傾聴型リーダーシップ

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12月27日ZOOMにて、ビジネスセラピーワークショップ「傾聴技術を磨く」を開催します

私は現場で、「ティーチング」「コーチング」「傾聴」(カウンセリング)この3つを使いわけています

日本におけるビジネスシーンで、最も理解されていないのが「傾聴」だと感じています

私が、ビジネスの世界に入ったのが1988年でした

この時代は「ボス型マネージメント」が全盛で、そのマネージメント手法が成果を生んでいました

ところが、1990年代に入ると、日本において「大量消費大量生産」の翳りが見え始めて、組織マネージメントの迷走が始まりました

一時、欧米型の「能力主義」を大手企業は取り入れるのだが、日本の組織には合わず2000年の前半に修正が始まります

その後、組織論においては、著書「ティール組織」が売れるのだが、各論が見出せずトーンダウンしていきます

そして、googleのアリストテレスプロジェクトが導き出した「心理的安全性」が注目を浴び始めます

「安心安全な場」を作ったチームの生産性が一番高かったというエビデンスが発表されたのです

心理療法の世界でも、「ポリヴェーガル理論」では安心安全であると感じることが、副交感神経の80%を占める迷走神経に影響を与え、人の対人関係的行動を促進させるというエビデンスが注目され始めます

「傾聴」は「心理的安全性」の「場」作りに効果的です

また「傾聴」が深くなっていくと、リーダーと部下の関係、親子の関係、夫婦等の関係で、一緒に成長を感じ取ることができ、深い信頼関係を築くことに役立ちます。

ところが、私も30年以上にわたり「傾聴」を学んでいるのですが、自分がクリアしていない問題

私の場合は「父親問題」が大きかったのですが、クリアしていない問題を部下が持ってきた時、ニュートラルな状態で相手の話を傾聴できないのです

「モヤッとした感情」「イラッとした感情」が自動発動します

部下の問題に対して、自分の投影が起きるのです

「傾聴」は、リーダーシップを取るポジションの人は、 自分の課題を見つけることができて、メンバーとの成長のチャンスになります

私の会社で23年間に10名以上の起業家を輩出したのは自主独立性の高い社員が育ったからです

その理由は、傾聴型のリーダーシップを実践したからなのです

以下、ワークショップ概要です

<対象>

コミュニケーション力を高めたい方

部下との関係性を深めたいリーダー層

「傾聴」というテーマに興味のある方

<内容>

ZOOMによるオンラインワークショップで、参加者とファシリテーターとのオープンワークを中心に「傾聴」を学んでいきます。「傾聴」「コーチング」「ティーチング」の違いと目的をレクチャー。私は現場で、3つを使い分けるので「傾聴」と「コーチング」の使い分けも今回のテーマにしています。

<プログラム>

・アクティブリスニングによる傾聴とは(レクチャー)

・ファシリテーターとのオープンカウンセリング

・参加者同士のワーク

・シェアリング

<定員4名>

*ZOOMでの顔出しお願いします

*参加者のワーク内での内容に関しては守秘義務を守ってください

(レクチャー等はその限りではありません)

*クライアントとして自身のテーマを1つお持ちください

*金額 5千円

*日時  12/27 10:00-13:00

*申込先 https://kiritanikoji.com/contact/