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未解決な問題

カテゴリ:経営      2006年10月18日

クライアントであるシグマコミュニケーションズの唐澤会長を訪問した
打ち合わせの途中に雑談をしていて

「金の借り方でその人がビジネスマンとして成功するかどうかわかる」
とおっしゃられた

唐澤会長は起業20年目を機に会長職になられたのだが、社長時代に自分が融資をしていた人の中に必ず毎月期限10日前に借り入れを返済される経営者の方がおられたそうだ
当時は小さな会社で銀行が融資に応じてくれなかったので自分が融資をされていたのだが
必ず10日前に返済を繰り返していたその経営者の方はそれから10年後に自分が起業した会社を売上120億の企業に育てあげたという

昨日ちょうど、ゲイヘンドリック著の「ハートフルサクセス」を読んでいて(私が今年見つけた書物ベスト1で何度も読み返している)
こんな一節があった

豊かさを生み出す強力な鍵は、あなたの金銭上の未解決な問題を処理しはじめることである
2つの主要カテゴリー「借りているお金」と「貸しているお金」を思い浮かべ、できるだけ昔まで遡ってリストアップしなさい
そして未解決なものを処理し始めなさい
一度に処理する必要はなく、プロセスを開始するという認識を持つことが大事である

要約すると以上のような内容なのだが、私はこの話には2つのポイントがあると考えている

まず、最初のポイントであるが借金を放置していると周りからの信用を失う
期限より早く返すと信用は増加する
一番良くないのは放置である
だが問題は、期限に返済できない時である
答えは返済期日までに勇気を持って次の返済策を貸し手に提示することである
期日までが重要である
経験で話をすると期日を過ぎてから返済できないと言ってくる人のほうが圧倒的に多い
でもここに大きな信用の差が生まれる

2つ目のポイントとして、2つの主要カテゴリーで未解決な問題が多いと意識が問題を抱えるので
ポジティブなエネルギーの方向に行くことに対して障害を作りだす

現実は意識がつくりだすので意識をクリアにしておくことが大切だ

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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