最近の私の友人経営者のトレンドは、アジア進出である
シンガポール、マレーシア、ベトナム、カンボジア、インドネシア辺りに会社を作る人が多い
でも、よくよく聞くとビジネスモデルを持たずに、とりあえず法人設立というケースが大半である
シンガポールに長く住む友人は、「猫も杓子もアジア」と比喩する
何か消去法で、アジアを選んでいるように私には見える
確かに、経済成長率の可能性だけを考えたらアジアであろう
私は元来、ヒッピースピリッツが高く放浪の旅が好きで、世界を又にかけるビジネスで生きていきたいという欲求が強かったのだが今は、なぜか、そんな気持ちが失せてしまった
2007年に、ホーチミンでオフショア開発の会社を作ったのだが
当時は、中国の人件費が高騰したので、キャノン等の中国工場が、ベトナムに移転してきた
そうすると今度は、ベトナムの人件費が高騰し始める
当時、ホーチミンでオフショア開発に必要なエンジニアの月収は約300ドルだった
それが、値上がりするものだから、同業の仲間内では、「次はラオスに移るか」と囁かれ始めた
それを身に染みた時、「グローバルスタンダード」と言われていた一つの意味がわかった
結局は、賃金の安い国に移動する「焼畑農業経営」なのである
そこから、「ローカライズ」に逆振れして、今のライフスタイルに至ったのだが、世界を見渡しても今は、日本が一番、物質的には豊かである
確かに、日本のデフレ経済は肌で感じる
ランチのレベルなども各地で上がっている
10年前の東京での800円ランチを相対的に比べると信じられないくらいに質が上がった
私は、決して新自由主義ではないのだが、デフレによりユーザーへのコストパフォーマンスが向上していることは肌で感じる
進化した新しいカルチャーが今後日本に生まれるのであろう
こんな時代だから、社会に貢献できる「サスティナブル」をテーマに起業する人達と仕事がやりたくなり、私が理事長を務めるNPO法人 あわ地球村にて、起業家、独立人、セカンドビジネスをやる人を増やそうという目的で、インキュベーション事業をスタートします
条件:3月30日を一次募集の締め切りとし、まずはメールにてお問い合わせください
南房総のあわ地球村か、恵比寿のデジパオフィスにてプレゼンテーションをお願いします
対象:起業家、独立人、セカンドビジネスを新たに目指す人
1口 50万円 最高20口 1000万円 (出資)
桐谷が顧問、社外役員で月に最低1日以上、サポートします
事業内容:業種、事業内容は問いません
テーマ:社会に貢献できる「サスティナブル」をテーマにしたビジネスモデル
結果は随時、あわ地球村のサイトにて公表します