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新会社法の施行

カテゴリ:時流      2006年4月29日

5/1より、新会社法が施行される

まず、株式会社における資本金1000万円枠の撤廃

資本金1000万円という制度、先進国では聞いたことがない
20代で起業するのに1000万円を自己資金で持っている人などかなりレアーなケースだ

私も、初めて起業したときは20万円しか持ってなかった

この基準を満たすために入れたくない株主を入れたり
ひん曲がった借用証書を提出したりしなければならない
(私の経験則です)

ただでさえ日本は起業率が低いのに、この制度のためにさらにハードルが高くなっていた

株式会社における取締役3人以上の撤廃

これも有名無実となっていた

社員数5人の会社で経営者が3人が集まっているケースはまれで
社外役員を入れているか家族を役員にして名義借りをしているケースが多いというのが現状である

たまに、仕事ができる順番に専務、常務と名称をつけている会社があるがほとんどが上手くいっていない

なぜなら、役員の仕事が経営だから経営能力のない人を役員にしても機能しない
本来は、その人数が揃わなければ3人でなくともいいはずなのである

日本の商法は経済立国にあってかなり遅れているが、今回の新会社法は歓迎したいと思う

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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