先週から今週にかけて京都でバイオインテグラル主催の5日間ワークショップ(ボディーサイコセラピー)を受けてきた
叡山電鉄に出町柳から乗車すると、向こうの椅子から見なれたブラジル人トレーナーのルーベンスが手を振っている
サンパウロからパリ経由でやってきたルーベンスとこうしてローカル電車で出会うとは不思議なのだが、実に2年連続このローカル電車で再会している
これも縁だがレゾナンス(共鳴)を感じた
人生は必要な人とは出会うようにできているのだろう
このワークショップの目的はセラピストとしてのスキルアップ(私の場合は、自分の内面的な成長)で最終的にはヨーロッパカウンセリング協会からのセラピスト認定書が発行される
今年は5年コースの最終年で18人いた受講生も10人までに減ってしまった
5年は短いようで長く、さすがに5年の月日は受講生それぞれに環境変化をもたらせた
開業、転職、出産、等
今回のセッションで印象深かったのは「自己の尊厳を高めるワーク」
「私は選ばれた特別な人であると感じる必要がある」
人はどんなに小さくとも選ばれたという実感を持って生きる必要があり、体にそのスペースを実感させるためのボディサイコセラピーの手法の一つだ
自己認知が高まればたかまるほど、生きるエネルギーは高まる
自己認知がないと生きがいが感じられない
最近の、少年の自殺報道を見ていると自己の尊厳が弱まっているのを感じる
自分がつまらない存在と思っているから自ら命を断てるのであろう
人にはそれぞれに生まれてきた意味がある
私にも3歳の息子がいるが、彼の存在は私の大きな勇気づけになっている
人は、「存在するだけで意味がある」
と彼を見ていて感じる
10人のメンバーを見ていて、初めて出合ったときに比べて自己価値感が高くなっている
おそらく5年前より自分を好きになれたからだろう
自分を好きになればなるほど生きていくのが楽になる