今年も100キロ

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今年も、デジパではすっかり恒例になった「三河湾チャリティー100KM歩け歩け」に先週の土曜日から参加してきました

参加者7名、サポーター3名の10名で愛知県の三河安城に駆けつけました
台風にぶつかるという悪条件で、今年は全員完歩とはいきませんでしたが、完歩した人もリベンジーの人もサポーターも良い体験でした

普通に考えると雨の降りしきる中、100キロを歩き通すなんてばかばかしいことです

でも、最近の現代人は頭を使うことばかりが多く体を使って本気で何かをやりきるということがだんだん少なくなってきています

私は今回、90キロのチェックポイントでデジパのスタッフ2名とサポーターで参加したのですが、最終地点のためさながら野戦病院を思わせるような光景でした
そこではチェックをするだけではなくマッサージをしてあげたり、声をかけて出迎えてあげたりして参加者が何とかゴールできるようにサポートします
最初はたどたどしく見知らぬ人に蚊の鳴くような声を出していた初サポーターのM君(昨年完歩)も、必死でゴールを目指す人を見ているうちに次第にボルテージがあがり大声で声をかけたり、不慣れなマッサージを思いをこめてやり続けていました
そこには、ただゴールをして欲しいという思いだけがあります
夜12時から明朝10時までサポートをやり続けたのですが人間というものはそこに浸りきれると恥かしさや、マッサージに対する自信のなさ、時間の観念を超えてしまいます
これが大事なのです

火事場の馬鹿力は非日常です

非日常で本気になると普段は見えない自分の力や素晴らしさを見ることができます
これを潜在能力というのかもしれません

「桐谷さんのブログを読んで、このイベントに参加しました。90キロ地点でお会いできるのを楽しみにしていました」
と声をかけて下さる参加者の方もおり、昨年はこのブログを読んだ高校の同級生が参加してくれたのですが自分のシェアーがリアルに届いているかと思うとすごくうれしい気分でした