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「経営」カテゴリの記事一覧

ブランド販売

カテゴリ:経営      2004年10月28日

ホンダの宣伝販促部の渡辺春樹さんのお話をお聞きした。
興味深かったのはメディアと車販売の関係という話題だ。
昔、車のビジネスは「訪問販売」だった。訪問販売の鍵は営業マンだったが、それは非効率という点で消滅した。
最近の20年、車ビジネスは「店頭販売」であった。店頭販売の鍵はマスメディアであったが宣伝費が非効率になり衰退。
今の車ビジネスは「ブランド販売」で鍵はネットワークプレゼンス。インタネットのコミュニケーションが命という。ホンダにはS2000というスポーツカーがあるが、99年には何のCMもしない車種でありながらホンダのHPの中でダントツの人気ページとなり10274台を販売したという。
そして、2003年のWEB経由のカタログ請求者274,738人のうち14.5%がホンダ車を購入した。また、この年には購入の決め手になったメディアとして「専門誌」から「インターネット」へと購入時のNO1メディアが逆転した。
年間107万人のネットコミュニティに対していかに「ホンダらしさ」を伝えるかが店頭販売からブランド販売への変化対応への鍵だとおっしゃられていた。
今、販売手法は確実に変化している。
変化できる会社のみが生き残る。

ネットショップのスーパーサポーター

カテゴリ:経営      2004年10月20日

台風23号のピークの中、船井総研の大山氏に呼び出され日本ビジネスサポートの佐藤氏とのセミナー打ち上げに合流。
佐藤さんは楽天トップクラスの店長ではおなじみのCRMソフト「頑張れ店長」を開発したネットショップのスーパーサポーターである。
ネットショップの損益分岐点が100万円と言われるが、ネットショップでは一日30件以上の注文を受けるところから店長のジレンマが起こり始める。売れば売るほど事務処理に終われ睡眠時間を削るという結果に陥る。
そんなバックヤードの効率化のために生まれたCRMソフトが「頑張れ店長」で導入件数がすでに246店舗に達し、楽天の店長には救世主とまで言われている。
社長の佐藤さんが日本国中を自ら行脚してバックヤードの効率化を伝授し、子供を育てるがごとく店長を見守っている。このソフトを使えば一日10時間かかっていた処理が5分の1にまで削減できるという。店長は空いた時間を再びプロモーションにかけ第2ステージの月商1000万円の壁突破に向うのである。

経営には常に壁があるが、アーリーステージの壁を破る方法の一つは、いかに自分の時間を作り出すかである。
経営者は時給の低い仕事をしてはいけない。
私もデジパの経営を始めて3年、3度目の起業になるがスタートアップ期とセカンドステージ期とでは経営者の役割と動きは大きく変わるのである。

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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