業を辞める人が後を絶たなくなってきています
今、企業が人材を縛り付けることができなくなっているのですが背景には個人で生計を立てることが可能でその方が豊かさを実感でいるからだと私は考えています
書店に行くと、「ノマドワーク」をテーマにした著書が並ぶようになりましたが、自分の好きなことをやって自由に豊かに暮らせる社会インフラが整ったことが要因にあげられます
例えば、私がデジパを起業した12年前は、ソフトウウェアを1本開発するのに最低2000万円と言われていましたが、今はオープンソースやSNSの恩恵で、ちょっとした自分のアイデアをアプリにしたりしてサービスを作ることが容易になりました
個人の知を使って現金収入を得られるのであれば、スキルがあり自由を求める人ほど、がんじがらめの組織から逃げ出します
これからの経営は、いかに会社のスタッフの自由度を高めるか、年収だけではなく豊かさを感じさせられるか、社内での信頼関係を築けるかがポイントになってきます

個と個のコラボが今期の私のテーマなのですが、こんなことをやろうと思ったのも社会が大きく構造変化を起こそうとしているからなのです

例えば、6月29日の首相官邸前で行われた「原発再稼動反対」をうったえるデモは主催者発表で20万人が集まりましたが、産業構造の変革を考えても日本は自然エネルギーの最先端国になる可能性があるわけなのでそこに手を打たずに、安易な原発再稼動には違和感があります
そこには、政・官・民・学にずぶずぶの原発利権があったために、ここにはほとんど投資をしなかったという現実があります
2010年では、ドイツが5兆円、中国が5兆円、アメリカ3兆円を再生エネルギーに投資したのに対して日本はたったの3000億円で、ドイツでは2000年に6%が自然エネルギーだったものが2010年には17%を達成しています
新しい産業に投資をすれば、当然そこから雇用が生まれるわけなので本当の景気対策になります

日本の経済を牽引してきた、大手家電メーカである、ソニー、パナソニック、シャープが大赤字決算を直近で実施しましたが、東北大震災が来なかったとしても、日本の産業は構造転換を迫られていました
人も企業も死に直面したら変化の可能性が生まれるとよくいわれますが、日本も今は再生の大きなチャンスです
メディアがこぞって日本悲観論を書きますが、日本は2011年末の段階で253兆円(3兆1900億ドル)の海外純資産を有し世界最大の債権国なのです
毎年の日本の財政をみればひどいものですが、今の大手メディアの書き方には疑問が残ります
真実を伝えている気がしません
あんなものを読んでいたら、「日本は終わっている」と思い込んでしまいます
まるで、「あんたはダメだ」と毎日言われている子供のようです
そんな話ばっかり聞いていたら本当にダメになってしまいます

私は、20代から30代にかけて世界を旅しましたが客観的に見ても、日本人の基礎技術、伝統芸術、ホスピタリティー、調和力は高いです
IBMから買収した中国のパソコンメーカーLenovoも、日本での生産を復活しました
Made in Japan は、ブランドだそうです
日本は海外評価が高いのに、国内評価が低すぎます

今、大企業ではなく、個と個の連携がムーブメントを起こし、新しい価値を作り出す時代に来ていることを私は感じています

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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