Googleウェブマスターツールがリニューアルされ、「登録ユーザーの統計情報」という項目でRSSフィードの購読者数の情報が提供されるようになりました。

9月14日でしょうか、Googleウェブマスターツールがリニューアルしました。

メニューなどが見やすく整理されたような感じですが、同時に「登録ユーザーの統計情報」という項目でRSSフィードの購読者数の情報が提供されるようになりました。特に何の設定の必要もなく、購読しているユーザーがいるRSSフィードがあればリストアップされるようです。

この提供されている数字は、iGoogle、Googleリーダー、OrkutなどのGoogleサービスを使用してフィードを登録したユーザー数とのこと。また、いまのところサイトと同じドメインのフィードでなければリストアップされないようで、このブログでも利用しているFeedburnerのものは表示されていません。

ただ、海外のFeedburnerはGoogleに先日買収されたので、おそらく近い将来Feedburnerのフィードにも対応するでしょう(日本のFeedburnerについてはよくわかりませんが)。Google Analyticsと統合してしまってもおかしくないですね。

RSSフィードの効果測定はなかなかむずかしいものがありますが、オンライン型のRSSリーダーの中にはRSSフィードの購読者数がわかるものもあるので(livedoor Reader、はてなRSS、Bloglinesなど)、把握しておくべきでしょう。iGoogleやGoogleリーダーの利用者数は増えてきているようなので(海外では利用者数一番多いのですか?)、こうやって情報提供されることになってありがたいです。

ただ、RSSフィードの購読者数というのは、基本的に増加する一方だと思うんですね。私自身、新しいRSSリーダーが登場すればとりあえず登録し、 OPMLで一括インポートし、試用だけして放置、ということを繰り返しているような感じなので、「登録だけしたけれど利用していない」ものがたくさんあります。

そのような「購読していることになっている状態」は、サービスを解約しない限りは永遠に登録されたままです。RSSリーダーを利用しているユーザーは積極的にウェブツールを利用し使いこなしている人たちが中心なので、「RSSフィードの購読者数」は、心の中ではその公表された数よりも低く見積もっていた方がいいかと思います。

参考リンク

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