リーマンショック時の銀行リスケ体験談

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 今回の経済的ショックは、2008年のリーマンショックを超えると言われていますが、私のリーマンショック時の銀行リスケの話をシェアしておきます
当時、新規案件の受注がほぼストップしていまい、2事業の事業売却を実行しました

 それでも、銀行借入が約3億円あり、自分で試算すると5か月後にキャッシュアウトを引き起こすという数字が出てきました
私の経営方針は6か月分の固定費のキャッシュを持つということを持論にしてきたので、5か月後のキャッシュアウトという数字は、経営者としての決断を迫られました

 そこで取引銀行である、三井住友、三菱東京UFJ、商工中金の3銀行に支払いのリスケ交渉を実施しました
そうすると3銀行は、「まだ、現金が残っているのでリスケには応じられない」という回答が返ってきました
話が前に進まなかったので、私は強制的に支払いを止めました
銀行口座を凍結される可能性もあったので、その前に取引のない銀行に現金を移動させました
そこからは、1年間金利のみを支払うという交渉を実施しました
交渉に3か月かかりましたが、リスケ交渉は成功しました

 ここで、明確に知ったことは、銀行員は会社員であるという事実です
それに比べて多くの経営者は、銀行借入に対して個人保証を入れ、社員の給与を支払い、自宅担保に入れておられる方もいます

 この交渉期間中に腹の括り方が経営者とは違うことを私は知りました

 結果的には、1年後も再度の交渉を行い、2年間利子のみを支払うというやり方で生き残りました
この間、多くの友人経営者の会社が破産したり、自己破産したりしましたが、私の場合は勇気を持って早めに交渉に入った事が吉となりました

 私も、初めての体験で、当時はものすごい恐怖の中にいました
でも、その恐怖は自分が作り出した妄想なのでした

 今、多くの人が、自分が作り出した「妄想」の中で生きている感じがしています
確かに社会不安は強いですが、「事実」と「妄想」を分ける必要があります
それが分けられると、生きることが楽になります

コロナウイルスの影響で社会が不安定になっているので「ZOOMによる投げ銭カウンセリング」を始めました。

内容は、特に限定しません

・カウンセリング

・アドバイス

今、活用してもらえそうな私の経験値

「銀行のリスケ交渉」「数多くの事業撤退の体験」「事業売却」「南房総での田舎暮らし」「座禅断食」「二拠点居住」「瞑想」「気功」「世界30か国以上の放浪体験」等

希望される方は、お問い合わせフォームからでもいいですし、ダイレクトメッセージでも大丈夫です

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