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商品価値の推移

カテゴリ:時流      2007年6月17日

船井総合研究所の小野氏と話をしていると、顧問先のEコマース企業の利益が最近落ち込んでいるという話になった
理由は、消費者の検索テクニックの向上により、より価格の安い企業を選択するようになったからだという

船井総合研究所の小山社長が、かつてセミナーで商品価値の推移という話をされていたのだが

1950年代 商品価値=価格×機能
1960年代 商品価値=価格×機能×デザイン
1970年代 商品価値=価格×機能×デザイン×サービス
1980年代 商品価値=価格×機能×デザイン×サービス×ブランド
1990年代 商品価値=価格×機能×デザイン×サービス×ブランド×情報
2000年代 商品価値=価格×機能×デザイン×サービス×ブランド×情報×理念

2000年代の理念とは、ISO取得やリサイクル、環境問題との取り組み等を指す
企業のISO取得やリサイクル、環境問題との取り組みは消費者の個人的利益につながらず社会的利益につながる
スーパーマーケットで買い物をする主婦が、リサイクルに取り組むお店を選択するのは「子供たちに安全な地球を残したい」という思いだ
商品の差別化をはかることが困難な時代、消費者が理念を選択する傾向は強まってきている

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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