サイトの評価

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先週、アイレップの高山さんをサイト売買案件の最終打ち合わせのために訪問したのだが、今期最高益を出されていて大変エネルギッシュだった
打ち合わせを終え、サイト売買の市場性等について意見交換をした

サイトストックでは、サイト売買の仲介ビジネスを人材紹介ビジネスに近いという考え方を私たちは持っている
例えば、中古マンションの流通の場合だと資産価値は誰が買おうとも評価が大きく変わることは少ない
但し、サイトの資産評価に関してはある企業にとっては50万円評価でも、主力事業の周辺サービスを行う企業なら5000万という100倍の評価がつくケースがある
また、M&Aと大きく違う点は、人が動くケースが少ないので所有権の移転後に資産が大きく下落するという可能性は低い
インターネット業界のM&A失敗の大半のケースは人人材の流出である
文化の違う会社がM&Aを実行して文化を変えると人が流出するというケースは多く、インターネット系企業は他業界に比べて企業文化の特色が強い
平成2年、リクルートをダイエーの中内さんが買収したがリクルート文化には一切手をつけなかった点に、1兆円の有利子負債をほぼ完済しV復活を遂げたリクルートの成功があると言われており企業文化を買うことは難しい

サイト買収に関しては、主力事業の周辺サービス、自社インフラを使ってシナジーを出せるものが上手くケースが多く人材紹介ビジネスのようなマッチング性が大事だ