デジパOBが立ち上げたYADOKARIから『月極本2』が発売されました

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デジパOBが立ち上げた「YADOKARI」

大人気『月極本』の第2巻が発売されたそうです!

デジパにもプレゼントでお送りいただきました♪


読んでみて

非常に読みやすく、すんなりと入ってくる一冊。

一番心に沁みたのは「YADOKARI×松本紹圭氏」の対談の中にあった
「未来を先送りしてしまう」というお話でした。


ちょっとだけ内容をご紹介させてください。


-「人間はニンジンをぶら下げた馬のように今を犠牲にして未来という幻想を求めてしまう生き物。それは言い換えると1本の連続した時間の線上を移動しているだけで、昨日までの連続の上に今日、そして明日があるという発想です」。

-「確かにそれはそうなのですが、その考えていくと人生は惰性的になってしまいます。」


未来を追いかけて追いかけて、「今この瞬間」をリアルに感じていない。
昨日までの私が歩んできた一つの道を、今日の私、明日の私はまた歩いていくという考え。とても心に刺さりました。


そしてもう一つ。


「原因があるから結果が生まれる」という過去を振り返る考え方ではなく
「結果には原因がある」という、今起きている結果からものを見る。


このようなお話がありました。


私たち人間は「こうすればよかった」と過去を嘆き悔やみ、「こうなりたい」と未来を思う。人間は考える生き物ですから、思考がめぐりたくさん考えて悩むのは自然なことです。私もそうです。


でも、それでは「過去」と「未来」で頭がいっぱいになってしまって「今この瞬間」がいつもぽっかりと空いてしまう。
過去か未来どちらかにしがみついていて、「今ここにある自分」を感じることが出来なくなってしまいます。


でもでも、「今」を感じることってすごく難しいんですよね。
私は月曜日の朝に"センタリング"の時間を作っています。
これは、いわゆる瞑想のようなもので静かなところでリラックスして「今」を感じるためのヒーリングタイムです。


でも目を閉じた瞬間頭に思い浮かぶのは
センタリング終わったらどうするかその後の予定を考えたり
今日の仕事の予定だったり
あー昨日あれやるの忘れたとか・・・


気づくと「今はどこにいっちゃったの?」という状態なんですね。


私は公園でや部屋で窓を開けてすることが多いのですが
聞こえる風の音、車の音、鳥の声、人が歩く音、自分の心臓の音などなど
「今この瞬間」を感じることってなかなか難しいんです。


でも、過去の経験からではなく「今」自分が何を感じているかで行動してみる
固定観念にとらわれず「今」私に湧き上がる感情を大事にする
過去の自分が思い描いた未来のために作った道の上をただ歩くのではなく、「今」の自分なら?で進んでみる


こうやって一旦立ち止まって、「今ここにある自分」の気持ちを大事にしながら生きてみると主体的な自分が顔を出し始め、パワーが出てきます。


忘れてしまっていたことを「月極本」はやさしく思い出させてくれました。


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「YADOKARI」Facebookページより

今回の「月極本2」は、幸せな死に方・死生観をテーマに、これからの豊かさについて様々な角度から向き合う特集対談から、YADOKARIが敬愛する詩人、 谷川俊太郎さんやフィンランドのムーミン財団さん、全国の個性派書店の皆さんなどにもご協力を頂き、一冊を通してストーリーのある内容となっています。

また、『未来住まい方会議 by YADOKARI』でこれまで紹介してきた小さな家の中から「終のすみか」という観点で22のケーススタディを選りすぐりました。今回も限定2000部での販売となります。

お陰様で創刊号は約2ヶ月で完売となりましたので、ご興味のある方はお早めに!

▼ 詳細・購入はこちらから



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