居酒屋文化

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今夜は大学時代の友人である、船井総研の小野氏と食事をしました。
いつものように、とりとめのない話で盛り上がったのですが日本の「居酒屋文化」に関して小野氏が熱く語りました。
「居酒屋」という文化は、日本独特で他の国には見られないものだということです。
オフィスを出て、家庭に帰らず会社の同僚と仕事の話をする人種は他に類がなくさらに会社について語ります。
欧米では、同僚と飲むときは趣味や家庭の話題で盛り上がるそうです。
つまり、居酒屋という文化は残業なのです。
これは、日本のビジネスマンが持っている「仲間意識」「グループ意識」がもたらすもので居酒屋はブレストの場なのです。
これは、日本企業の強みです。

一時、「グローバルスタンダード」という言葉が流行りアメリカ型の経営が持てはやされましたが、最近では聞かなくなりました。
アメリカ型の経営は、同僚は皆ライバルであり、経営者の仕事は社員数をいかに減らして利益を出すかという考え方が主流です。

私は、日本流経営が再び世界的に注目されると思います。

私は経営者として、「仲間意識」を大切にしています。
そこに、「人生の楽しみ」があると思うからです。