マイネットジャパンの上原仁、保田隆明、ガ島通信の藤代裕之さんの共著で「口コミ2.0」が発売された
ブログやSNSが情報の伝播スピードを加速化させ消費者に影響力を持つようになった今日、CGMを口コミマーケティングにいかに繋げるかをわかりやすく解説している
著書によると、「アメリカの調査では消費者はモノを買うときに、売り手の言うことは47%、メディアの言うことは53%、他の消費者の言うことは90%信じる」という結果がでているそうだ
サブタイトルが「正直マーケティングのすすめ」で、口コミを企業がコントロールすることはできずに炎上してしまったソニーのブログを例に出し「正直」の大切さを語るあたりはいかにも彼ららしい
化粧品のECサイトを運営している友人も同じことを言っていたが、サクラを使って消費者を動かすすような行為が通じなくなりそのような行動を消費者が見破るようになった
下手な煽りは命取りになる
ブログやSNSの影響で情報の伝播スピードは広く速くなるが、その中で「正直」が大切になる
人のうわさは75日といわれるが、ネットの書き込みは75日が過ぎても残る
検索上位にある、商品批判は企業イメージダウンの致命傷となる
また、情報の伝播スピードが上がると商品のピークラインは早く到達するが落下スピードも速くなる
こんな時代は、作り上げるのに時間がかかるもの、普遍的なものが大切だったりする