先週のAERAで「六本木族」の特集がされていましたが、そこでも代表格として取り上げられたKLabの真田さんを訪問しました。
真田さんとは同じ年で、私の学生時代から関西では学生起業家として名前を響かせていました。
今では伝説となった「リョウマ」「ダイヤル・キュー・ネットワーク」を立ち上げ、倒産後は「サイバード」の創業メンバーとして不死鳥のように蘇り、KLabの社長を現在務めています。
なぜ、ダイヤル・キュー・ネットワークが伝説となっているかというと当時の役員、幹部が全員といっていいほどがネット企業の社長を務め成功しているからです。
まぐクリックの西山氏、ザッパラス川嶋氏、日広の加藤氏、等。
このへんの詳細に関しては、
「ネット起業!あのバカにやらせてみよう」 著者 : 岡本 呻也 出版 : 文藝春秋
に詳しく取材された内容が書かれています。
社長が倒産から復活するという話はよく聞きますが、役員クラス全員が倒産から復活しそれぞれが上場企業の社長、役員になったという話は聞いたことがありません。
結局、成功するポイントはビジネスモデルではなく「メンバーやね」という話になりました。
楽天、インデックス、ライブドア、レインズインターナショナル等、ほとんどの企業は創業期につくったビジネスモデルと成功したビジネスモデルが違うのです。
「人さえいれば売上があがるのだけど」という社長が多いですが、それは間違っています。
人材を集めることが一番難しいのです。