「ベトナム」との心理的絆
2008年8月25日
私が手がけるベトナムビジネスでは、やはりベトナム人の「人件費の安さ」というところに議論が集中しやすい。
- コストが安いからベトナムでオフショア開発をする
- コストが安いからベトナム人エンジニアを採用する
確かにこれは、一つの明確なメリットだ。しかし、本当にそれだけでいいのだろうか?
コスト削減だけを期待してベトナム進出を果たしたら、いずれベトナムの経済発展と共に必ず人件費は高騰する。まさに今の中国がそうだ。
この10年でスキルと実績を着実に積み重ねてきた中国人のコストは、もはや日本人と変わらないレベルにまで上がってきている。そして今になって多くの日本企業が慌てている。コスト以外の面で、彼らを本当の意味でのビジネスパートナーとして育てあげてきたといえるのだろうかと。
私はベトナムのメリットは、決して人件費の安さだけではないと思っている。
国民性、スキル、チームワーク、適正、仕事ぶり、そして経済発展などの将来性を含めたすべての面で、これほどまでに、近い将来日本にとって最大の良きパートナーとなる素質を備えた国が
ほかにあるだろうか。
目先のコスト削減だけではなくて、ベトナムの真の価値、ベトナム人のポテンシャルに目を向けて欲しい。
開発受託でもなく、人材派遣でもなく、
日本企業とベトナムを結ぶ心理的絆
一つでも多くの日本企業にそれを感じていただけるよう力を尽くすことこそが、私のこの事業における最大のミッションだと思っている。








