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「経営」カテゴリの記事一覧

コーチング

カテゴリ:経営      2006年6月19日

先日、未来塾で芝井麻里さんより「コーチング」に関しての講演を聞いた
感じたフレーズを書いてみると

S:コーチングのスキルは沈黙
K:よく沈黙に耐え切れず話し出す人がいますが沈黙は大切です、相手は考えているのです
そんな時に、話しかけられると思考が止まるのです
 (客観視がスペースを作ります)

S:コーチングは3ヶ月がワンクール
K:生理的、行動的に「変容」は90日です
人間の細胞も90日で生まれ変わります

S:アメリカの大手企業CEOの60%がコーチを付けえている
K:日本人は自分一人で考えるのが好きな民族です
だから、禅、茶道、華道が生まれたのです
  
S:ただ一人で話すと、頭の中がまとまる
K:私も、企画がまとまらない時は聞き上手の社員を相手に、ひたすら話します
話すと、自分の脳に帰ってくるので効率があがります
デジパの社内でも一人でひたすら考えて企画がでない人がいますが自分の中だけで思考すると堂々巡りになりがちです
たまに自宅で考える時は鏡に向かって話します
脳に反射させるのが目的なので、これでも効率は上がります
さすがに社内ではやりませんが、「社長の気が狂った」と思う社員がいたらまずいので(笑)

S:芝井
K:桐谷

お金の使い方

カテゴリ:経営      2006年4月18日

最近は、毎朝新卒入社3名とのディスカッションに朝一番のスケジュールを入れています
今日のテーマは「お金の使い方」

「20代は自分に投資しろ」
「少なくとも給与の10%以上の資金を回せ」
と、話した

すると3人から、「まだ給料をもらっていないので回すお金がありません」
と言われてしまった
もっともな解答だと納得

朝一で、ぎゃふんといわせれてしまった

20代前半で資産の差はつきにくいのだが30才を越えると
20代のお金の使い方で資産に大きな差がつく
自分の人生を振り返ると20代にできた人脈が今の自分を支えていると思う
私の20代は「人」に多くを投資をした

デジパでは、7月から始まる5期に「20%ルール」を導入する
これは、個人が持っている現在の仕事裁量を80%に落とし
空いた20%のスペースを今、実施している業務以外のことに全員があてるというルールである


ポイントは、会社が社員の20%のスペースを買い取り再投資するというものだ
これにより、新しい資質のものを社内から生み出すことを狙う

短期的な利益は追わないので中期的な投資である

これは、私の来期のお金の使い方です

カンパニー・ミスティック

カテゴリ:経営      2006年3月 4日

先週、友人から奨められたゲイ・ヘンドリックス著「ハートフルサクセス」を読む

以下その中で印象に残った一節の引用である

カンパニー・ミスティックは今現在に居るようにするするために多大な注意を注ぐ
なぜなら、そこが時間を拡張することの唯一の場所であるということを知っているからである
もしあなたが「過去の後悔とか未来の不安に囚われず」今現在にいれば、時間は本質的に伸びるのである
過去や未来に捕られている時は、時間が充分あることは決してない
同時に二つの場所に居るようにしているからである
もしあなたが現在に立っているのに、あなたの心がどこかほかにあれば、そこには根本的分裂があり、重圧と緊張が生じる
今現在に居ることによってのみ、ミスティックは時間を制御できる

ゲイ・ヘンドリックスはスティーブン・コヴィーに並ぶ著名な組織コンサルタントなのだが
時流が、頭からハート、心理学から禅の世界に流れている

上記引用文は、禅では「いまここ」という教えになる

*カンパニー・ミスティック
誠実さ、ヴィジョン、直感力を持ち、絶えず自らの精神性を向上させつつ、他者を思いやり、社会に奉仕・貢献することを志とする人々


金利

カテゴリ:経営      2006年3月 1日

今朝の日経新聞に「日銀が金利抑制策検討」という記事がでていた

日銀の金融政策の操作目標になる無担保コール翌日物金利に0.1%の上限を設け事実上0%近くに抑え込むという内容

最近の景気指数が上がっているのだが、金利が上がると耐えられなくなる業界がある
流通、建設等の業界である

0%金利の続投は、利子負債に耐えられなくなる業界援護の政策だ

低金利は資本力が弱いベンチャー企業にとっては大きなフォローウインドーになる

10億円の借り入れをして金利が2%違うと年間の利子負担の差は2000万円である

経営の極意の一つはいかに低金利の資本を持ってこれるかで利子は経費勘定

私が20代の時に出合った金融ビジネスの社長が

「世の中は、目明き1000人 目暗1000人
自分の商売は目暗が1000人いるから成り立つのである」
と、教えてくれた

見える資産と見えない資産

カテゴリ:経営      2006年2月 4日

今週の経営塾のテーマは、「見える資産と見えない資産」でした。

資産には2種類あって、見える資産と見えない資産があります

見える資産
・預貯金
・不動産
・債権
・貴金属

見えない資産
・ブランド
・人脈
・信用
・スキル

20代で見える資産を多く持っている人はあまりいません。
なぜなら、新卒の初任給が高卒18万、大卒22万がアベレージなので収入に差がありません。

私が25歳くらいの時、友人で1000万円以上の資産を持っている人はほとんどいませんでした。
収入から必要経費を引くとほとんど残らないので差がつきにくいのです。

ここで残ったお金を、見えない資産を作るための投資に使うのとそうでないのとで10年後に大きく差ができます。

例えば、私の場合はデジパが3度目の起業でしたが過去の2度に比べれば欲しいものを手にいれるスピードが格段に違いました。

初年度のクライアントは、大半が過去の人脈からの紹介です。
融資に関しても、断られらたケースはありましたがすぐに大手金融機関からの融資オファーがすぐにもらえました。
どうすれば、デジパに適した人材が採れるかを知っていました。

これは、起業時に見えない資産があったからです。

会社を倒産させても、すぐに復活できる人がいるのですが
このケースは大概が一文無しになりながらも見えない資産が助けてくれるのです。

見える資産を増やす方法は、見えない資産を増やすことです。
特に、20代は見えない資産が大切です。

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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