「ビジネスマンは感情を出してはいけない」
それって本当ですか?
論理的思考論は、随分ビジネスの世界において議論されつくされてきた
私も、社会人新人時代は「論理的に考えろ」と上司によく言われた
一方、ビジネスの世界においては「感情」がなおざりにされて来た感がある
先日も、クライアント企業の役員のビジネスカウンセリングを行ったのだが、頂いたお題は「マネージメント力をあげる」
「マネージメント力をあげたいのです」
このリクエストはいつの時代も多い
私も経営者歴が長いので、組織論と並び、このテーマは考え続けた
「KPT」「アクションプラン」「KPI」「バイロンケーティワーク」等、フレームワークはいろいろ試してきた
一定のフレームワークがあれば、確かに楽だが、最終的にはリーダーの「Being」「在り方」であると考えている
私の体験談、私のノウハウをクライアントに語ることはいくらでもできる
でも、それは、私が「自分らしく生きる」という「素でありたい」という欲求から生まれたものだ
今回もカウンセリングキーワードで
「人が辞めると自分に責任を感じる」「育つ人と育たない人がいてて、育たない人がいると自分の力不足を感じる」が出てきた
想定外で上手くいった出来事ってどんなことがありましたか?
という質問に対して
「ストレスが限界で、『もうやってられるかー』とメンバーに怒りをぶつけて職場放棄した時に現場が意外に動いていました、普段、感情は出さないのですが、我慢できなっくて」
リーダーが感情を出した時に、「チームが動く」
これは、あるあるパターンだ
最近読んだ本で「ハートドリブン」アカツキ代表の塩田さんが書いた著作が面白かった
アカツキは今や一部上場企業だが、まだスタートアップ時代に、塩田さんのハードワークが原因で血尿が出始めたとき、「俺は何のために会社やっているんやろ」と自問自答して、ある時、会社で「俺はもう限界や」と役員会で涙した体験が著書に書かれていた
そこから会社が変わり、「つらいと言ってもいいんだ」「我慢しなくてもいいんだ」「感情出してもいいんだ」ということを知り本のタイトルが「ハートドリブン」になったそうだ
「論理的に考えなさい」つまり思考を使う
脳で言えば思考は「左脳」と繋がっている
だが、人は「思考」と「感情」が繋がって統合される
「左脳」と「右脳」がつながって統合される
人は統合されていくと、人としての「存在感」が出はじめる
今回のクライアントも「感情を出してはいけない」という観念(信念体系)を持っていた
これを持っている人は多い
なぜなら、入社した時からそういう教育をされてきているから
カウンセリングのゴールとして、「感情を出してはいけない」という観念のメリット、デメリットを一緒に探求した
「感情に蓋をすることによって、失なっているモノが多い」
ということに気づいてもらえたセッションだった
*コロナウイルスの影響で社会が不安定になっているので「ZOOMによる投げ銭カウンセリング」を始めました。
内容は、特に限定しません
・カウンセリング
・アドバイス
今、活用してもらえそうな私の経験値
「銀行のリスケ交渉」「数多くの事業撤退の体験」「事業売却」「南房総での田舎暮らし」「座禅断食」「二拠点居住」「瞑想」「気功」「世界30か国以上の放浪体験」等
希望される方は、お問い合わせフォームからでもいいですし、ダイレクトメッセージでも大丈夫です
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