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「デジパ」カテゴリの記事一覧

自分の内側の声

カテゴリ:デジパ      2012年1月 4日

新年あけましておめざとうございます
お正月休みを実家のある大阪で過ごし、本日より始動しました
地元の大阪では橋下市長がダブル選挙で圧勝し大阪市の解体をさっそく始め、橋下市長率いる維新の会は今年の総選挙でも大きな鍵を握りそうです
世界を見ても日本を見ても2012年は大きな体制が変わる一年になることは間違いなさそうです
年末年始に円高は進み、ユーロは一時98円台をつけユーロ圏がどこまで追い詰められるのか予断を許さない状況が続き、ホルムズ海峡を含む海域でイランがミサイル実験をすると発表した後に西側から攻撃を受ければホルムズ海峡を閉鎖するとイランは言っています
日本の原油の90%が流通しているホルムズ海峡が閉鎖されれば日本の受ける影響は計り知れず、まさに歴史の大きな断層を歩いているような時代です
激しい一年になりそうですが、あまり周りの情報に振り回されずに自分の内側の声「直感」を信じて、自分のやりたいことをことをやろうと私は年頭に決めています
2008年のリーマンショックの時に感じたのですが悲観論を書いたり放映したりする方が本が売れたり視聴率が上がったりするのでそちら側がフォーカスされ易く、ネガティブなエネルギーを受けやすくなります
しかし、世の中は対極なので物質的にリーマンショックの影響大きく受ける側と全く受けない側が存在します
でも、最近メディアの影響力が大きいことと世界が狭くなってしまったので、全く物質的に影響を受けない人までが影響を受けた気分になってしまいます
もっとも、3.11の震災以降は多くの人が大手メディアが必ずしも事実を伝えているわけではないということを知り始めました
円高になると日本の輸出産業の悲観論が多くなりますが海外の企業買収が容易になったり、海外不動産が買いやすくなったりメリットを享受できる対極側も必ず出てきます

成熟国家となった日本がいつまでも輸出産業での成長戦略を書く時代は終わり、2010年にオバマ大統領がアメリカの輸出倍増論をぶち上げているのにいくら日本が単独で為替介入を実行しても
円高は止まるはずも無く今の財務省のやっていることは資産を自ら捨てに行っているようなもので、今は中央が持つ資産や権限を地方分配していき新しい体制をつくる時代に入っているのでしょう
また、米ドルとユーロが基軸通貨としての体をなさなくなり世界から基軸通貨がなくなった今日、日本も地方通貨をつくったり、被災地が特別特区地域になったり体制の新しい変化がこれから起きていくのでしょう

さて、私は個人年表を付けていて自分のバイオリズムを計っているのですが私の場合は7年サイクルで7年の間にボトムとピークが起きます
個人年表に関してはいろいろな人が語っていますが、天外伺朗氏の著書「非常識経営の夜明け」に詳しく書かれています
そのリズムで読むと2012年は攻めのリズムなのです
直近の3年はおとなしくしていたのですが、昨年の11月にリズムが変わったのを自分でも感じました
そしたら、断食がやりたくなって贅肉を5キロ落としました
周りを見渡すと、円高、企業の採用意欲の低下、不動産価格の下落等、見方を変えると好環境です
デジパ起業時の2002年も、景気指数は最悪だったのですが当時の私の場合はそれが良い流れだったのです
全てのコストが安かったし、優秀な人材も採用できました
今年は、自分の内側の声「直感」を信じて攻めに転じていきます

本年も、皆様にとって良き年になりますように心よりお祈り申し上げます

デジパの10周年PARTY

カテゴリ:デジパ      2011年5月29日

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デジパの10周年PARTYを発祥の地である市ヶ谷で開催しました
現役とOBに声をかけて39名が集結し、遠くはベトナムからも駆けつけてくれました
実は3年以上同じ会社で働いた経験が私にはなく、デジパが勤続年数11年目で記録を更新しています
飽き性のB型で、何をやっても続かなかったのですがデジパだけはなぜか続いています
でも、一度だけ辞めようと思ったことがあります
それはリーマンショックの後、負債圧縮のために子会社を含めてすべての資産を売却、整理した後に会社の成長戦略が描けず辞めることを考えました
でも、役員のK君に「プライドを捨ててでも、社会的責任を果たさなければいけない」と言われ思いとどまりました
当時、会社は成長し続けるもの、売り上げは伸び続けるもの、ビジョンの中で生きることをやめるときは身を引くときと考えていた私にとっては、存続のためだけに会社経営をすることは植物人間の状態で生きることに等しい感覚でした
でも、その出来事の後に私とデジパは別の形で進化し始めました
まず、生き方をもう一度変えようと考えて南房総に引越し、念願の「半農半X」のライフスタイルを始めました
デジパに関しては、売り上げ目標を限界まで下げて、徹底的な権限委譲を進め自由度を更に高めました
これは苦肉の策で、売り上げが伸びている時、事業拡大をしている時はダイナミックなエネルギーが組織に流れるので、少々の矛盾があっても、労働時間が長くともエネルギーは高い状態をキープできるので人はついてきます
でも、新規投資ができない状態だったので権限委譲と自由度を高めることで別の形のエネルギーを高めようと考えたのです
そうすると何が起きたかというと、メンバーがオフィスで働く時間が減り自分の考えで動き始めました
また、東京を離れたということもあるのですが社内での私のジャッジがほとんどなくなりました
まさに長老型のマネージメントに変わったのです
そして、結果として会社が再び黒字化しました
結局、私の社長業に関する固定観念がデジパの進化を止めて赤字転落に陥ったのだとその時に初めて気づかされました
メンバーには「古いものを手放せば新しいものが手に入る」と教育しながら、自分が手放していなかったのです
これは、私にとって大きな学びでした

さて、10周年PARTYには久しぶりに会う懐かしいメンバーがいたり、社内恋愛で結婚したカップルがいたりその子供がいたりしました
なぜか、デジパのメンバーは社内恋愛をすると私のところに報告に来ます
別に知っているので、報告に来られても困るのですが
起業家となったメンバー8名も参加してくれており楽しい時間を過ごしました

コーディングもデザインもできないのに、よくこの業界で社長業をやってこられたとつくづく思います
思えば、いいメンバーに支えられた10年でした

10年間支えていただいた、お客様、パートナー、社員の皆さんに改めて御礼申し上げます
心を新たに進化していきたいと思います

元気に通常営業しています

カテゴリ:デジパ      2011年3月14日

地震後の週明けを迎えましたが、デジパは何の障害もなく通常営業を行っています
出社に関しては、ほとんどのメンバーがスーパーフレックス制度のため10時の段階で会社に出社している人は少ないのですが、各自が自分の持ち場で問題なく業務をこなしています

私が、南房総に住んでいる関係で多くの人より安否をお気遣いいただきましたが南房総地域の海は穏やかで地域に混乱はありません
地震当日の停電以外は異常がなく穏やかな時間が流れていると連絡を受けています
もっとも地震時、私は東京の東中野で打ち合わせを終えたところで電車に乗る一歩手前で強い揺れを感じました
神戸での震災を経験していたので、ほとんど迷わずに歩いて戻ることを選択しました
約15キロの道のりを5時間かけて歩きました
社内イベント化していた「歩け歩け100キロ」に度々参加していたので、歩くことに関しては抵抗感がなかったのですが、渋谷、六本木の街の中心は人が溢れかえっており歩くことも困難な状況でした
帰宅ラッシュの18時くらいには、多くの人が列を作り歩いていましたが細い歩道も混乱せず、道を譲り合いながら整列して歩く人々に日本人の優しさと逞しさを感じました

翌朝、会社のある港区芝周辺のお店からはあらゆる食料が消えていました
コンビニエンスストア、スーパーマーケット、24時間営業の飲食店等
帰宅できず会社で一夜を過ごしたメンバーのために炊き出しを実施したのですが、食料自給率の最も低い東京の脆弱さをまざまざと実感しました
東京直撃の災害に備えて、会社に災害用物資を整えなおさねばと考えています

海外からは、災害時にも感情を露にせず我慢し落ち着いて行動する日本人の持つ精神性の高さに賞賛の声がよせられています

New York Timesにコラムを載せている、ニコラス・クリストフ氏が、「日本人のがまん強さ」について書いています
「日本人というのは常に、忍耐強く、冷静で、秩序を守る国民です。
私は日本人の"gaman"の精神に畏敬の念を抱いています。
1995年の阪神淡路大震災の取材で、『供給物資の略奪行為』のような悲惨な事件を探していましたが、なかなか見つかりませんでした。
とうとう、2人組の男に商品を盗まれたという店主の話を聞くことができて、私は喜んで『同じ日本人が災害を利用して悪事を働くのはショックでしたか?』と聞くと、
店主は驚いて、『誰が日本人が盗んだって言ったんだ。盗んだのは外国人だよ』と言われてしまいました。
「私たちは心から、今回の日本での悲劇的な地震に同情しています。
しかしまた、日本人のがまん強さの中に見られる威厳と勇気に心からの賞賛を送っています」

各国からこのような賞賛のコメントが寄せられています

また、災害を免れた私の周りでも災害地に対してどんな支援ができるかの議論が週末から始まっています
各地で同じような議論がおこなわれていると思いますが、神戸の震災時もそうだったように非常時における日本人の団結力を強く感じます
これから自分ができる支援を実行していきます

フレッシュ飲み会

カテゴリ:デジパ      2010年7月16日

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期が変わり先日、「フレッシュ飲み会」という慰労会を社内で実施しました

「時間と空間を超えるワークスタイル」を合言葉に
前期は南房総に遊び場を作り、社内食料自給用の田んぼ、畑も確保し念願の「半農半X」のワークスタイルが実現できる体制にしました

先日も、サイトストックを作った元社員の平野君が起業の挨拶に訪れ、振り返ればデジパの創業より8名が起業をしました

「雇われない生き方」独立人集団を作ろうと創業より、自分が旗を振ったわけですが「みんなチャレンジャーやねー」と感服する今日この頃です

今期は「もっと自由に、もっと楽しく」をスローガンに
スーパーフレックスの幅を広げたり、スタッフ3名以上集まった飲み会には経費計上できる制度をつくったり、スタッフがより幸せ感を感じる会社にしていきたいと考えています
自由を求めながらも、全員が業務用の携帯電話を持ちクライアントには迷惑をかけずにクォリティの高い品質を目指して参ります

デジパは会社という器を使って、メンバーが仕事と人生を楽しむ
方法を本気で考えていく集団でありたいと考えています

エコ結婚式

カテゴリ:デジパ      2009年5月17日

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週末に、デジパのエコ大臣であるチカちゃんの結婚パーティが開催された
エコ大臣らしく、何と代々木公園でのお披露目パーティ
マイ箸、マイカップ持参でゴミは持ち帰り、雨天は順延という彼女らしさが表れていたパーティだが、3日前までは当日の降水確率は70%
本人たちも心配したとのことだが
やっぱり、デジパのメンバーは運が強い
前日の天気予報を見ると、雨マークは翌日に押しやられていた
当日は晴天となり、なつかしいデジパの創業時メンバーが集まり、同窓会さながらの雰囲気だった
彼女は、今、農業に夢中で川越で本格的に野菜を作っている
これからは、「半農半X」という生き方がムーブメントになると私は考えているのだが
彼女もウェブの仕事をやりながら農業をするという典型的な「半農半X」のケースのようだ
どうぞ、お幸せに

*半農半Xとは、「持続可能な農ある小さな暮らしをしつつ、天の才(個性や能力、特技など)を社会のために生かし、天職(X)を行う生き方、暮らし方」
(半農半Xの提唱者・塩見直紀さん)

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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