私の経歴から、新規事業系の案件が半分近くあります
セッションのためのグッズで、必須品が、大きなスケッチブックとシンギングリンです
私の場合は、ビジュアルが浮かんでくるタイプなのでスケッチブックでフリーハンドの図や絵を書いて表現します
もう一つは、文字と数字に囚われるタイプの経営者もいるので、枠を外すのにもスケッチブックは有効です
例えば罫線のあるノートだと、罫線が邪魔になることがあります
初回は、2時間のカウンセリングを行います
まずは「傾聴します」
その中で、気になったキーワードが出てきたら「質問」します
(キーワードの例)「頼れるメンバーが社内にいない」「地方では目立った動きはできない」
「新規事業を創る」をテーマにカウンセリングすると多くの場合、クライアント経営者が自ら設定している「ブレーキ」に出会います
私は、この「ブレーキ」にフォーカスします
心理療法では、これを「ビリーフ」や「観念」と呼びます
これは、深層心理の中にあるもので、クライアントは認知していないのですが、多くの場合、人は同じパターンを繰り返しています
先日も、「空き家再生事業」を新規事業でやりたいというテーマの役員会でのセッションでは、「全部自分達でやらなければならない」という「ビリーフ」が出てきました
そこでの私の質問は、「外注したらダメなのですか?」でした
「自分がやらなければならない」ビリーフが強い組織にありがちなパターンです
「経営者あるある」なのですが
「俺が、頑張らなければ社員はついてこない」
「俺が、常に正しい判断を下さなければならない」
よくある中小企業パターンです
(創業期はこれが必要で必勝パターンでした)
組織の「ブレーキ」を見つけたら
そこを質問しながら、気づいていない「ブレーキ」を認知してもらいます
丁寧に「ブレーキ」を紐解いていくと、幼少期に身につけた観念と出会うことがあります
例)父親が経営者で「お前は、人と同じではダメなんだ。小学校レベルなら、圧倒的な結果を出しなさい」等、
「頑張らなければ親父は褒めてくれない」と言う観念(ビリーフ)を持ちます
一般的な「経営コンサルティング」と私の「ビジネスセラピー」の違いは「ブレーキ」を見つけたら「心理療法」を使うことです
幼少期に持った観念は、その時期は欲しいものが手に入ったので彼には必要だったのです
(「頑張れば父親に褒めてもらえる」)
企業の創業期も同じです
社長である自分がオールラウンドプレイヤーでなければ、会社は成り立たなかったのです
観念(ビリーフ)は、過去に必要で、その時の正解だったから持ったのです
私のセッションでは、過去のパターンに「気づく」
同じことを繰り返していることを「認知」することから始めます
そのループの外に出て、新しいイメージ、設計図を作成するためにセッションを実施するのですが
「エンプティチェア」(ゲシュタルト療法)と言う椅子を使って組織図を作る手法を使ったり、インナーチャイルドワーク、シンギングリンを使った療法を、ケースバイケースで、実施します
「新規事業」は誰しも、「ワクワク感」と多少の「恐怖心」が起きます
但し、失敗癖がついていたり、やろうとする内容が実体より大き過ぎると「恐怖心」の方が大きくなります
恐怖心が強過ぎると「意識」が狭くなります
「意識」が狭くなると、新しいアイデアが湧いてこないのです
よく、会社の会議室でブレストしても新しいアイデアが出て来ないというケースは上記が当てはまる場合が多い
そこで「意識」を広げる為の心理療法を使います
そんな時、まず、頭の中を「0ポイント」「空」にするために、最近、「シンギングリン」を使っています
「シンギングリン」は音の波動を使って脳波動をα波やθー波に、共鳴してくれる役割を果たします
マインドフルネス瞑想に入れないと言うクライアントが多くいたので、取り入れたのですが、私自身も、毎朝、これを使って、自分のリズムを整えています
元来、心理療法、脳科学に興味があり私は研究していました
20年前なら、「シンギングリン」を使ったセッション等を企業研修で取り入れることは考えもしなかったのですが、目に見えないウイルスが世界を変えた現代だから、目に見えないものに注目される面白い時代になりました
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お試しセラピーは以下より