エネルギー

2004年11月26日

朝ごはん

社員のG君と午前中、クライアントの会社に打ち合わせに行く。
専門学校を経営しているこのクライアントは就職率の高さがセールスポイントである。

就職する学生の20%は学校が何もしなくとも内定先を見つけてくる。
60%の学生が就職課がフォローすれば内定を取れる。
問題は残りの20%である。
就職活動をしようしない。
就職活動をしないので内定が取れるはずがない。
いわゆる無気力層である。

最近、無気力層が存在する。
この層はなぜか都会に多い。
M役員と話し合った結果、朝ごはんに行き着いた。
70年代の和食が世界で一番の健康食だった。
日本の、土地が豊かだったからである。
ところが、最近朝ごはんを食べない人が多い。
小学生ですら朝ごはんを食べていない子供がいる。
そこでG君に質問した。
「朝ごはん食べている?」
「カロリーメイトを食べています」
「...............M役員と二人、思わずうなった」

クライアントのコンサルティング会社でも、今の経営課題は20代の「うつ病」である。
日本人のストレス耐性が弱くなっている。
入社時の知性は高いが、ストレスで潰れていく。

企業が「朝ごはん」指導する日がやってくるかもしれない。

2004年11月12日

事業に対する思い

クライアントの社長より新規事業のプロモーションを打ち合わせしたいということで訪問。
MTGには、タブブラウザを開発したLunascapeの社長、近藤氏も参加。
Lunascapeは現在、15万人のユーザーが利用している。
ビジネスロジックがまだまだ甘かったが、おもしろい話だった。
このビジネスをしていると、新規事業の事業計画書を見る機会は多い。
私は、新規事業成功の数式は事業計画書の完成度
40%、参加者の情熱とスキルが60%と考えている。
一時期、事業計画書のみで億単位の資本を集める人がいたが失敗したビジネスの方が多い。
大概のケースで参加者の情熱とスキルが不足している。
プレゼンテーションは上手いのだが、薄っぺらさを感じさせ儲かる数字を強調する傾向にある。
今回のMTGで、一番面白かったのは
Lunascapeを4年かけて開発した、近藤氏の思いであった。寝食を忘れて、何かを作り出した人からはエネルギーが伝わる。
決してプレゼンテーションは上手くなかったが、本気で何かを実現させようという人のエネルギーは伝わるものである。

2004年11月01日

自分流

友人のワイキューブの安田氏に呼び出され神楽坂のBARへ、そこでクライアントの社長通称パッキーと合流。3人とも大阪出身でほぼ同世代ということもあり飲んでいて話がはずむ。
私は、夜は基本的にプライベートタイムという考え方をしているので接待はやらない。
というかできない。
20代前半の頃、日本には接待という言葉が大流行でビジネスは北新地で作られる。とまでいわれてた時代があったが、私は接待というものが苦手で会社を経営し始めてからも記憶にない。
ほとんどの場合は、クライアントと人生の価値観が似ていたり波動があったりして飲み友達になる。
だいたい飲んだくれると最後ののテーマは、「日本の未来」である。意外と真剣なテーマで飲んでいるので、最近の社長なんてまじめなものだ。
「類は友を呼ぶ」というが自分流で生きていると自分のエネルギーに似た人が集まってくる。
お客さんは営業マンに似るとよく言われるがその通りで自分のエネルギーが人を惹きつけているのである。
一昔前は、太鼓もち営業のようなことができる人がもてはやされたが
今は「自分流」が一番である。
価値観を共有できる、社員、クライアント、友人に囲まれて生きることができれば人生は豊かになる。


2004年10月30日

100キロ完歩

朝6時に、愛知県刈谷の明石公園集合。参加者320名のうち、なぜかネット系のビジネスをしている人が2割位いる。楽天ショップの店長のクチコミで広がっただけあって楽天関係者が多い。7時に一斉スタートし翌朝5時半に伊良湖をゴール。
途中、雨、雷、雨、、、、でしたが
100キロ完歩しました
22時間22分のぞろ目です
いやー本当に感動、感激、感謝です。

これで禁酒めでたく終了です
あーストイックだった。

なにが素晴らしかったかというと
ボランティアスタッフの献身的なサポートでした。
チェックポイントは野戦病院状態でしたが
サポーターの人のためにがんばろうという気持ちになりました。
個人競技でありながら、参加者の中にも一体感があり
イベントの盛り上がりが素晴らしく
最後に、完走した人もリタイアした人も気づきをシェアしあい
感動の渦の中でイベントが終了しました。

私は、月曜日に社員にシェアしたら3人が来年の出場参加を表明し
私はボランティアで参加することにしました。
いやー来年が今から楽しみです。

主催者の七福醸造
地元で、「嫁さんもらうなら七福醸造の社員をもらえ」という伝説があるほどの
理念型の企業で、私も犬塚社長のファンになってしまいました。

今回の気づき
「どんな大きなことも、一歩一歩の積み重ね」
でした。


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2004年10月25日

起業家になる奴はオーラを持っている

午後に提携の打ち合わせにT社長が来社。
彼とは3年ぶりに再会したがその当時からいいエネルギーを出していた。
当時、彼は21歳でネット企業に勤めていた。
創業して2期目に入ったそうだが業績を順調に伸ばしており目標はカルロスゴーンのような大企業を立て直すような経営者になることだそうだ。
話をしていると、もともと経営者志向があり自分を成長させるためにいろいろな職業についたという。
デジパでは新卒採用を創業期から行っており、昨年も会社説明会に500名の応募があった。
そこで「どうすれば経営者になれますか?」という質問が一番多い。
答えは簡単で「なにがなんでも起業家になる」と決めることである。
ほとんどの学生が「将来、経営者になりたい」というが「なにがなんでも経営者になる」という人はほんのわずかである。
意志することコミットメントすることが一番重要である。
その瞬間から意識と行動が変わる。
ちなみに私は22歳の時にコミットメントした。
コミットメントすると意識が変わる。そして、その瞬間からその人のオーラが変化する。
T君には3年まえからそのオーラがあった。
そのオーラが起業に必要な要素を集めるのだ。夢の実現はコミットメントの強さでほぼ決まる。
これに関して、私は20代に研究したがVOICEから出版されているマイクマクナスのソースが私のお勧めで、社員や友人にプレゼントすることが多い。
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