「ベトナム」というブランド|業界トレンドウォッチ

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「ベトナム」というブランド

ブランドとは何か

久しぶりに基本的なマーケティング解説書を読んでいて思い出したことがある。

6年程前だろうか。初めてメディアの商品企画を任されたとき、CMなどお手伝いいただいていたADKの担当者に「ブランディング」についてレクチャーしてもらった。

そのときの担当者は、多分今の私と同じ歳くらいの女性マーケターの方だったが

ブランドとは、企業と顧客を結ぶ心理的絆である

と教えてくれた。

「ブランド」の定義については、様々な書籍で様々に解説しているが、私は今もこの「絆」という考え方を大事にしている。

原料に人件費などのコストをたして、すべての商品価値が決まるのであれば、そもそも「ブランディング」などという考え方は存在しない。

しかし、現実はそうではない。

そこに「ブランド」という心理的な絆があるから、顧客は商品そのものの価値以上の対価を支払うのだ。

つまり、(誤解を恐れずに言うならば)顧客との間に強い絆が築ける企業は、どんな高額な価格でもその商品を売りさばくことができる。

ここにビジネスの面白さがあると私は思う。

(元記事 【書評52】コトラーを読む : ベトナムに架ける橋

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