赤峰勝人氏の百姓塾実践編

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大分の臼杵市にて行われた、赤峰勝人氏の百姓塾実践編に参加した
農場では、夏野菜の苗つくり、堆肥つくりを教わり、夜は通常座学なのだが冒頭で「そろそろ、日本社会の仕組みの成り立ちを話してもいいかいの」といつもの大分弁で「潜象物理」について語り始めた

「潜象物理」を伝えたのは、古代日本に存在したカタカムナ文明で人が持つ能力の90%がアワ(潜在意識)で10%がサヌキ(顕在意識)で、アワの部分を使わないと人は幸せにはなれないと解いた
アワの能力は目に見えないものだが、名を持たない先住民部族はみんなこの能力を使っていた
とことろが、世界を支配するエネルギーは名を持たない部族であるネイティブインディアン、アボリジニ、アイヌ等を抹殺し、その文化を潰した
そして、名前、戸籍、所有の制度を作り上げ、人と人とを戦わせる仕組みを作りあげた
怒りは我からきている
我は名からきている

飲んだ席では、農以外にもこのような話をされるのだが公の講義でここまで赤峰さんが話されるのを初めて聞いた
本当の事を話しても理解できる時期に入ったので今回は話したとおっしゃられたが、3年前だと私も「我は名からきている」と言われても理解できなかった
でも、今はなんとなくわかる
もちろん頭のレベルで腑には落ちていない

名前があるから、戸籍制度が出来て、所有ができる
例えば土地など誰のものでもないのだから

天外伺朗さんが著書「GDPからGNHへ」の中で、日本の農業を変える人として、木村秋則、赤峰勝人、川口由一の3方を選んでおられたが
最近の木村さんの著書を読んでも、目には見えない不思議な話が出てくる
赤峰さんも言っているが、百姓をしていると理論で解明できないことだらけで不思議な体験を多くするという
植物が光と水を使ってデンプンを作り出す原子転換にしても説明できる学者は存在しない
鳥インフルエンザは、原子転換による自然発生であると赤峰説を唱えるが、極めた人は凡人が見えないものが見えるのであろう

赤峰さんは、百姓としてより病気治しの達人としての方がファンが多いのかもしれない
延べ1万人を超えるアトピー患者を診ていたり、不妊治療に門を叩く人もいたりする
現在、子供の6人に1人が何らかのアレルギーを持つと言われるが、その原因の多くが食であると言う
化学物質を含む食品は、体に蓄積されそれが病に繋がる
遺伝子組み換え作物は種が芽を出さないので食べ物としての命をもたない

自然の食物には気がある
食を変えれば気が変わる

私も赤峰さんと3年前に出会ってから、食事を玄米と自然食を中心に変えたが「怒り」の感情が随分減ったのを感じる

潜在意識と顕在意識の話は、沢山書物が出ていて多くの事例もあり実践する人も増えてきたし、所有からシェアリングは時代のテーマになっている

時代の変わり目だが、おもしろくなりそうです