5年ぶりのオフィシャルサイトリニューアル。約300通のメールが飛び交い、白紙の状態からみんなが納得するかたちになるまでを振り返って、担当の斉藤晴美さんにインタビューを行いました。

三和コムテック株式会社 デザイン性を重視したレスポンシブ対応Webサイトへリニューアル

古くなってしまったコーポレートサイトを
デザイン性の高いものへと刷新
レスポンシブ化であらゆる"Web"のかたちに対応

ウェブサイトキャプチャ画像:トップページ

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(聞き手/デジパ:木下)

デジパ:御社の事業内容を教えていただけますでしょうか。

SCT SECURE事業部 執行役員 斉藤晴美さん

SCT SECURE事業部 執行役員 斉藤晴美さん

斉藤:三和コムテックは、今年でちょうど設立25周年になるITテクノロジー企業です。もともとは、海外からIBM系のツールを持ち寄り、それを日本の環境に合うようにカスタマイズして販売・提供するというところからスタートしました。ここ10年くらいは、セキュリティにも力を入れ、パッケージ商品をはじめクラウドでも販売をしています。

デジパ:今回のウェブサイトリニューアルのプロジェクトは、どのような課題や目的からスタートしましたか?

斉藤:今回のリニューアルのポイントはレスポンシブ化と、フレームが少し古いイメージのものになっていたので、デザイン性を重視し、広く認知させたい部分をアピールできるような形で作る、ということでした。

実は、前回のリニューアルもデジパさんにお願いをしましたが、それまでは別の制作会社さんに作ってもらっていて、その時は修正があるたびにその制作会社さんに依頼をし、直してもらうという形で、効率の悪さがあったので、前回のリニューアルではMovable Type(以下、MT)を導入しました。

デジパ:そうでしたね。5年前くらいでした。

斉藤:そうです。前回のリニューアルも、ものすごく堅牢に作っていただきました。ただ、そのときはどちらかというとデザイン性よりも、弊社の製品数が50以上と非常に多かったので、随時アップデートしていきたいという要望があり、そこに重きをおいた仕様で作っていただいたんです。特に何も対策をしてないのにページランクも安定していて、他の制作会社さんにも「いいね」と言っていただけるようなサイトでしたので、今回のリニューアルまでずっとそのサイトのままでした。

デジパ:5年前のリニューアルから引き続き、今回もプロジェクトを一緒に動かすパートナーとして、デジパを選んでくださった理由を教えていただけますでしょうか?

斉藤:実は三社からプレゼンを聞かせていただいて、検討しておりましたが、デジパさんは「点」の作業ではないというところが魅力でした。サイトを作ってある程度仕上げたらそこでおしまい、という点の作業になってしまうのがよくありがちがと思うのですが、デジパさんの場合は、プロジェクトが完了したあとに、我々自身でさらに作り上げていきやすいような形とはどんなサイトか、という思いを汲んでいただけたことが非常に良かったと思います。

今回もスタイルガイドを作っていただいたり、継続してWebサイトが成長していけるようなご提案をしていただいたところが決め手となりました。

一人ひとりが持つこだわりと、思い描くイメージ
300通のメールから形作られた
みんなが納得のいくWebサイト

SCT SECURE事業部 執行役員 斉藤晴海さん

デジパ:当時から、会社の事業構成も大きな変化があり、製品の見せ方を変えたいというご要望もありました。

斉藤:そうなんです。ちょうど今期から2事業部制という形に体制が変わりました。その前までは営業全体のフェーズの中で、販売する製品やサービスのセグメントがあったのですが、今期は2つの事業部のそれぞれに営業フェーズも取り込むことになったため、そういった面を色濃く出したいという思いもあったんです。

ただ一方で、サイトを訪ねてきてくださるお客様は、会社の構成や事業部がどうなったか、なんてことは意識しないと思います。そのあたりは社員から様々な意見がありましたが、ディレクターの渡部さんに上手くまとめていただきました。

デジパ:斉藤さんをはじめ、社員みなさんの色々な視点からの意見、要望があったんですね。

斉藤:そうですね。やはり、5年ぶりのリニューアルというのもありましし、大きな予算をかけられないとは言っても、それなりの大規模投資でしたので社長の柿澤をはじめ、多くの社員の期待も膨らんでいました。

デジパ:御社の中で「こういうサイトにしたい」というイメージは、どのように形作っていかれたのでしょうか?

斉藤:スタートは、本当に"白紙"の状態でした。「作りたいね」というのはみんな一致していたのですが、「じゃあ実際にどういうイメージ?」と聞くと、それぞれ違っていて私もびっくりしました。例えばインパクトの強い派手なものにしたい、その一方ではすごくシンプルな形にしたい、製品名を強く推したほうがいいのではないか?という意見もありましたし、製品以前のソリューションを見せたい、という声もあったりして。こうしていきたい、これを見せたい、というこだわりがあったのでなかなかまとめるのは難しく、そこをデジパさんとのやり取りの中で、汲み取っていただいて、一致するようにナビしていただきました。

デジパ:約3カ月の製作期間の中で、300通以上のメールのやりとりがありましたね。

斉藤:そうなんです、びっくりしました(笑)やはり部門ごとに、「こうしたい」という漠然とした想いがそれぞれにあったので、「こういうことはできないのか?」「こうしてほしいんだけど・・・」というやりとりがとにかくたくさんありました。ただどうしても好みというものが入ってきてしまうので、色々な意見があるのは良いことですが、やはり作ってからも揉めてしまうこともありますよね。

しかし今回は本当に、社員みんなの要望をしっかりと取り入れていただいたので揉めることは一度もなく、みんなが納得のいくような形になったのがとても良かったと思います。デザインもまっさらな状態からのスタートでしたし、やはり進めるにあたって、それぞれの好みがあったり、正解がないものに対して、非常に上手くまとめていただいたというのが、本当に感謝している点です。

デジパさんのデザイナーをはじめ、見事なプロマネだと感じました。300通もやりとりをしたのに、他のメンバーからは「もうちょっとデジパさんとやりとりしたかったわ」なんて声もあったくらいです(笑)

デジパ:ありがとうございます(笑)

Webの活用を軌道に乗せ
充実したコンテンツを持つコーポレートサイトへ

ウェブサイトキャプチャ画像

デジパ:公開後も弊社でMTのレクチャリングをさせていただきましたが、アフターフォローやアドバイザリーの点ではいかがでしたでしょうか?

斉藤:MTのフォローアップは非常にわかりやすくて助かりました。レクチャーを受けてからは、メンバーが自分たちで作っていて、私は何もタッチせずにデジパさんからいただいた形のまま、どんどんいろいろと動いているので、非常にわかりやすくって良かったと思います。

弊社は、IT企業なのでWebに強い部門ももちろんありますが、他の部門では普段の業務とは関係なかったりするので、チームだとそういったスキルの差が生じてしまいそうですが、今回スタイルガイドという形でテンプレートを作っていただいたので、Webの技術や知識を知らなくても簡単にできて非常に感謝しております。

デジパ:リニューアル後、社内外の反響はいかがでしょうか?

斉藤:社内的は「モダンになった」「明るくなった」「アイコンが今風で良い」「わかりやすくなった」という声が多いですね。レスポンシブも好評です。こだわっていた部分として、あまり文字を多く出したくない、とか絵でメッセージを伝えたいという要望があったのですが、それを非常にすんなりときれいにまとめてくださったのでとても良かったです。

デジパ:社外的にはいかがでしょうか?

斉藤:社外からは「印象が変わってよくなったね」という声をいただいています。レスポンシブ化したところは、見やすくなったと非常に褒めていただけました。

デジパ:今後、webサイトを通してどのような展開をお考えでしょうか?

斉藤:主力であるセキュリティの部分をWebで情報配信してくというところが、やはり今後も強いミッションになっていくと思いますので力を入れていきたいと考えています。Webの活用を会社側としても期待している部分があるので、そこを軌道に乗せたいなと思っています。そして、弊社でもコンテンツをどんどん増やして充実させていきたいと考えています。

デジパ:ありがとうございました。今後もご支援の機会があることを楽しみにしています。


三和コムテック株式会社のみなさまからも
コメントをいただきました

代表・柿澤様
「以前のサイトは、技術中心の真面目な印象だが、やや古めかしい印象があった。今回は、見た目の印象が格段にレベルアップし脱皮した印象のサイトになったと思う。」

専務取締役・有川様
「今回の再構築は、マーケティング連動としてのWebサイトを目指して全体構成の刷新と共に、セキュリティの強化とモバイル対応を行いました。
窓口の方に本当に親身に対応していただき、なんとか新しいサイトを立ち上げることができました。無理もたくさん聞いてもらいとても感謝しております。」

取締役・鈴木様
「ホームページを開いた第一印象が明るく楽しいものになりました。
今回のリニューアルでホームページのスタイルに古い、新しいがあることや最新のスタイルを取り入れることで、たくさんのお客様に見てもらい役立てていただけること、検索が容易にもなる、ということがわかりとても勉強になりました。」


デジパメンバーインタビュー

デザイナー・星野
大学で工業デザインを学んだ後、国内のWeb制作会社に入社。その後、ロンドンに移り現地企業でデザイナーとして働く。その後、日本に戻り2014年1月デジパに入社。本プロジェクトでデザインを担当。

― プロジェクト全体を通して、感じたことや良かったことはなんでしょうか?

約5年ぶりのリニューアルということで、デザイン的には余白を広めにとりフラットなテイストとする昨今のデザイントレンドを意識しました。ご参考とされているデザインについても落ち着いたモダンなものが多かったため、お互いに同じ方向を向いて制作に当たれたことは非常に良かったと思っています。

またご希望のデザインテイストについても早めに認識を得られたことで、その分渡部とともに情報設計に集中できたことも良かったですね。デザイン表現のご意向等、ハッキリと明確に、スピード感をもってご対応下さったご担当者様に感謝しております。

ベースとなるUIは堅牢に、アイコンとアイキャッチをビジュアルで大胆に表現し、コンテンツを第一に「読ませる」ページと広告的な訴求効果を高めた人の心を「動かす」ページデザインのコントラストが、運用効率やユーザビリティ面におけるこのサイトの大きなアドバンテージとなったのではないかと思います。

ディレクター・渡部
デジパ創業時のメンバーでパートナー第一号。デジパでディレクターとして数々の案件に携わりながら後進の育成にもあたる。その傍ら個人のデザイン事務所でも地域のための幅広い企画・デザインを展開中。本プロジェクトでディレクターを担当。

― プロジェクト全体を通して、感じたことや良かったことはなんでしょうか?

クライアント様のプロジェクトとしては、制作会社として納品をすることが大前提ですが、それ以上に、クライアント側の活用につながるかどうかが大切です。
先方は技術職であるため、比較的テクニカルなリテラシーは高い方々ですが、それにしても、CMSによる運用やカスタムの希望などについて、積極的にご意見を頂くことができ、さらにそれを吸収・自社管理を目指そうとする姿勢に感化され、よりカスタム性の高さを追求したことを思い出します。

― プロジェクトにおいて意識したことは?

納品条件である、サービスの整理、レスポンシブ、CMSの活用については基本で条件をみたすように心がけました。
他部署の皆様が参加される方向性を決めるミーティングのなかで、会社としては軸が定まっていますが、個人間で運用や仕様に関する細かなニーズが多く出ていました。デジパにて、ニーズの最大公約数を早い段階で把握し先方と共有、その上で、そこからはみ出る細かなニーズをどこまで組み込むか、の整理を先方と共に詰めさせて頂いたことが一番意識したことです。
制作途中で、様々出て来るニーズに対応している間、「何でも吸収してくださって素晴らしい」とお褒めの言葉を頂きましたが、実は、最大公約数の整理と、はみ出る細かなニーズの取捨選択のために、社内調整を慎重に行ってくださったご担当者様のおかげで、やるべきことが常に明確だったからこその結果であることは、事実です。

― 三和コムテックさんとの距離感、温度感などコミュニケーションの点からどうでしたか?

コミュニケーションの多い会社の風潮もあり、迎え入れて頂く際や、プロジェクトを進行している際は暖かく接して頂きました。
どのプロジェクトでも「?」が多い段階や、「希望」を伝えきれず胸のうちに秘めている段階では距離はなかなか縮まらないのは理解しているため、早い段階でニーズをすべて吐き出して頂き、それを望む形へ進める姿勢を共有していただいたので、一丸となって進めることができました。

― 最後にひとこと、お願いします。

運用に積極的な場合、日々の質問には誠意をもってお答えしていく気持ちです。
これから、お気軽にご質問、ご相談の連絡をお待ちしています。


三和コムテック株式会社様 ラボ外観

代表の柿澤様が、こだわりを持って作られた"ラボ"。
木造であたたかみのある雰囲気でした。
斉藤さま、三和コムテック株式会社のみなさま、ありがとうございました!

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