ユーザー視点の迷わないサイト設計、全ページのコーディング(ソースコード)改善で、SEO効果も最大限に発揮。

キョーリン製薬ホールディングス株式会社

ユーザーが迷わず、
検索エンジンにも評価されるサイトにリニューアル

創薬ビジネス・新医薬品事業をコアビジネスとして、市場の拡大するジェネリック医薬品、ヘルスケア事業を展開し、「治療」はもちろんのこと、「予防」「健康増進」にも貢献するという発想から必要な製品・サービスを提供するなど、幅広く"健康"に貢献する事業を展開し、複合ヘルスケア企業を目指すキョーリングループ。

今回リニューアルの対象となったのはそのグループサイトと、グループの中核企業であるキョーリン製薬のオフィシャルサイトでした。

デジパを選んだ理由を、経営企画部 IR・広報グループ(当時) の星氏は、

「せっかくウェブサイトのリニューアルをするのであれば全力を尽くし、良いものを作りたいと思いました。この考え方に最も共感して頂いたデジパ社は企画提案から企画内容の調整、実作業での細かいアフターフォローまでサポートして頂きました」

と語ってくれました。

デジパを知ったのは、デジパが独自にウェブサイト調査・分析を行い、業界ランキングを作って送付した資料がきっかけ。基本情報、情報発信・好感度、ユーザビリティやSEOなど50項目に及ぶ評価項目を分析評価し、医薬品上場企業70社を比較したものでした。

サイトリニューアルのディレクターを務めた加藤は、

「旧サイトでは各ページタイトルの命名ルール、ナビゲーションの統一性や操作性といったユーザビリティ、およびHTMLコーディング等におけるアクセシビリティに、多数改善すべき点がありました」

と語ります。

そうした問題に対してデジパでは、ターゲットユーザーを主に株主、投資家と明確に想定し、事業内容やIR関連の情報へのアクセスが容易、かつ十分な情報量を持つようコンテンツを選定した上で導線・構造設計を行い、また、検索エンジンでも適切に評価されるよう、全ページのコーディング(ソースコード)を改善ていきました。

サイト管理面にも配慮し、ニュースリリース、IR情報など頻繁に更新を必要とするコンテンツにはCMSとしてSix Apart社のMovable Typeを導入し、広報担当者様による情報更新のスピードと作業コストの大幅な削減を図りました。

検索順位と回遊率(平均ページビュー)ともに良結果、
期待以上の効果も

動き出してからわずか3ヶ月で納品された2サイトは社内外で評判がよく、リニューアル目的の一つであったSEO効果を順調に達成し、Google検索「キョーリン」でキョーリン製薬サイトが1位となるばかりでなく、他のキーワード検索順位の上昇やその他の波及効果等、期待以上の結果が現れてきています。

例えば、ビックキーワードである「製薬」でのYahoo!検索順位が200位以下から8位(Yahoo!にて1ページ目掲載、2009/6データ)へ上昇、「杏林」での検索順位上昇等もみられました。また、回遊率(1ユーザー辺りの平均ページビュー)も、リニューアル前と比較して約2倍に上昇。露出と認知が増えたのを機にウェブデザイン評価サイトに掲載されるなど、予期していなかった評価も得られています。

今後は、アクセス解析ログの結果を基に、更なるコンテンツ拡充を実施し、より付加価値の高い情報をユーザーに発信できるようなコーポレートサイト運営を進めていきたいとクライアントもより一層のブラッシュアップに意欲を燃やしておられます。

創薬ビジネスと新医薬品事業を中核に、ジェネリック医薬品事業やヘルスケア事業を展開し、複合ヘルスケア企業を目指すキョーリングループ。そしてグループの中核企業であるキョーリン製薬。

グループサイトとグループの中核企業であるキョーリン製薬 2サイトのリニューアル。CMS導入で情報更新スピードと作業コストの大幅削減が可能なっただけでなく、期待以上のSEO効果も現れました。