起業家志望者向けに経営塾を開催します

  • 投稿日:
  • by

2/1から5日間、バンコク経由でラオスのビェンチャンへの視察に行ってきました
ラオスは、人口約656万人、中国、タイ、ベトナム、ミャンマーに囲まれ海を持たない中山間地に属します
ビェンチャンには、私がかつて訪れたどこの首都よりも穏やかな雰囲気が漂っていました
そこでテイスト・オブ・ラオスという情報誌を発行している森氏にお話をお聞きしたのですが、ラオスは政府が、国民間の競争や急激な発展を推進しないという政策だから首都に穏やかな雰囲気があるとのことでした
ビェンチャンから160キロ離れた隣の都市に移動するにも、交通手段はバスしかなく道も舗装されておらず久しぶりにハードな移動を余儀なくさせられました

宿泊したホテルのフロントの女性がスマートフォンを使っていたので見せてもらうと、それはアップルやサムスンの4G携帯でした
ラオスなど新興国は固定電話の普及を吹っ飛ばして、先行技術をすぐに導入できるので最先端技術がキャッチアップされる傾向があります

ラオスは直行便がないので、バンコクでトランジットの為に1泊宿泊をしました
6年ぶりのバンコクだったのですが、スクムビット通りの交通渋滞を避けるために地下鉄に乗ってみたらそこでの光景に一種の違和感を覚えました
車内にタブレットを持ち込み、Wi-FiでSNSの情報交換を行う、いつもの日本の光景です

道路整備、灌漑設備が整わないのに4G携帯が普及するラオス
地下鉄が出来たものの相変わらずの交通渋滞でバイクタクシーが横行する中で、日本同様、タブレット端末を電車の少しの空き時間中に利用するバンコクの若者たちのライフスタイル

一連の流れを見て、日本がモノを輸出するかつてのビジネスモデルの時代が終わったことを改めて感じさせられました
コストダウンを狙って賃金の安い国に工場を移動させるモデルは、今や韓国のビジネスモデルになってきている
そして、それすらも通用しなくなってきている

今、日本が目指すのは、世界初の技術、サービスであり、今さら世界でのコスト競争、円安政策を取っても根本的には元気にはならないということです

ラオスで、最近開発したホテルの中で一番と言われるリバーサイド ブティック リゾート ヴァン ヴィエンというところに泊まったのですが、ハードと景観は一流でしたがサービスは、日本でホスピタリティーの高いモノに触れている私たちは最高とは感じませんでした
これは、シンガポールのホテルベイサンズに泊まった時にも感じました
やはり日本人が持つ「おもてなしの思想」「わびさびの文化」「伝統芸能」は素晴らしく、それはそこで育った人でないと伝えられないし、長い年月を経て出来上がった文化なのです
それは、一朝一夕にできるものではありません

もう一度、日本のリソースを見直し、ハイブリッドに活躍する人、起業家を増やすという目的で、「経営塾」をエビス シゴトバにて開催します

対象:フリーランス /・起業希望者・スタートアップ企業の経営者


日時:2013年3月11日(月) 17時30分~19時00分
   2013年3月25日(月) 17時30分~19時00分

参加費: 各2,000円(税込)※フリードリンク付

トレーナー:桐谷晃司

経営塾で学べること・相談できること
1.フリーランスとして活動中の方が会社を設立する際の方法や注意点など
2.会社を退職して独立をお考えの方に必要な知識やノウハウなど
3.はじめて人を雇用する際に必要な知識や注意点や
4.銀行からの借り入れなど、資金調達が必要な際のノウハウなど
5.銀行交渉の実践的なノウハウなど
6.中小企業経営に必要なノウハウ、経験談、会社を存続させるためのノウハウなど
7.その他、起業、会社運営、人材採用等に関する経験談、ノウハウなど

お申し込みは、エビス シゴトバ