「意志の力」と「丹田」の関係

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6ヶ月コースのクライアントの伴走をしていて最近、感じることがある

現実創造という観点で、成果の出る人には特徴が3つある

1、「意志力の強さ」

2、「自分を感じる力」

3、「素直さ」

初回は3時間かけて、クライアントと6ヶ月間の設計図を書く

「空き家再生の新規事業をスタートさせる」「自分の講座をつくる」「CDを発売する」「都会を離れて自然環境のある場所に仕事場と住居を移転する」等等

設計図は人様々なのだが、ここまでは大概上手くいく

それを実現させたいから私の所に来るので

問題は、ここから先である

6ヶ月もあれば、色々なドラマが起きる

「デーモン(障害)が行く道に現れたり」「社員が辞めたり」「取引先との入金トラブルが起きたり」

新しい事に取り組むとき「変容」を起こそうとするので「通過儀礼」が起きる

本気度を問われるのである

あるいは、過去の自分を置いていく作業に入る

ここで「意志力の強さ」が鍵となる

本気でCDを発売したいと思っているのか?

なぜ空き家再生の新規事業をやりたいのか?

「意志力」は「腹」である

言い換えれば「丹田の力」

かつて日本には「切腹」という武士の慣わしがあったが、腹は急所ではないのですぐに死ぬことはない

あれは「腹の太さ」を見せたのである

「腹が据わっている」

「腹から声を出す」

「腹わたが煮え繰りかえるほど怒っている」

「腹が立つ」

など「腹」にまつわる言葉が多くあるが

「腹」はパワーの源である

そして「意志」と繋がる

「怒り」を抑えている人は「腹」の力が弱い傾向がある

このタイプには、過去に封印した「怒りの感情」を出すセッションをすることがある

また、ヨーガには、古来から「クンバカ」という修行方法がある

息を止めて、自律神経を整えるのである

これは、止息する時に「腹」を使う

私は30歳代には、「クンバカ」、又の名を「止息法」が好きだった

エネルギーを整えるのに有効なので、ハードワークな人は、朝に実施すると効果的である

最近、四国八十八ヶ所のお遍路を始めた

オンラインセッションが増えたので、四国でも仕事できるに違いないと思い、始めたのだが、流石に、白装束でZOOMで現れたらクライアントは驚くが

「ご利益がありそう」「相変わらず自由人ですね」など、コメントをいただき、概ね好評である

これも「腹」「丹田の力」が鍛えられるという実感がある

1200年続く行法には、意味がある

まだ、37番岩本寺だが、見えない力が宿っていくのを感じる

「意志の力」を強めるには、根性論ではなく、「腹」を鍛える必要がある