アクセシビリティへの配慮により、アクセス環境に依存しないウェブサイトを実現、情報伝達の確度を高め、機会損失を回避

インターネットの利用が一般化し、WWW(World Wide Web)を利用するユーザーが飛躍的に増加した現在、そのユーザー環境も多種多様になっています。しかし、これら様々な環境でのアクセスに対して、特定のハードウェア、ソフトウェア、設定等に依存したウェブサイトでは、その環境を持たない、あるいは持てないユーザーにとって情報を取得することが困難になります。これはユーザーに不便を強いるだけでなく、企業にとっても大きな機会損失をもたらします。

アクセシビリティとは、このような様々なアクセス環境に対して、特定の環境に依存せずより多くのユーザーに確実に情報伝達を行うためのものです。アクセシビリティに優れたウェブサイトを構築する上で重要なのが、W3C(World Wide Web Consortium)を初めとした国際的な標準化団体が策定する国際規格群、「Web Standards(ウェブ標準)」です。国際的な標準仕様として定められた規格に準拠することで、様々なユーザー環境に対応した汎用性のあるウェブサイトを構築し、情報伝達の確度を高めることで機会損失を回避します。

ウェブ標準 / アクセシビリティ準拠サービスイメージ図

ウェブコンテンツJIS、WCAGへの準拠により優れたアクセシビリティを実現

国内外を問わず、アクセシビリティに対する注目が高まる中、障害を持つ方や高齢者に対するウェブサイトのアクセシビリティガイドラインを定めた国際標準規格、「WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)」、国内標準規格である「JIS X 8341-3:2004(高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ)」といったアクセシビリティガイドラインの整備も着実に進んでいます。

デジパでは、これらアクセシビリティガイドラインに適合したウェブサイトの構築にも対応。アクセシビリティ専門スタッフが、既存ウェブサイトに対するアクセシビリティ調査から、サービス導入にあたってのコンサルティング、実装、保守までをワンストップでご提供。アクセシビリティに優れ、より多くのユーザーに情報をお届けするウェブサイトを作り上げる体制を整えております。

ウェブ標準準拠コーディングサービス

ウェブサイト制作の工程のうち、(X)HTML、CSS等のコーディングのみを行うサービスもご提供可能です。

ウェブサイトのテキストデータやデザインデータを入稿していただき、デジパで「Web Standards(ウェブ標準)」に準拠した(X)HTML、CSSコーディングを行い制作したウェブページのデータを納品いたします。デジパでは社内でコーディングガイドラインを作成し、ソースコードの品質管理に力を入れているため、高いコーディング品質でご提供が可能です。

納品までの流れや、対応ブラウザ、料金についてなど、詳しくはお問い合わせ下さい。

音声読み上げASP vds

音声によるウェブサイトの読み上げを行う場合、今までは何らかのソフトウェアを訪問者のパソコンに導入する必要がありました。

音声読み上げASPである、「Voice Delivery System(以下、vds)」を使用することでJavaScriptが有効なブラウザソフトがあれば、簡単に音声による読み上げが実現可能になりました。読み上げに必要な音声は、vdsの専用サーバから動的に音声合成されるので、ウェブサイト側では読み上げさせたい文字列を用意するだけで音声読み上げ機能をウェブページに実装することが可能です。

※音声合成、配信ウェブサービス「vds」は株式会社ナレッジクリエーションの商標です。

アクセシブルなフォームの作成

既に公開、運営されているウェブサイトのお問い合わせフォーム等、メール送信フォームを、各項目、フォーム部品の配置やソースコードを検証し見直すことで、アクセシビリティに優れたフォームに改善します。

また、改善後は、再度アクセシビリティチェックを実施しアクセシビリティが確保されたことを確認します。