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社員の集合知

カテゴリ:時流      2006年6月 2日

書店に立ち寄ると週刊誌のコーナーに置いてある経済誌に「ウェブ2.0ビジネス革命」という特集が組まれていたのだが最近、このような光景をよく目にするようになった

先日、クライアントから「オフィシャルサイトをウェブ2.0型にしてほしい」
というリクエストを社員がもらっていたりして「ウェブ2.0」という言葉が一般社会を巻き込んでの流行になりつつある

ここに明確な定義はないのだが、クライアントコンサルタント型のビジネスをしているデジパではこれをいかにブレイクダウンするかを日々実験している
テーマは「社員の集合知」である

今朝は、イントラブログセミナーの講師をしたのだが
イントラブログを導入する企業の目的は「社員の集合知」を作り出すことでありイントラブログを成功させるには「オープンな情報共有」が鍵になる

「オープン」の鍵は「許す」ということであり
これは会議室からヒット作は生まれないという経験則からくる
管理職の人から見ればくだらない内容でも許すことが大切でつながることがスタート

「情報」の鍵はインプットの習慣であり
インプットのないところから感度のいいアウトプットはでてこない
コレに関しては勉強癖ですね


組織内でのオープンな情報共有が生産性をあげ大企業に勝る生産性を実現する可能性が起きる

ウェブ2.0風に言うと
社員のブログであろうが企業の公式サイトであろうが検索エンジン場では関係がない
例えば、「デジパ」と検索をしたとき一時、公式サイトではなくG君の社員ブログのほうが検索エンジンの上位にあったという時期が存在した

これまでの一方的な力関係が成り立たなくなるのがこれからの時代の変化で「集合知」が大きなテーマになる

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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