「SQライフ」が後援する「心をみつめ、いのちを見守る愛ある医療とは」~現代医療よ、魂を語ることを怖るるなかれ~が、世田谷区民会館ホールにて開催された(もっとも、後援といってもウェブサイトで集客を手伝っただけなのだが)
おせじにも著名人が集まったイベントではないのだが800人を超える人が参加してくれた
生きていれば誰でもが経験する病や老いや死、あるいは人生の困難、苦難、試練を「魂の目覚め、魂の成長・進化」の機会にし、本当に自分の魂が歓ぶ生き方に歩み出そうとする人たちをどうサポートしていけるのか、死を包含した生をどう生きるのか。
そして、人生の試練を大いなる存在からの贈り物にするにはどうしたら良いのか。患者も医療者も共に幸せや安心を感じられる、より良き医療とは何か、西洋医学だけに囚われない「新しい医療」への道を開いていくには何が必要なのか・・・。
このようなテーマを患者、元患者、患者の家族、医療者、このテーマに関心のある方々が、同じ目線で、対等に話しができる場、考える場をつくるというのが主旨で開催され
講演:鈴木秀子(国際文学療法学会会長・国際コミュニオン学会提唱者・文学博士)
櫻井秀真(地球マネジメント学会評議員・元患者)
岡部明美(ワークショップ・トレーナー/セラピスト/東海ホリスティック医学振興会顧問/元患者)
伊東充隆(医師/セラピスト/青空禅フォーラム主宰)
堀エリカ(看護師/医療コーディネーター)
ライブ:コクーン(ママさんユニット)
で盛況中、終了した
イベント終了後の懇親会で多くの参加者と話したのだが、精神科医に行ってもうつ病は治らないと感じている人の多さ、このテーマ(魂の成長・進化と病気との関連性)に関する現代人の関心度の高さを感じた
医師である伊東充隆氏の講演の中で印象的だったのが
「死を一番怖がっているのが医師である」
20世紀の医療テーマは「抗」、例えば、抗癌剤、抗ウツ剤
21世紀のテーマは「共生」であるという、病といかにいっしょに生きれるかである
生き方が悪いから病になるんだいうメッセージを与える考え方も増えてきたが、そうすると患者は自分が悪いんだとレッテルを貼ってしまう
「共生」は、経済界においても21世紀のテーマであると私は考える
カーシェアリング、ワークシェアリングという言葉が経済紙を賑わすようになってきたが「共生」という生き方を模索してみたい