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「経営」カテゴリの記事一覧

L.P.Dの試み

カテゴリ:経営      2005年2月10日


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アパレルブランドの靴の企画制作会社㈱L.P.Dがカンボジアに小学校を作ったというニュースを聞いて
心が温かくなった。
2年前に社長の大久保さんが私とHPの打ち合わせ最中に「できることからコツコツ実行する」と言っていた言葉が印象的だった。

以下は「3万人のアンケートを集めてカンボジアに学校をプレゼントしよう」
のインターネットキャンペーンの概要です。

カンボジアの対日輸出NO.1製品が、「靴」だということをご存知でしょうか。

靴という共通点を持つ L.P.D. とカンボジア。そんなカンボジアに住む子供達ですが、人口の約半分を占める子供達のうち、実際に小学校へ入学できるのは約2割。更に経済的な事情により、卒業することが出来ない子供達が沢山います。

このプロジェクトは、そんなカンボジアの子供達と、日本の消費者の皆様により愛される靴創り追求のために始まりました。

アンケートにご協力いただいた皆様への感謝の気持ちを、カンボジアの子供たちに学校をプレゼントすることで恩返していきます。

10名そこそこの会社がビジネスと社会貢献、そして理念経営を実現している。
このような会社のお手伝いをしていることに喜びを感じ、
経営方針に共鳴しました。

「デジパもできることからやり始めます」

IT業界の時価総額経営

カテゴリ:経営      2004年12月21日

お昼に某ベンチャーキャピタルから、コンテンツ系の会社を買わないかという電話を頂いた。
最近、このような話が多い。
デジパにとってM&Aとはお見合いのようなものである。
弊社規模の会社だと一番重要視するのは、相性である。
なかなかシナジーを出せそうな案件はないものである。
必要なときに必要な人があらわれる、という運命論を私は持っている。
しかし最近のIT業界は、再び時価総額経営のピークを迎えているような気がする。
時価総額経営は、ババつかみである。
必ず、誰かが損をするようにできている。
私は、理念経営を貫きたいと思う。
それは、株主、顧客より社員の夢を実現させていく経営である。

デジパのスキルアップ

カテゴリ:経営      2004年12月18日

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大阪の日本リバランシング協会、小原氏を訪問。
05年、デジパの社内研修打ち合わせ。
小原氏は、私の尊敬する師匠の一人。
カウンセリング、セラピー、グループワークに関しては日本有数の人材だ。
私が、20歳のころに「若者に必要なのは、恋すること、旅すること、冒険すること」
という名言をいただいた。
いまだに、その言葉が私の人生のベースとなっている。
さて、デジパは05年も拡大路線を進むのでいろいろな組織弊害が生まれる。
予想される弊害
・部署間のコミュニケーション欠乏
・実力主義による下克上に対する不満
等が、予想される。

この課題解決のために、年3回の泊り込み研修を自然のなかで行う予定である。
目的は
・一体化の感覚を共有すること
・各自が持っているゴミだしをすること
・スキルアップ
以上の3点である。

弊社クラスの組織力とは、一人一人が自分のテリトリーの少し横の仕事がどこまでできるかである。
ついつい縄張りを作りがちになる。
私がコンサルティングしてきた、90%の企業がそうであった。
これを超えることが、デジパの05年課題である。

失敗に学ぶ

カテゴリ:経営      2004年12月 3日

「未来塾」の塾長岸野さんに来年の戦略相談に行く。
「未来塾」は21歳で経営者になり、10社以上の会社を起業し潰した岸野さんの失敗談を聞くところからスタートした経営者の勉強会である。
最後起こした、通信の会社は300億円で外資が買いにきたが当時岸野さんが、時価総額3000億円の会社を目指して突き進み失敗した。その時、ケーズ電器の加藤社長に「そのビジネスは今がピークで3000億円にはならない」と強くアドバイスを受けたが当時は自分の中で熱くなってしまい聞く耳を持てなかったという。
経営者は自分の世界に入ってしまうことが多い。
客観的な目で自分の戦略を見れなくなることが多々ある。
私は、3ヶ月に一度のペースで岸野さんに自分の戦略を聞いてもらっている。
場所がなぜかいつも麹町の鰻やなのだが。
そして、今日もいつものごとくご馳走になる。

他人の方が自分を的確に見ていることが多い。
今日も私の戦略に対して的確なアドバイスが返ってくる。

たくさん失敗している人、大きな失敗をしている人は他人の失敗が見える。

自分の哲学

カテゴリ:経営      2004年12月 2日

北国からの贈り物の加藤さんが来社。
会うのは10月の知多半島、100キロイベント以来だ。
加藤さんも28時間をかけて100キロを完走した。
来年は2人ともサポートで参加予定だ。
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加藤さんは楽天ショップでは知る人ぞ知る有名人。
楽天の黎明期よりトップ店長の座にすわり、
昨年の12月はECショップで単月売上1億円を超えた。
今年は更に160%UPペースできているという。
売上を見てもすごいが、「がんばれ店長の会」を手弁当で主催し無償でECショップのノウハウを教えたり、北海道の自然保護のために「faura」という雑誌を発行したりしている世話好きおじさんだ。
彼からは私欲を感じない。
他利をいつも優先している。
今日も、「人間道」「商人道」を熱く語って帰った。

成功している人は自分の哲学を持っているものだ。

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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