時流
グリーンピースの星川さん

先日、グリーンピース代表の星川さんにお会いした
私の20代は、彼の著書に大きく影響を受けたものだ
「存在の詩」「1万年の旅路」「環太平洋インナーネット」等、たまたま書店で手に取ったものが星川さんの著書だった
彼の屋久島在住時代は、持続可能な社会を目指して屋久島の森林保護、原子力発電所の廃棄物持ち込み禁止運動、電気自動車の普及活動等、その試みは日本が目指す一つのパイロット地域に屋久島がなっていくように私には見えた
今でこそ環境立国を目指すという声が増えたが、それは当時の日本の最先端だった
それが突然、屋久島を離れグリーンピースの代表を引き受けられた時は何てチャレンジングな人なのだと思った
せっかく平和な場所を屋久島に築き上げたのに、わざわざ大手メディアのサンドバック状態になっているグリーンピースの代表を引き受けるとは、私には考えられなかった
だがその後、坂本龍一さんを始め多くの人がグリーンピース支援にまわりグリーンピースは活況を呈したのだから彼の活躍はすばらしい
日本の捕鯨問題に関するメディア報道に関しては、かなりプロパガンダ的要素が強いと私は考えている
グリーンピースでは鯨を食べることが問題なのではなく、国が行っている調査捕鯨という名目の国益のない行動を問題にしている
「鯨を食べるな」と言っているのではないのである
最も鯨の肉は最近日本人は食べなくなって、1年分が倉庫にストックされているという
それでも政府は、税金で日本は鯨を獲りつづけているのである
私に言わせれば、税金の無駄使いだ
「これから日本はどうすればよくなるか」という話題で話をしていたときに
「よく見て声をあげること」という話になった
税金がイラク戦争のアメリカの後方支援に使われている問題
(最近やっとイラク自衛隊派遣が、人道支援ではなくアメリカの給油等の後方支援に使われたと国会でも議論された)
遺伝子組み換えの大豆が使われている問題
(日本の大豆自給率が約5%なのにスーパーに国産大豆の納豆があんなに売られているはずがない、日本の法律では国内産の大豆が混じっていれば「国産納豆」と表示することができる)
社会問題に対して、コペンハーゲンでもギリシャでもフランスでも世界中でデモが起きているが、日本は静かだしその部分に関して大手メディアは一切報道をしない
そういう意味では、YouTubeをはじめネット系メディアは一つの役割を果たしている
話は変わるが、いっしょに参加したNさんが「星川さんは、とてつもなく落ち込んだときはどうやって復活するのですか?」という質問をした
彼は、「外なる自然、内なる自然、連れ添う自然に帰る」と答えた
私もほぼ答えは同じなのだが、最後が若干違う
「連れ添う自然」は伴侶をさすのだが私の場合は、「杯を交わす友との自然」が近そうだ
地域通貨の可能性
今年もいろいろな勉強会、セミナーに参加したがホロトロピックネットワークの天外伺朗さんの話はおもしろかった
今週の週刊現代にも「天外伺朗が提言 「1ドル=50円時代」の準備をしなさい」という記事が掲載されていた
以下は彼のコラムからの抜粋である
国会議員との勉強会の名称が「パラダイムシフト研究会」なだけあって、国の評価がGDP(Gross Domestic Product)からGNH(Gross National Happiness)へシフトすること、アメリカの金融業界を中心にした「ギャンブル資本主義」から脱却しなければいけないことは、メンバーにはよく理解されました。そのための方策として「地域通貨」によるローカル経済の活性化と市場の正常化、信頼の回復などを提案していますが、これは理解できる議員さんは半数以下でした。
おそらく、いきなり「地域通貨」と聞いてもなかなか理解できるものではありません。議員さんでもそうなんですから、ましてや一般大衆が理解するまでには相当時間がかかると思います。
GNHという言葉は、ブータンの国家スローガンで有名になった
ブータンという国は、人口69万人の小さな王国で国土は九州より少し広いくらいで主要産業は、農業、林業、牧畜業で、農業と牧畜業とで、国内総生産(GDP)の約40%、就業人口の約85%を占める、国民の90%以上の人が「自分は幸せである」と解答することから今、注目を集めている
ブータンの視察に訪れる人が1番多い国がGDPナンバーワンのアメリカであることは皮肉な話だ
天外さんの言うように日本は、GDPではなくGNHをいかに高めるかを議論していきたい
その中で「地域通貨」の普及は一つの鍵だと考えている
私も「安房マネー」という地域通貨を使い始めたのだが、人と人との繋がり、信頼関係を築くのにはものすごく有効である
但し「安房マネー」は地域の経済効果を上げる役割としてはまだまだ課題を残す感じはする
日本でもシャッター街が増える商店街で足立区の東和商店街が発行した「地域通貨」は地域に年間4億円流通したというような成功ケースが出始めている
日本再生のために「地域通貨」は大きな可能性を感じる
実質通貨があまりにも不安定でグローバルになりすぎ地域で回転しなくなってしまったので、地域を活性化させ人と人との信頼関係を取り戻す「地域通貨」が今後普及すると私は考えている
人は、人との繋がりがなくなったとき不安になったりエネルギーをなくす
近代社会は便利でお金であらゆる事を解決できるようになった結果、人と人との関係性が希薄化してしまった
今の日本に必要なのは、人と人とが繋がっているという実感だ
それは、もともと私たちが持っていたものなのだから
地域通貨「安房マネー」

地域通貨「安房マネー」を始めた
安房マネーは、南房総を中心に約230名が参加している
法定通貨と違い、地域通貨は地域や特定の組織が自主的に発行しているものが多く法定通貨が、大企業や大都市にお金が集まりやすいのに対し、地域通貨は特定の地域やコミュニティで流通するので地域に通貨が残りやすい
最近、店のチェーン化が進んでいるのでその地域にお金が残らない仕組みになっており大企業の本部がある地域にお金が益々落ちるようになってきている
また、サブライムローンが引き起こした金融危機、ヘッジファンドの横行等、仮空経済は実経済の10倍以上に膨らんでおり行き過ぎた金融システムが社会混乱を引き起こしている
安房マネーの使い方は様々だが、その人が外出する時に子供を預かったり、稲刈りを手伝ってあげたり、パソコンの使い方を教えてあげたりと自分たちのできることをお互いに提供し合いながら、コミュニケーションをはかる道具として活用できる
リーマンショック以降、グローバライズからローカライズ、仮空経済から実経済、地産地消へ向かっている感じがするのだが、人と人の信頼関係を築く道具、行き過ぎた貨幣社会を修正する道具として地域通貨をはじめてみたい
地域通貨「安房マネー」

地域通貨「安房マネー」を始めた
安房マネーは、南房総を中心に約230名が参加している
法定通貨と違い、地域通貨は地域や特定の組織が自主的に発行しているものが多く法定通貨が、大企業や大都市にお金が集まりやすいのに対し、地域通貨は特定の地域やコミュニティで流通するので地域に通貨が残りやすい
最近、店のチェーン化が進んでいるのでその地域にお金が残らない仕組みになっており大企業の本部がある地域にお金が益々落ちるようになってきている
また、サブライムローンが引き起こした金融危機、ヘッジファンドの横行等、仮空経済は実経済の10倍以上に膨らんでおり行き過ぎた金融システムが社会混乱を引き起こしている
安房マネーの使い方は様々だが、その人が外出する時に子供を預かったり、稲刈りを手伝ってあげたり、パソコンの使い方を教えてあげたりと自分たちのできることをお互いに提供し合いながら、コミュニケーションをはかる道具として活用できる
リーマンショック以降、グローバライズからローカライズ、仮空経済から実経済、地産地消へ向かっている感じがするのだが、人と人の信頼関係を築く道具、行き過ぎた貨幣社会を修正する道具として地域通貨をはじめてみたい
捨てるよりシェアへ
今週の日経新聞1面の「家計の選択」という特集記事が興味深かった
内容を要約すると
・昨年末、イトーヨカドーが火をつけた下取りセールは百貨店、専門店に一気に広がった
「まだ使い切っていないもの、企業会計で言えば原価償却の資産を処分する喪失感を消費者の心から取り除いたことが大きい」
・家具・家電レンタルのアムスなんでもリースが前年対比2割で伸びている
「買うより、シェア。捨てるよりシェア。耐久消費財を所有するデメリットを避ける知恵が広がっている」
・冠婚葬祭も聖域ではなく、火葬場などの部屋を使って10人程度で故人を忍ぶ「直葬」を日比谷花壇が始めたり、結婚式でも「写真だけ」「指輪交換だけ」などの「アラカルト婚」が広がる
「見栄や体裁を捨て、不要と判断した儀式、サービスをばっさり切り捨てる、そんな消費者の判断基準が垣間みえる」
消費社会研究家の三浦展氏は、「物を買わない、使わない、エコやレトロ、中古品や手つくり品が好き」という価値観の持ち主が年々増えているといい「シンプル族」と命名した
先日、友人の大手流通系コンサルティング会社に勤める友人と食事していた時も、上記傾向を語っていた
「シェアリング」「共同体」「所有から利用」、このキーワードは今後のライフスタイルのキーになると考えられる
今、「農あるくらし」を求めて東京から200K圏内で農地付きの古民家を探しているのだが
庄屋の跡家で、3世帯はシェアリングできそうな家が栃木県茂木で2万円で貸しに出ていたりする
また、伊豆の市役所からぜひ使ってほしいと以前企業が使っていた保養所物件の情報が来るようになってきた
もっとも、このような案件は市場には出てこないのだが、人脈をたどったり足で探せばかなりある
「完全自給自足」的なハードな目標を掲げるとハードルは高いが、月2万円なら、みんなでセカンドハウス感覚、別荘感覚で借りて、軽く畑を作って生産物をシェアリングしてもおもしろい
そんな時流である
企業の財務指標、経済指標だけを見ていると悪い数字が目立つが、20年後の日本の消費構造が様変わりするような、大きなライフスタイル転換が起き始めている
農業プロジェクト

最近、ZUTTOの農業プロジェクトに刺激されて農業を始めた
ZUTTOと同じ農業の師匠に弟子入りをして、農薬、化学肥料を使わない自然農業を目指している
有機農業は、新規参入組みが本当に多い(有機農業は全体の約3%)
既存の農家には、農協というシガラミがあり大半の農家が変化したくともできてない
曲がったきゅうり、にんじんは今だに出荷できない地域が多い
「奇跡のりんご」の木村氏の著書が売れているが、彼のような著書が売れるのは今までの、日本では考え難かった
これは、金融中心の経済から実経済に移行しているのと食に対する危機感だと私は分析している
・中国が事実上の農業輸入国になった
・オーストラリアも環境変化の影響で旱魃が続いている
・アメリカは、大規模農法のツケが回り地下水から汲み上げる井戸の深さが増し塩害が起きている(地下を掘れば掘るほど塩が多くなる)
私自身が、今回の金融ショックで変化が起きた
本当に必要なものが何なのかを、再び確認した
それは、23年間にニュージーランドに住んでいたときに感じたものだ
当時、ニュージーランドの人口が400万人程度で、自給自足率が100%以上、土地の価格も安いので、生活支出の家賃、食費が占める割合が日本のように高くはない
そうすると、あくせく働かずとも、生計が成り立ち幸せを感じる
当時のニュージーランドのGDPは低かったがGDH(国内総幸せ指数)が日本とは比べられないほど高かった
翌年、日本に戻り大きなギャップと矛盾を感じた
今、農業、自給自足的生き方がトレンドのようになっており、「田舎ぐらし」等の雑誌が飛ぶように売れているのは、日本人が何があれば幸せかということを、再び考え始めた結果だと思う
そんな中最近、私が出会ったおもしろい人、著書は、経営的なモノ以外が多い
安曇野パーマカルチャーの臼井氏
くりもと地球村の佐藤氏
「ニンジンから宇宙へ」の著者である赤峰勝人氏
「わら一本の革命」の著者である福岡正信氏等
最近の日本は政治家、官僚のレベルが低いので、日本をリードしてきたのは経営者だったが、これからの日本をリードするのは循環型社会を目指す上記のようなタイプかもしれない
新たなる幸福モデル
最近、ベトナム法人社長の藤田君とスカイプで長々と話をすることが多いのだが
こんな会話があった
昨日、たまたまこちらで日経新聞を手にしたのですが、
「こんなの毎日読んでいたら頭がおかしくなる」
と思ってしまいました。
日本はネガティブ情報の発信での「洗脳」が行き過ぎです・・・・
経済評論家の森永卓郎さんは数年前から「日本ラテン化計画」を主張し、経済発展を基礎とした幸福モデルからの脱却を提言されていますが、私も基本的にはそれに賛成です。
高齢化社会を前提として、今後の日本が高い経済成長率を維持するのは、「土台無理な話」ですから、ゼロ成長でよし、として社会システムを変えていく必要があると思います。
メンタル気質も、ラテン化ならぬ、「ベトナム化」がいいのではないでしょうか(笑)
若者は車なんぞ乗るのはやめて、みんなバイクで2尻で!
シニア層の方には、ぜひ引退後は、暖かい南国のホーチミン周辺に来ていただいて、第2の人生を送っていただくといいのでないかと思います。
アジア先進諸国、ヨーロッパの富裕層向けのリゾート開発、きっと儲かると思うなぁ・・・・(と、話はまたベトナムに・・・)
私も同感で、20年来の癖で日経新聞を毎朝見る(読むのではなく)が、ネガティブエネルギーが強いので見る時間が5分程度になった
シンガポールの1人当たりGDPが日本を抜く今日、新たなる幸福モデルが必要みたいだ
ロストジェネレーション
サイト売買のサイトストックがワールドビジネスサテライトで取り上げられたおかげで、お客さんを訪問すると「ビジネスサテライト見ましたよ」と言われ、なにげなく社内は盛り上がっています
サイトストックの若手社長、平野君の凛々しい姿をTVで見たときは私もちょっと感動してしまいました
もっとも、私も平野君もメガネの坊主社長というのはちょっと怪しげではありますが
最近、いろいろなメディアでもサイトストックが取り上げられてはいるのですが、やはりこの番組は影響力が大きいようです
ほとんど、テレビを見ない私でも自宅にいるときは、なにげに見てしまいます
先週末は、社内雪山イベントで軽井沢にボード、スキー、ブレード(私は今シーズンからブレードに転向しました)遊びに行ってきました
そこで、平野君が私の車の助手席に便乗していたので、とりとめのない世代話(ちなみに平野君は27歳、私は43歳)をしていたのですが
私が大学を卒業したのが1988年で典型的な「バブル時代」、上司から言いつけられた残業よりもデートを優先する世代で新人類と私たちは呼ばれました
証券会社に新卒入社を果たした同級生S君は1円の売上げも上げていないのに夏のボーナス80万円をゲットしていました
私世代のこの時代の起業家は、担保を差し出さないと借金ができなかったのですが、いい思いもしているのでリスクを犯すことを厭わない経営者が多いように思います(リスクを犯してでも、もう一度いい思いをしたいという感じですかね)
1995年前後に大学を卒業した層では1999年の「ネットバブル」の恩恵を受け現在、35歳前後で新興市場にIPOを果たした起業家が多いのはこの時期です
この時代は、日本でVCが存在感を出し始め「間接金融から直接金融」が叫ばれ日本のファイナンスが変わりました
2002年に大学を卒業した平野君たちの世代を「ロストジェネレーション」世代と言います(私が言ったのではなく平野君が言っているのですが)
ネットバブルがはじけ、大手企業に勤める親世代のリストラが進み、高齢化社会が迫り、企業の高業績に比べて所得は増えず、日本の将来も不透明など、何一ついい思いをしていない層です
「こんな時代に起業する奴」はよっぽどの変人ですよと彼は車中で言っていたのですが確かに最近は、日本のVCまでがアーリーステージ企業に過去の実績を重視するような傾向になっておりプレミアムという言葉が死語化していいます
今は、日本のVCからリスクマネーが引いていっているような感じを受けています
VCがリスクマネーを供給せずに、誰がその役割を担うのかと疑問です
私たちも最近は、海外でのファイナンスを真剣に検討し始めました
ここで国策を打っていかないと今年の3月以降、日本の起業家マインドが一気に低下する可能性があると感じています
高齢少子化が進み、開業率までもが下がると日本に未来が見えづらくなります
団塊世代資産を日本の若者に流す必要があると思っています
出てこいジャパニーズエンジェル
「ロストジェネレーションたちに光を」今、そんな気分です
DONBURI CAFE


昨夜は、カヤックさんが12/12にOPENするDONBURI CAFEのレセプションパーティに招待され鎌倉に行ってきた
事務所が上にあり、1FがDONBURI CAFEという「やられたー」という感じのいけてる設計
当日、参加していた経営者も「やられたねー」と異口同音に叫んでいた
最近の傾向としてネット系の企業がリアリティのあることをやりたいとみんな思っている
バーチャルが進化するとマトリックスぽくなって実感が湧きづらくなるのでそんな反動かもしれない
デジパのSQ Lifeでも今度、「柿沼忍昭和尚×toniさん 『食禅(じきぜん)~器から禅を学ぶ~」を開催するのですが、やっぱり生のユーザーの声を聞くことは大事だし自分たちの仕事が役に立っているということを肌感覚で感じることは大切です
カヤックの柳澤さんが「開発系の会社だからって、まともな挨拶ができないのはおかしい」と言っていたのだが、リアルなコミュニケーションから遠ざかれば遠ざかるほど挨拶のできない人が増える
DONBURI CAFEは見事にそんな柳澤さんの思想を繁栄させている
ホーチミン出張

ベトナムでのパートナー企業探しをするためにホーチミンにやってきました
約10年ぶりのホーチミンなのですが、ビルの近代化、ホテルの整備、年間8%を超える経済成長、そして平均年齢28歳という人口構成と、まさに街中がエネルギーが溢れています
29日に開催される日本の起業家とホーチミンの起業家を結びつける「ホーチミン起業家登竜門」の前夜祭に参加したのですが、入り口でいきなりウェブシャークの大将に出会い2人とも思わず奇声をあげたのを皮切りに、おなじみのネット業界の経営者が数多く参加していて本当に世界が近くなったのを感じました
今日も、2社ほど開発系の現地法人を回ったのですが漢字を使ってプレゼンテーションしてくる企業もあり、日本での慢性的な技術者不足を考えるとオフショア開発がますます増えていくことを実感しました
今は空前の新卒、第2新卒ブームで求人倍率が高まり、久しぶりに若者が過剰な優遇扱いを受けていますが5年後に彼らのライバルとなるのは、まちがいなくアジアの若者なのでしょう
進む業界再編
電機業界の再編が加速している
シャープがパイオニアの筆頭株主になるというニュースが昨日発表されたが、最近では、京セラが三洋電機の携帯電話端末事業の買収、ソニーが半導体の製造ライン売却とそれぞれ売却交渉がすすんでいる
国際競争では米国、韓国勢に押され、日本の電機業界の営業利益率が4%まで落ちているという現状があり「経営の選択と集中」が実行されている
電機業界の再編のニュースに続き、家電量販店5位のビックカメラと7位のベスト電器が資本提携を行いビックカメラがベスト電器の筆頭株主になるというニュースが同日発表された
ビックカメラは業界2位のエディオンとも資本業務提携しているので3社の売上合計は1兆6千億円になり首位のヤマダ電機を上回る
大手企業は今後の少子化、縮小する日本マーケットをにらみ、経営統合、主力事業への集中という手を打ってきている
そこには危機感があり視点を遠くに定めている
一方、どの業界を見渡しても中小企業の方がその点では危機感が薄く手をこまねいて静観し、その日暮らしをしているように感じる
大手企業の再編が終わったあと、ある日突然マーケットをなくし取り残された中小企業が山のように積まれるそんな日が来るかもしれない
サイト売買の時流
リリースをして5ヶ月目だがWebサイト売買サービス「サイトストック」に関する問い合わせが増えている
デジパで2年前に一番問い合わせの多かったサービスがビジネスブログだった
企業がサービスサイトとして、サテライトサイトしてブログでファン層を獲得したいという要望があり提案をさせていただく機会を数多くいただいた
今、結果的に見ると社内で0から1を作ることが上手い企業はコミュニティ形成が加速的に進んだのだが、社内で情報発信ができなかった企業やコンテンツが作れなかった企業は自社で0から1を作ることを止めM&Aやサイト売買の方向に動き出した
特に、2から10を作ることが得意なレガシー系企業はこの動きが活発だ
一方、サイトの売り手目線で見るとレガシー系企業の好決算とは対照的に相次ぐ新興ベンチャー企業の不祥事により新興市場の株価下落、内部統制の厳格化等によりインターネット系企業に逆風が吹き「経営の選択と集中」が求めら最近は、企業にとってドメインから外れるサービスを切り離す動きが顕著だ
そんな時流から、サイト売買というマーケットが動き出しているのだが日本は欧米に比べてビジネスイグジットの方法が少ない
そんな点でも、サイト売買という事業は起業家育成、インキュベーションとして意義がある
私自信が、「サイトストック」をリリースしてから20代経営者と会う機会が格段に増えたのだがIPOを目指す若手経営者はこの2年で確実に減ってきているのを実感する
経営者にも、いろいろな選択があってもいいと私は考えている
名前を連呼する選挙演説
今週も、名前を連呼する選挙演説
世の中がこれほど変化しているのに、選挙だけは変わらない
公職選挙法によると、Webサイトは公示後は更新できないがPod CastingはWebサイトにあたらないので更新可能できるらしい
もっとも、最近は立候補者が盛んにblogを公開したり自民党からなし崩し的にWebサイトが更新されていたりと牙城が崩れ始めましたが、本当に国民をバカにした不思議な法律です
わざと選挙をしらけさせているのか、金と権力のある人が勝てる仕組みを手放したくないのか?
名前の連呼ではなく、政策で選ぶ国にしたいものです
そんな週末にこんなサイトを見つけました
ザ・選挙
シルクスクリーンの流通

八王子の友人宅に行くついでに、ネットで見つけた「ギャラリーしげかわ」にジェニファーマークスのシルクスクリーンを買いに行った
ジェニファーマークスの絵を初めて見たのは今から16年前、当時は青山にあった画廊プロバだった
友人の付き合いで店に入ったのだが「ココナッツベイ」という作品に一目ぼれしてしまい、生まれて初めて絵を買おうと思った
貯金も持っていなかったのだがその場でローンを組んで購入を決めた
ところが、ローンの審査がおりず「ココナッツベイ」とは縁ができなかった
さて、今回購入したジェニファーマークスの作品は自分がインターネットで検索した中では一番安い店で購入したのだが、最も高い店とは3倍の差があった
しげかわさんに「なぜ、こんなに安のですか?」と質問すると「絵画の流通はインターネットの出現によって画期的に変わった」という
しげかわさんの店では、90%以上の人がサイトからの購入で50万円位までだったら作品を見に来ないで購入する
仕入れも大半が、サイト経由で宅急便で送られてきたものを査定して支払う
ニッチ市場だがシルクスクリーンの流通が変わってきている
日本でシルクスクリーンが陽の目を浴びたのは1980年代後半のヒロヤマガタの時代からだろう
当時は50万円前後のものが画廊で売れていたが、このビジネスは青山、銀座等のそれなりの場所でサロンを構える必要がありそれなりの投資が必要だった
かつてユーザーは、一等地のサロンに対して負担金を支払っていたのだ
ネットで絵は売れないと一般的には言われていたがこの牙城も崩れた
商品価値の推移
船井総合研究所の小野氏と話をしていると、顧問先のEコマース企業の利益が最近落ち込んでいるという話になった
理由は、消費者の検索テクニックの向上により、より価格の安い企業を選択するようになったからだという
船井総合研究所の小山社長が、かつてセミナーで商品価値の推移という話をされていたのだが
1950年代 商品価値=価格×機能
1960年代 商品価値=価格×機能×デザイン
1970年代 商品価値=価格×機能×デザイン×サービス
1980年代 商品価値=価格×機能×デザイン×サービス×ブランド
1990年代 商品価値=価格×機能×デザイン×サービス×ブランド×情報
2000年代 商品価値=価格×機能×デザイン×サービス×ブランド×情報×理念
2000年代の理念とは、ISO取得やリサイクル、環境問題との取り組み等を指す
企業のISO取得やリサイクル、環境問題との取り組みは消費者の個人的利益につながらず社会的利益につながる
スーパーマーケットで買い物をする主婦が、リサイクルに取り組むお店を選択するのは「子供たちに安全な地球を残したい」という思いだ
商品の差別化をはかることが困難な時代、消費者が理念を選択する傾向は強まってきている
外食産業のメーカー化

外食産業のアスクルを目指すエバービジョンの村上氏、外食コンサルティングROIの恵島氏とゴルフに行く
2009年の株式公開を目指すROIでは、なぜかデジパ出身者が多く今日も元社員の藤森君が参加
外食産業は、開業のハードルが低く起業がやりやすい業界ではあるが継続的な経営が困難な業界でもある
「もつブーム」であったり「ジンギスカンブーム」であったり、近年ますますトレンドサイクルが短くなりユーザー固定化の難易度は上がっている
ここ最近のジンギスカンブームも大手ビールメーカーが仕掛けたが、そろそろ下火で廃業する店が目立ち始めた
恵島氏いわく、この10年の新興外食産業の台頭は、雑誌掲載、クーポン券等の「販促」がテーマであった
しかし今は、素材回帰に戻っているという
契約農家を開拓したり養鶏場を自社経営したりして良い素材をいかに安定的に確保するかが鍵で小手先の販促ではユーザー固定化ができなくなってきている
確かに、この10年外食産業の社員教育やサービスレベルは格段にあがったと感じる
マクドナルドを代表する教育のマニュアル化が進んだからだろう
これからの外食産業は、サービス業からメーカーに近い機能を求められるのであろう
社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)

社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)という言葉を聞くようになった
利益をあがるためだけの冷血漢でもなく、社会のために自分のすべてを投げ出し続ける無私無欲な英雄でもなく
「経済的に成功した起業家」と「信念に基づき効率的に行動する活動家」を両立させているハイブリット起業家のことだ
2006年のノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行のムハマド・ユヌスはソーシャルアントレプレナーの代表と言えるだろう
ムハマド・ユヌスは、バングラディッシュでどこの銀行も貸さない貧困層の女性に融資を実行し、融資した顧客の4分の3を極貧生活から脱出させている
シルヴァン・ダルニル、マチュー・ルルー著「未来を変える80人」はフランスの2人の若者が、世界を旅して出会った社会貢献をしながら、しっかり稼ぐソーシャルアントレプレナー80人を紹介している
日本からは、生分解率99.9%の洗剤を作るというサラヤの更家氏
雑草や害虫を食べるカモを活用した農法で有機米を実現した古野隆雄氏が登場している
最近、ベンチャー企業を名乗る中小企業が増えてきたが
これからの社会を進化させるのはベンチャー企業を名乗る中小企業ではなく社会起業家ではなかろうか
「ART-Meter」
自由が丘にある「ART-Meter」がリニューアルオープンしたので行ってみました
「ART-Meter」は、計り売りARTのお店で全てが一点もの
1㎡=3円~から買えるので、ネットで気軽に買えます
私は、椿Akoさんの砂絵が好きになり今日は3点買って、さっそくリビングに飾ってみました
「ART-Meter」はネットで始まり、その後に自由が丘に小さな店舗ができ、今回のリニューアルでは30坪くらいの店舗にまで成長していました
ネットで始まったものが店舗に成長していくという図を見ていくのは、気持ちよかったです
地産地消

今年は、まさに環境とビジネスという相反するものが出会う年になりそうで日経新聞にすら毎日「地球温暖化」という文字が並ぶ
先日、循環型の継続的社会をめざして「ずっと使えるものを広めていく」という理念で企業経営をしているZUTTOの松本さんと食事をした
循環型の継続的社会をめざすというとNPO法人のエコロジストを想像するが、ZUTTOはイーコマースを通して経済に根ざして利益をだしているところがすばらしい
会社も継続性が必要であると私は考えており利益がでていない会社にそれはない
環境問題の基本は「地産地消」で物流にかかるエネルギーが最も大きいので東京在住の人が、じゃがいもをスパーマーケットで購入するときニュージーランド産、北海道産、茨木産があれば東京に住む人にとっては茨木産がもっとも地球に優しいと、松本さんは主張していたのだが、パタゴニア創業者もこう語っている
パタゴニア創業者であるイヴォン・シェイナードの経営論「社員をサーフィンに行かせよう」の一説である
「ほんの数年前まで地球温暖化について誰も耳を貸そうとしなかったが、いまでは多くの人や企業が耳を傾け始めた。しかし、もう遅い。手遅れだ。だからこそ、温暖化の加速度を少しでも緩めるための努力を、いますぐしなければならない。石油価格の上昇はグローバル経済を揺さぶる。いままでのように、ニュージーランドの毛糸を香港でセーターを編み、アメリカで売ることは困難になる。ローカルエコノミーに戻るべきだ。」
「地産地消」は継続的社会が成り立つ上で大きなテーマになりそうだ
外部リンクを作るもの

先日、SEOの第一人者である住太陽さんが久しぶりに遊びに来た
振り返れば不思議な付き合いで、日本にSEOという語源が認知される前からの飲み友達だ
住さんは、フリーランスからSEOサービスを売り物にする会社を設立したのだが
ある日、突然「飽きた」と言って会社を解散
その後は、講演、執筆と経営者時代より活動範囲が広がったように見える
ここ数年でソーシャルメディアの持つ影響が高まり、大阪市立大学で「ソーシャルメディア」に関する講義もしている
さて、SEOの戦略は外部リンクをはいかに集めるかがカギである
かつて外部リンクを作っていたのは、ディレクトリー登録であったりプレスリーリースであったり企業がつくりだしていた
しかし現在、ブログ登録者1000万人時代になり外部リンクを作っているのは個人のブロガーとクリッパーに変わってきている
「今日から始めるビジネスブログ執筆の10のルール 」では、それがわかりやすく解説されている
OBII(大手町ビジネスイノベーションインスティテュート)

昨夜は、ブロガー・ガ島通信こと藤代裕之さんらOBII(大手町ビジネスイノベーションインスティテュート)の主力メンバーが来社
OBIIは、NTTに勤める社員らが中心となって設立した団体で、目的は企業に勤めるビジネスパーソンのイノベーションを手助けすることである
休日に合宿を定期的に実施し新しいウェブサービスをつくり出している
今回は、OBIIがつくり出したサービスをデジパのサイト流通事業「サイトストック」(サイト買取、サイト仲介、レベニューシェアのサービス)でイグジットあるいはレベニューシェアできないかという打ち合わせだったのだが、話は15分で頂点に達するほど盛り上がり瞬時にコラボレーションが決まった
次回のゴールデンウィーク合宿は私も参加することにした
打ち合わせ終了後、近くの居酒屋で食事をしたのだが、彼らの語りは熱い
会社員の立場である彼らがいかにして大企業を変え日本を変えるかという話を本気で語っている
昔の「侍ジャイアンツ」を見るかの気持ちで会話に参加してしまった
(ちょっと古いねたですが)
まるで、幕末の勤皇の志士のような感じだ
経営者仲間が集まると、自分たちが日本を元気にしようという会話によくなるのだが
大手企業に勤める彼らが、企業の内側から日本を元気にしようと企んでいる姿を見るのは本当に刺激的であった
まさに時代は、企業優位から個人優位へと移っていきスーパーパーソナルな時代の訪れを感じさせられた
不都合な真実

この週末、話題の映画「不都合な真実」を観に行った
この作品は、アメリカの元副大統領ゴア氏が地球温暖化によって引き起こされる数々の問題に関してスライド講演を世界各国で開き、地球と人類の危機を訴え続けている姿を描いたドキュメンタリー映画として社会的に反響を呼んでいる
多くの政治化が後援企業の不都合から事実を隠し続ける中、地球を離さないでと本作品の中で訴えている
このような映画がアカデミー賞(ドキュメンタリー部門)最有力候補の呼び声が高くなってる時流は今年の大きな特徴であると私は感じている
1月27日の朝日新聞にも、ただ資金的援助をするのではなく、適正な価格で商品取引を継続するこで、南の国々の持続的な生活向上を支えることを目指す「フェアトレード」という考え方を持った取引市場が世界的に急拡大しており日本も近年300億円まで広がるという記事が大きく取り上げられていた
デジパでもフェアトレード商品を使っているが、07年は価格が高くとも環境に優しい商品市場が拡大する傾向が強くなりそうだ
07年は、世界的に環境元年になる予感がする
それだけ、地球が病み始めている結果なのだがゴア氏の「地球を離さないで」という言葉には心を動かされた
デジパのクレド(信条)第4条には「世界をよりよくするためにできることから実行する」
という項目がある
「スーパーパーソナル」な時代

ウノウの山田さんのところに遊びに行った
引越ししたニューオフィスは、自宅にいるような落ち着く雰囲気がかもしだされていい感じだった
山田さんはシリコンバレーに住んでいたこともありアメリカ的ビジネスのやりかたの良いとことろも悪いところも感じて日本で起業をした人だ
シリコンバレーの良いところは個人の強さだという
プロ野球の話をしていて、日本の野球界だけではなくビジネス界もフリーエージェント化の時代になるという話題になったのだが2007年からその兆しが顕著になるのではないかと私は予想する
ブログを書く人口が600万人を突破し、個人ブロガーが持つ影響力が社会的に大きくなった一年であったが、これが顕在化していくと企業より個人が強くなるはずだ
昨年、六本木ヒルズのインターネット系企業を訪問した時にそちらの担当者が六本木ヒルズ内で人が転職を繰り返していると、言っていたのだが今年の就職戦線を見ていても来年以降「スーパーパーソナル」な時代が来そうだ
フリーランスな人が増え、さらにプロジェクトの請負人みたいな個人も現れたりするのであろう
実際に大手広告代理店にも社員証を持つフリーランスのプロジェクトリーダーが現れ始め、これからの働き方は多様化しそうだ
これから10年、仕事ができる個人にとってはいい時代になっていく
既得権
先日、チーム達成会で近所に焼肉を食べに行った
「何が食べたい?」と聞くと20代には圧倒的に焼肉が人気である
この傾向だけは20年位変わらない気がする
そこの話題で、放送業界の買収を誰が成功させるかという話になった
この10年では、96年にソフトバンクの孫さんが世界的なメディア王として知られるルパート・マードック氏とテレビ朝日の買収を試みたのを手始めにライブドアの堀江さんがニッポン放送、楽天の三木谷さんがTBSの買収を試みているが、まだ実現した人はいない
放送業界は、日本に最後まで残っている既得権益である
上場企業の生涯賃金データーが出ていたがベスト5に、フジテレビ、朝日放送 、日本テレビの放送業界3社がランクインしていた(放送業界以外ではキーエンス、スパークス・アセット・マネジメント投信)
ニッポン放送とライブドアの買収騒ぎの時、ニッポン放送の社員はライブドアによる買収に大多数が反対の意向を示しいろいろな理由が出ていたが、あの報道で給与が下がるからだと言った人はほとんどいなかった
でも結構、本音はその辺にあったりする
三木谷さんがTBSの買収に成功したら、TBSの社員給与は下がるだろう
この業界だけはいまだに、バブルが続いている
例えば、この業界で働く私の知り合いが使えるタクシーチケットの予算が年間600万円であったり
高額な接待交際費があったり、この業界だけはいまだに別世界の空気がある
そんな既得権で守られた業界に、一般世界の業界から社長が送り込まれた大変なことになる
2000年以降、不況の影響で日本も多くの既得権が消えていったが、既得権だけは内側から崩れることはなく外から壊れる
そろそろ放送の牙城も崩れそうな予感がする
新たなヒーロー
社内で年末調整のメールがまわってきた
気がつけばそんな時期である
この時期から年末までが早いと感じるのは私だけであろうか
デジパでは年末調整をCMでお馴染みの「勘定奉行」でおこなっているのだが、これは日本のシェアNO.1を取っただけあって優れものである
実は、6年くらい前に経理を自分でやっていた経験があるのだがこの時に年末調整をやろうと思ったらまず、税務署の年末調整説明会に参加してその年の税法変更点を教えてもらう
税法は、実は固定されておらず「景気対策」「雇用対策」等で毎年のように特例措置が変わる
それに基づき、個人の納税額を算出していた
だが今は違う
「勘定奉行」を更新してさえいれば、税務署の年末調整説明会に参加しなくとも数字を入力するだけで納税額を算出し帳票までできる
担当者に「年末調整にどれくらいの時間がかかるの」と聞いたら
「3時間あれば終わりますよ」
とあっさり言われ時代の変化を感じた
おそらく20人位の企業で、担当者が有能なら3時間もあれば仕事が終わるのだろう
まさに革新である
さて、これで困る産業がでてくる
税理士である
かつて、年末調整や確定申告は税理士にとって大きなビジネスであったのだがイレギュラーなケースがないかぎり当人でも業務を完結できる
同時に顧問料金の低下現象が起きている
決算費用込みで年間30万円などという税理士も出てきている
かつて2002年にデジタルカメラとフィルムカメラの逆転現象が起きた時、ポラロイドカメラは役割を失いフィルム、現像所、フィルムカメラのFC店で時代の変化に適応できない会社は衰退したり倒産したりした
一方、キャノンは世界一のデジタルカメラのメーカーの座を勝ち取った
技術の進化が起きる時、その進化についていけない企業の死がおこり、新たなヒーローが誕生する
チャンスの国
日本には79万人の外国労働者が存在するとされる
人手不足のため看護士もフィリピンから資格取得者3万人を受け入れると厚生労働省の発表があったが
私は、「市場開放」賛成派である
日本で外国人労働といえば不法就労、犯罪という負の側面が取り上げられやすいが
不足する労働力を埋めるだけでなく、ニートが増える日本において刺激を与えるはずである
人の2倍働いても、豊かに暮らせない国があるのに比べて日本はチャンスの国である
どこの国を旅して必ず日本で働きたいという若者に出会う
大相撲の世界も3分の1が外国人となった
起業においても、エンジェルという存在が日本でも普及し始め数千万という出資を20代の若者が受けることが珍しくなくなった
ひょっとすると、日本は過保護すぎるのかもしれないと思う時もあるが世界の若者から見れば今の日本がチャンスの国であることは確かだ
日本でも外国人起業家が台頭する日が遠くないかもしれない
知識から知恵へ
先日、富士通が2009年までにインドでのソフトウェア開発を2000人雇用するという発表をした
日立製作所が2006年中に15%の人員増加と日本でもインドでの開発委託が加速化している
インドではIT関連の職業従事者が毎年20万人増え、ホワイトカラー層の職が所得の高い先進国から本格的に流出しはじめた
3年ほど前、デジパであるプロジェクトをバンコクに委託した経験があるのだがそこには空調の効いたインテリジェンスビルで3ヶ国語を使いこなすタイ人スタッフの姿があった
当時ワンルームであった自分のオフィスより、りっぱなことに驚きその時、世界の距離感が縮まったことを肌で感じた
インターネットと検索エンジンの進化は、今後も知識の価値を下げ続けるだろう
何を知っているかではなく何を創りだせるか
何を感じられるか
どのように判断するか
知識から知恵への変化を体感できる時代になった
ニート
最近、ニートに関する話題が多くなってきている
ニート現象は、欧米には起きておらず日本特有の問題である
先日も、政府がニート対策として1000万円を投じて農業従事者にしようと試みたがわずか2人が従事したにとどまったという記事が掲載されていた
ボディサイコセラピストの小原仁さんとこの問題に関して話しをしていて
ニートは依存症の一種で
日本の豊かさが生み出した文化病であると語っていた
地域的に見ても
ヨーロッパ、アメリカは父性の国なのでビジネスにおいても結果を出せない人に対しては切り捨てるという
習慣が元来あった
会社の業績が落ちればレイオフを常套手段として行ってきた歴史がある
そこには、依存がおきない
父性とは切断である
一方、日本は母性の国である
包み込み的資質が強く、終身雇用制を重んじてきたため
馴れ合い、依存が起きる
ニートは一種の日本文化が生み出した病であるが、
馴れ合い文化を変えない限り
制度をいくら増やしてもしばらく解決しそうもない
紙メディアとの時差
今週の日経夕刊はWeb2.0の記事と広告だらけです
ここ2週間特に目立ちます
この背景には何があるのでしょうか
もちろん、mixiの上場です
先日、あるコンペのブリーフィングに行ったら担当者の方にWeb2.0のサイトにしてほしいとリクエストされました
理由を聞くと社長からの指示ということで担当者も理解できていません
まさに言葉の一人歩き
でも、紙メディアとインターネットの世界の時差が縮まってきているのは確かです
湘南Clip
昨日、面白法人カヤックが立ち上げた湘南専門総合情報サイト湘南Clipとgooとの提携がプレス発表されていた
アロハスが運営している鎌倉ツリープも盛り上がっていてデジパの社員の間でも好評だ
地域コミュニティのビジネスは、4年ほど前は非常に期待値が高く地域活性化のプロジェクトとしていくつも立ち上がったが上手くいっているものはほとんどなく、ことごとく頓挫してしまっている
大半のものがone wayの情報発信型で息切れして終わっている
しかし、地域コミュニティのビジネスモデルに関しては新しい波がやって来ているのを感じる
それは、ブログの開設人口が868万人に至り、その背景には誰でも、いつでも、どこででもインターネットで情報発信できる環境になりウェブサイト更新の敷居を劇的に低下させたという時流がある
湘南Clipにしても、ユーザー参加型のモデルが・コンテンツとユーザー、コンテンツ同士がつながるというコミュニケーションを実現させている
ビジネスモデル的にはローカライズ広告の波がやってきている
投資の行方
最近、経済紙でも社会的責任投資の運用金額が増えているという記事をよく読む
先月の、日経新聞の特集でも取り上げられていた
社会的責任投資とは、従来の財務分析による投資基準に加え、 社会・倫理・環境といった点などにおいて社会的責任を果たしているかどうかを投資基準にし、投資行動で各種ファンドが生まれている
米国では2001年時点で約280兆円規模と言われており、欧州では近年、急激に拡大している
環境への取り組み状況から企業を選定するエコ・ファンドなどもその一例である
ファンド金額が大きくなるポイントの一つにネット証券の普及により個人投資家の影響が大きくなったことがあげられると私は推測する
機関投資家の投資基準は財務指標だが、個人投資家の基準はどうやらそれだけではなさそうだ
特に、会社をリタイヤしたシニア層の投資基準に社会貢献が大きなテーマに今後ともなりそうだ
多摩地区で定年退職した人が再就職をする基準に関するアンケートが出ていたのだが
1位が「地域に貢献したい」で約48%、2位の「自分の持つスキルを活かす」を上回っていた
先日、船井総研の小山社長の勉強会でスーパーマーケットが変化し始めたという話をされていた
80年代のテーマはCS
90年代は商品に情報を載せる
つまり、食材にレシピを付けてこんな料理ができますよという使い方の提案をしているスーパーマーケットが好調だった
今は、商品に理念を乗せているスーパーマーケットの売上が好調だそうだ
ペットボトルのリサイクル、環境に優しい商品を扱う等の取り組み姿勢を顧客が問うようになった
スーパーマーケットの顧客は主婦なので、子孫に良い環境の地球を残してあげたいという母性が地球に優しい店を選択するようになったということだ
以上の現象より、企業はいかに個人投資家に応援してもらえる理念を持てるかがこれからの投資の行方になるはずだ
その中で、環境への取り組み、社会的責任が重要になる
SEOの時流
新宿でSEO業界の大家が集まる飲み会に参加
私だけが、SEOのエンジニアではないのだが付き合いが古くいつも呼んでもらう
彼らは、みんな日本では「SEOって何?」というころから活躍していたのだが
最近、日本でもSEOがすっかり標準化し「キーワードポートフォリオ」という考えに移行した
たくさんの自分の持ち株を管理するようにキーワードROIの高いものを施工していくという戦略だ
SEOのテクニックだけで上位表示を狙う時代は終わり検索エンジンのルールにのっとりコンテンツを
作るというのがSEOの正攻法になってきているのだが
この飲み会での大家たちと盛り上がった話題は、「先取りキーワード」である
つまりトレンドとなるキーワードを先読みしてそのキーワードのポジションを取ってしまうのである
例えば昨年は「耐震補強」が社会問題となり「耐震補強」がトレンドキーワードとなり
いわゆるROIの高いキーワードとなった
サイトの売買が一つのビジネスになり始めているのだが
SEOに関しても、「受託」から「キーワード売買」というモデルができはじめている
第4の波

日本企業の外需による収益が過去最高であったという記事が今朝の朝刊に掲載されていた
日本の少子化に歯止めがかからない以上マクロで見れば内需から外需に投資をしていく動きは当然であるが、情報化社会が最終段階に入り世界が本当に近くなってきているのを感じる
例えば、先日もある用件でPCメーカーのカスタマーセンターに電話をしたらその電話は中国に繋がっていた
先日、社員のK君の勧めでダニエル・ピンク著、大前研一訳の「ハイコンセプト」を読んだ
ダニエル・ピンクは副題を「情報化社会からコンセプチュアル社会へ」としている
「第1の波」の農耕社会
「第2の波」の産業社会
「第3に波」の情報化社会
そして、情報化社会もいまや最終段階に入って「第4の波」が押し寄せつつあるというのがメインテーマである
(以下、抜粋)
・ビジネス雑誌「フォーチュン」が選ぶ「フォーチュン500」のうち半分以上の企業が、現在ソフトウェア関連の仕事をインドに外注している
・アメリカのコンピューター、ソフトウェアにおける仕事の10%が今後、2年で海外へ移行される
・アメリカ人のための所得申告を行う公認会計士や国内の訴訟について判例検索をする弁護士がアジアの各地で見られるよになった
これは、ホワイトカラーの仕事がインドだけでなくアジアの諸外国に移っており左脳型ホワイトカラー労働者にとっては悪夢を意味する
新しい企画、構想をつくり出す創造力
議論ではなく物語を作る力がこれからのビジネスマンに必要になってくると感じた
例えば、この3年伊勢丹のメンズ向けの広告が変わったと思う
高級鞄の宣伝のために
架空のエグゼグティブビジネスマンを登場させ20年前に父からもらった鞄の回顧録を日経新聞の半ページを使って物語仕立てで表現されている
ようなパターンが最近多い
私は、必ずこの広告を読んでしまいます
人は誰もが主人公なので物語を求めるようです
SQの時代へ
来期は「SQ」をテーマにしたプロジェクトを私が主体となり始めます
SQとはspiritual qualityの略です
これからは、SQの時代です
IQからEQ (論理から感情)
EQからSQ (感情からスピリチュアル)
サービス内容は、「精神性と肉体性の統合」へ向かうポータルサイトです
私が、学生時代はスピリチュアルというと「怪しい」といわれたものですが
江原さんの本がベストセラーになったり、エンヤのCDが売れたりスピリチュアリティが時代に求められはじめました
最近、心理学的学術でもスピリチュアルの解明がこの10年急速に進みました
その代表はトランスパーソナル学会です
欧米の大学によっては「トランスパーソナル心理学」の学科があり認知度は上がっています
ビジネス界でも、アップルのCEOであるスティーブ・ジョブスは土曜の午後は毎週「禅」を自宅で行うことを日課にしています
まだ、明確に解明されていないスピリチュアリティの情報を人々に伝えることにより
本当の元気を手に入れるサポートをすることがこのプロジェクトの目的です
コンテンツは
・ワークショップ
・書籍
・雑貨
・映画
・食
等をテーマにしていく予定です
3ヶ月以内の公開予定です
社員の集合知
書店に立ち寄ると週刊誌のコーナーに置いてある経済誌に「ウェブ2.0ビジネス革命」という特集が組まれていたのだが最近、このような光景をよく目にするようになった
先日、クライアントから「オフィシャルサイトをウェブ2.0型にしてほしい」
というリクエストを社員がもらっていたりして「ウェブ2.0」という言葉が一般社会を巻き込んでの流行になりつつある
ここに明確な定義はないのだが、クライアントコンサルタント型のビジネスをしているデジパではこれをいかにブレイクダウンするかを日々実験している
テーマは「社員の集合知」である
今朝は、イントラブログセミナーの講師をしたのだが
イントラブログを導入する企業の目的は「社員の集合知」を作り出すことでありイントラブログを成功させるには「オープンな情報共有」が鍵になる
「オープン」の鍵は「許す」ということであり
これは会議室からヒット作は生まれないという経験則からくる
管理職の人から見ればくだらない内容でも許すことが大切でつながることがスタート
「情報」の鍵はインプットの習慣であり
インプットのないところから感度のいいアウトプットはでてこない
コレに関しては勉強癖ですね
組織内でのオープンな情報共有が生産性をあげ大企業に勝る生産性を実現する可能性が起きる
ウェブ2.0風に言うと
社員のブログであろうが企業の公式サイトであろうが検索エンジン場では関係がない
例えば、「デジパ」と検索をしたとき一時、公式サイトではなくG君の社員ブログのほうが検索エンジンの上位にあったという時期が存在した
これまでの一方的な力関係が成り立たなくなるのがこれからの時代の変化で「集合知」が大きなテーマになる
新会社法の施行
5/1より、新会社法が施行される
まず、株式会社における資本金1000万円枠の撤廃
資本金1000万円という制度、先進国では聞いたことがない
20代で起業するのに1000万円を自己資金で持っている人などかなりレアーなケースだ
私も、初めて起業したときは20万円しか持ってなかった
この基準を満たすために入れたくない株主を入れたり
ひん曲がった借用証書を提出したりしなければならない
(私の経験則です)
ただでさえ日本は起業率が低いのに、この制度のためにさらにハードルが高くなっていた
株式会社における取締役3人以上の撤廃
これも有名無実となっていた
社員数5人の会社で経営者が3人が集まっているケースはまれで
社外役員を入れているか家族を役員にして名義借りをしているケースが多いというのが現状である
たまに、仕事ができる順番に専務、常務と名称をつけている会社があるがほとんどが上手くいっていない
なぜなら、役員の仕事が経営だから経営能力のない人を役員にしても機能しない
本来は、その人数が揃わなければ3人でなくともいいはずなのである
日本の商法は経済立国にあってかなり遅れているが、今回の新会社法は歓迎したいと思う
イントラブログ
最近、クライアントを訪問するとイントラブログに関する質問を受けます
・一日に受けるメールが増えすぎて、重要なメールが埋もれる
・メールの保存性が低いのでプロジェクトを時系列で追うことができない
・ナレッジマネージメントをやりたい
・社内でのコミュニケーション力を上げたい
経営層の共通の悩みのようです
最も、10年前も同じようなものですが
(経営層の悩みは、何年経ってもあまり変わりません)
私の、最近のお勧めはイントラブログです
下記は、加藤君のblogからの引用です
イントラBlogは社内の知恵を集合させる
今まで、業務で解決しなければならない問題を抱えたり、何か良いアイデアはないかと模索しているときなど、一番手っ取り早いのは身近な人に相談したり、知恵を借りたりすることでした。しかし、従来の方法では、解決策やアイデアを持っていそうな人を選定し、相談するという手間がかかるだけでなく、1度に意見を聞ける人数に制限もあります。さらに、それで問題が解決したとしても、それは当人同士の間で完結され、社内で共有されることはありません。
一方、イントラBlogを活用する場合はどうでしょうか。わからないことがあったり、良いアイデアを集めたいときはイントラBlogに書き込んでおけばよいのです。書き込まれた内容は即座に社内で共有され、社内にいるすべての人が相談相手となります。社内の知識、知恵をイントラBlogによって集約することで、今までになかった新しい解決策、アイデアが生まれるかもしれません。
シリコンバレーに行くタイプ
渋谷のクライアントを訪問したあとに、
ウノウの山田さんの会社に遊びに行く

フォト蔵-簡単に写真やアルバムを共有できるインターネット・サービス

映画生活-新作映画情報サイトで試写会情報・懸賞情報、ニュース、特集、クチコミ情報
ウノウはこのようなインターネットサービスを事業としている会社なのだが
オフィスがフリーアドレスでポップな雰囲気が今風でかっこいい
山田さんは最近まで、シリコンバレーにいたのだが
シリコンバレーで根付く日本人がなぜ、アジア人種の中で少ないのかを語ってくれた
まず、アジアのほとんどの国の人にとってシリコンバレーで職を得ること自体が豊かさなのである
ここで職を得ることがドリームなのだ
それに比べて日本人の大半が、一攫千金のネタを探しにシリコンバレーに行く層と人脈をつくりに行く層の2つに分かれる
日本でもともと豊かに暮らしていける人種がネットのメッカに向かうのだ
逆に根付くタイプは、都会より田舎が好きで夜のネオンがなくても平気な人
アメリカ社会が好きな人らしい
2000年に、私は本気でシリコンバレーに徒手空拳で行きたかったのですごくこの話が腑に落ちた
でも最近、憧れの気持ちが薄れた
おそらく、昔ほど遠くなくなったからなんでしょうね
あちら側とこちら側
NTTレゾナントの上原氏が主催する勉強会RTCに参加
今日のテーマは、梅田望夫氏の「ウェブ進化論」について議論するであった
今年の1月に発売された「ウェブ進化論」は18万部を超えるベストセラーになっており
新書であることとウェブの概論書というカテゴリーで見れば異常な売れ行きである
私の知る限り、インターネット関連の著書でここまで売れた書籍は皆無である
インターネット業界に関係する者にとっては、1986年のマイクロソフト、2004年のGoogleのIPOそしてWeb2.0への現象の流れが時系列にそしてそれに伴う進化がわかりやすくまとめられており、ある企業では社員の人数分450冊がまとめ買いされたケースもあるという
今日の勉強会も、まとめようがなく議論というより感想を述べるという感覚であった
もっとも、まとめることに意味はないのだが
わたしは、これを読んで「あちら側とこちら側」という未来テーマを探求したくなった
あちら側 こちら側
Google Microsoft
U30と呼ばれる経営者 1950年以前生まれの経営者
オープンソース ソフトウェア
ロングテール 2:8の原理
以上が、著書に書かれていた代表例であるが
私は、これはウェブの概論ではなくこれから起こりえる社会の構造変化を読む題材であると感じた
こちら側の象徴は、権力者であり
もし、Googleがもくろむ世界の全ての情報整理が実現したときに困る側はメディアを動かしていた
権力、利権を握っている既存勢力である
アメリカ司法省とGoogleで起きている情報公開に関する訴訟はその一端であろう
今、インターネット業界で起きているWeb2.0という動きは全産業に普及し社会構造を変えるパラダイムシフトの前兆に思えてならない
エネルギーの変わり目

ホストネットの松本さんが打ち合わせで来社
この会社は世界のワクワク商品を発掘してネットで販売している
「月の土地」なんかもギフトとして商品化していて
弊社のK君も甥っ子誕生のお祝いに贈ったりしているニッチなヒット商品だ
マーチャンダイジングに全てをかけるガリンペイロ的な姿勢がかっこいい
打ち合わせが終わり食事をしているとヒルズ族という話題になった
お互いの認識のなかで共鳴したのがヒルズ族の反動が若者の中におきている
最近、会社訪問に来る学生の思考の中に
「社会貢献」
「NPO法人」
というテーマで夢を語る人が増えている
確かに、六本木ヒルズの中で巻き起こっている「ゲーム感覚的な舞台」には人を引きつける一種のドラッグにトリップするかのような空気がある
でも、いつの時代もエネルギーの流れが変わる時がある
今は、そんな感じがする
でも、針が触れる時はいつも対極に振れるので
上記の学生が最後に言うのは
「問題は収益性なんですよね」
である
キャッシュフローの流れが切れるとNPO法人は続かない
ずっと続く組織には3つのバランスの取れた満足がある
社員満足
顧客満足
経営満足
であり、これのどの要素が欠けても不健康である
経営満足とは利益である
ネットと放送メディアとの融合

FM東京の関連会社へコラボレーション企画に関するブレストで訪問。
向かいにFM東京の本社ビルがあり、収録スタジオを案内してもらった。
ペントハウスには、ジェットストリームという名のVIPラウンジがあり城達也さんを忍んできました。
コラボレーション企画が実現するとちょっとうれしいかも。
さて、最近ネットと放送メディアとの融合といテーマ及びM&Aが世間を騒がせている。
2008年に、すべてのアナログ放送がデジタル化してしまうと技術的にはサーバーをどちら側が負担するかという問題以外の障壁はなくなってしまうのだが、コンテンツの議論で違和感を感じるのは大手企業は相変わらずそこにメジャーコンテンツを持ってこようとする点だ。
私は、インディーズの作品が各ジャンルで上に登りやすくなることが一番の変化であり面白みだと感じる。
アナリスト予想
恒例の1月未来塾へ
週間ダイヤモンドが発表した、これから伸びる日本の30社の中に未来塾のメンバーが3人入っていた。
GMOペイメントゲートウェイの相浦さん、アルデプロの秋元さん、SBSの鎌田さん
いっしょに勉強しているメンバーがメジャーになっていくことはうれしいものである。
今日の講師はポーラスター投資顧問会長の野中さん
1時間の講演の中でおもしろかったフレーズは
「アナリストの予想はあたらない」である。
内閣府の外郭団体、経済企画協会が主要調査機関を実施した05年予想は、
日経平均株価が11642円、円相場104円70銭
ところが12/28の日経平均は16194円、円相場117円15銭であった。
この10年、アナリスト予想があたるのをあまり見ない。
今年の日経平均予想は18000円である
さて、どうなることでしょうか
Web2.0なVC
NTTレゾナントの上原氏が主催する勉強会、RTCカンファレンスに出席。
入り口で偶然、先月の新卒採用セミナーに参加したH君と再会。
「一番最初に郷さんのスペルに関して質問したのですが覚えていますか?」
と聞かれ記憶がよみがえる。
何たる偶然、実は私が彼を来週面接予定なのだ。
縁があるかも。
今夜のテーマはGMOベンチャーパートナーズの村松さんが
「Web2.0,資本市場、VCに関する雑感」というテーマで講演。
GMOベンチャーパートナーズはWeb2.0なVC(ベンチャーキャピタル)を自称されている。
純VCと何が違うのか?
2000年のネットバブルの時代と違い、ベンチャー企業に大量投資が必要なくなった。
オープンソースでハードの値段が下がったからだ。
では、ベンチャー企業はVCに何を求めるのか?
1、収益化とスケール加速の応援
2、若干の投資資金
3、資本戦略(株主ポートフォリオ)の応援
以上は、講演内容からの抜粋である。
収益化とはビジネスモデルのブラッシュアップであり、アライアンス戦略である。
ここが一番難しい、
いろいろなキャピタリストに会ったがこれができる人に会ったことがない。
Web2.0なベンチャーキャピタリスト会ってみたいな。
無駄なものを捨てる技術
用事があって、自宅から溜池山王に出てきたら街は年始まわりラッシュでした。
20代から、日本の年始まわりという慣習が好きになれずいつもこの時期は会社に篭っていました。
お正月は大阪の実家に戻り、墓参り、高校の同窓会、初詣と正月らしい過ごし方をしてきました。
正月の新聞で最もビビットだった記事は、1/3の朝日新聞の一面でした。
「学資援助率のワースト1は大阪で、全体の27%」
実に、4人に一人が修学旅行、給食費、教材費の援助を国から受けています。
2006年の景気観に関しては、主要企業のトップ、景気指標ともに強気のコメントが多い。
しかし、この数年で経済格差、地域格差は一気に広がった。
80年代、「第2の首都」と言われた大阪の影は今は見られない。
古い体質から脱皮できず
結果的に、変われなかったのだ。
今の大阪は戦略的失敗であるが、これは今の日本の縮図である。
無駄なものを捨てる技術、変化する勇気を今年も大切にしたいと思う。
忘年会シーズン
忘年会シーズン真っ只中です。
先週の木曜日は、ベンチャー協議会のクリスマスパーティに行ってきました。
トレンドのベンチャー企業が最も集まるパーティだけあってテレビ局も取材に来ていました。
この日は、2005年のベンチャーオブザイヤーの発表がありグランプリが楽天の三木谷さんが受賞され準グランプリの1社でワイキューブの安田さんが受賞されました。
友人の安田さんが準グランプリを受賞したことは本当にうれしかったです。
水曜日は、サーチ業界の恒例忘年会で今年は34名が集まりました。
昨年が12名だったことを考えると業界が盛り上がっているという感じがします。
アウンコンサルティングさんの株式公開が業界の認知度を大きくあげたようです。
参加されたのは、
・NTTレゾナント上原さん
・GMOペイメントゲートウェイ村松さん
・サーチテリア中橋社長
・ゼウス地引社長
・GMOアフィリエイト板垣さん
・SEO Solution 住さん
・アイレップのご面々
・アウンコンサルティング山本さん、坂口さん
・ブログエンジン株式会社 金子社長
・チアーズ平沢社長
・Jetrunテクノロジ 野武社長
・宣伝ジョーズ 藤原さん
等など、元気なベンチャー企業経営者が中心となり集まりました。
そこで、共通の話題となったのが「溢れるファンドマネー」でした。
弊社にも毎日のように連絡が来ますが、何のサービスも提供していない企業にもファンドマネーが流れています。
まるで、2000年のネットバブルの光景を見るかのようです。
2000年バブル崩壊で生き残ったネットベンチャーは、キャッシュフローの流れがあった会社です。
「Web2.0」が今年のトレンドですが、バブルは必ず弾けますから言葉遊びだけの会社はいつの時代も同じ運命をたどるのです。
酸素カプセル
先週、三井ビルマネージメントさんに事務所の環境チェックをしていただきました。
・粉塵度
・照明度
・二酸化炭素率
の3点を主に調査してもらったのですが
二酸化炭素率に関して数字が若干高めなので換気を頻繁に行った方がいいとアドバイスされました。
これは、窓の開閉で改善されますが
「酸素」は脳内活性化のキーワードなのです。
脳は、体の酸素の半分を使うといわれ酸素量が減ると脳内モルヒネという「クリエイティブ」「ワクワク感」を生み出すホルモンの分泌量が少なくなります。
最近、「酸素」に興味を持ちはじめ週末はコクーンというサロンの酸素カプセルに初めて入ってきました。
コクーンの高気圧・高濃度酸素カプセルは京大の研究チームが生み出し別名「ベッカムカプセル」とも呼ばれています。
2002年サッカーW杯直前に骨折したイングランド代表のベッカム選手が奇跡的な回復をとげた裏側には、高濃度酸素療法があったといわれています。人気選手であるベッカムが治療メニューに取り入れたことで一躍注目を浴びました。
最近は、ミュージシャンやクリエイターにも評判が高いです。
約60分のセッションなのですが、出てくると体全身が敏感になり、すごく体が軽くなったような感じがしました。
カプセルで1.2気圧の状態をつくり出し酸素吸収度を上げることにより小さな毛細血管までが活性化し自然治癒力が増すそうです。
こんな簡単に、いいコンディションがつくり出せるなら楽なものです。
しばらく、続けて変化を楽しんでみます。
イントラブログは道具

今月の、日経ITプロフェッショナルでデジパのイントラブログ「ウチログ」が記事で取り上げられました。
でも、なぜかキャプチャーが「100KMの感想」だらけで見た人は何の会社だと思うでしょうね。
デジパでは社内の情報共有ツールをイントラブログに一本化しており「アイデアバンク」「社内連絡」「ビジョン」「社内ルール」「納品報告会」といった14のカテゴリーがあります。
ここには、新人や中途入社の人が最初に習得すべき仕事の進め方やノウハウが集約されています。
でも、イントラブログは道具でしかないので万能薬ではありません。
昨日、ある女性社員が「納品報告会」はウチログでやるより飲みながらやったほうがいいよね。
となにげなく発言していたがそのとおりだと思いました。
ディレクター、デザイナーの思いや先方担当者とのドラマはウチログでは表現しきれません。
Google Analytics
11/14に発表された「Google Analytics」の無償提供は、早くも業界内を揺さぶっています。
今週だけで、アクセス解析を国内で提供している企業の身売り話を2回聞きました。
もっとも、ベンチャーキャピタルから資本を受け入れ役員を派遣されている会社なのですが。
短期的視野の投資を入れるとこのような時がやっかいです。
2000年までの資本主義的ビジネスモデルは、物を売るか、サービスを売るかのどちらかだったのですが、
Googleは株を売ってサービスを無償提供しています。
これは新たなるビジネスモデルです。
先日、パムの吉岡社長が来訪されました。
社歴は、1年先輩になりますが現在の社員数が弊社と偶然同じす。
でも、売上・利益ともに2倍以上デジパより多いです。
ビジネスモデルは、WEBと紙メディアを使ったメディアミックスのマーケティングを武器にされているので共通のサービスが多く、初対面だったのですが企画力、社員教育という話で盛り上がりました。
「右脳教育」
「社員の人間力」
これがこれから成功する企業のテーマになると感じました。
言葉の一人歩き
Web2.0という概念が業界のトレンドになっています。
Web 1.0 --> Web 2.0
DoubleClick --> Google AdSense
Ofoto --> Flickr
Akamai --> BitTorrent
mp3.com --> Napster
Britannica Online --> Wikipedia
personal websites --> blogging
evite --> upcoming.org and EVDB
domain name speculation --> search engine optimization
page views --> cost per click
screen scraping --> web services
publishing --> participation
content management systems --> wikis
directories (taxonomy) --> tagging ("folksonomy")
stickiness --> syndication
今日のデジパの新入社員研修のテーマが「Web2.0」でした。
大概の社員が概論を話します。
しかし、「それを、クライアントに当てはめるとどういうこと?」
と質問すると、答えられる人は少ないです。
概論を話すことは難しくありません。
でも、大事なのは各論にすることです。
いけてるコンサルタントとは、概論を各論に落とせる人です。
光と影
息子の三輪車を、五反田の赤ちゃん本舗に買いに行く予定だったのだが午後から雨が降ってきたのでネットで買うことにした。
妻が、機種を決めていたので5分で購入した。
値段は定価が14600円、各ショップでの売値が9600円から10500円。
おそらく、利益率は8%前後だろう。
リアルの店舗を見に行ったわけではないが、おそらくこの値段で売れるのは大量仕入れができる会社だけだ。
ここに、光と影がある。
一般的に考えればネットショップの勝利と見えるが、実はネットショップの中でも資本論がおこっている。
ここで必要なのは、その店で「買う理由」である。
「買う理由」を作り上げなければ、資本をもっている会社が必ず勝利する。
2:8の原理
今週、オーバーチュアのマネージャーの方が来社された。
彼との会話で「やっと会社らしくなりました」
という言葉が印象的だった。
「言葉のポートフォリオ」はSEMマーケットがつくり出したのものだが、3年前はオーバーチュアも8人の会社だった。
SEM市場が日本に定着してまだ、わずか3年である。
かつて、広告市場は2:8の原理で2の企業にフォーカスがあてられてていた。
AIDMAというマーケティング゙ロジックは、そんな広告代理店から生まれ私が社会人になりたてのころは徹底的にAIDMAの法則を教えられた。
だが、今は違う。
オーバーチュアやアマゾンのロジックはAISASである。
A=注意
I=興味
S=検索
A=行動
S=共有
今まで、広告市場が切り離していた8にフォーカスがあてらている。
最近、日本の大企業の利益が上がりはじめているがフォーカスをナノ経済にあてている。
大企業がナノ経済にフォーカスを当て始めると中小企業はやっかいである。
小回りが効くというベネフィットがなくなる。
時間スピードが速くなり、時流も激しいが実現スピードも上がっている。
少し前まで10年かかったことが2年で達成される。
ファイナンスが変わってきているのが要因の一つでもあるのだが
過去の成功にこだわると上手くいかない。
成功方程式を自分で作る必要がある。
チャンスはいつの時代も転がっているのだが
近年、掴みやすくなってきているのは確かだ。
SEM市場
お昼に、10月7日に東証マザーズの上場承認を受けられたアウンコンサルティングさんの役員の方が挨拶に見えられました。
3年前はSEOをビジネス化している会社は日本に5社ほどしかなくアウンコンサルティングさんとデジパは顧客からよく比較されたものですが、2年ほど前からビジネスモデルに大きな違いがでてきたのでコンペでもぶつかることが少なくなりました。
得意領域が変わったからです。
4年前は日本に、SEMという概念はなく「検索エンジンマーケティング」を顧客に説明するのは結構大変でした。
SEM市場がなかったところからスタートし短期間で組織を作り上げられたアウンコンサルティングさんの東証の上場承認を心より祝福させていただきます。
モノからコト

友人が大阪に転勤することになったので、プレオープン中の麻布「CASITA」で食事をしました。
「CASITA」は社長の高橋さんがアマンリゾートを見て、オートバイ輸入業の経営から「感動させるサービス哲学」をコンセプトに作り上げたレストランです。
レストランのデザイン性はもちろん高いが、スタッフの演出力がすばらしい。
友人も大満足でした。
今日、船井総研のセミナーに参加した社員が持ち帰った21世紀のマーケティングと題した資料に「モノからコト」というテキストがあったのですがこのレストランはそれを実現させています。
近年、人は「モノ」に満足しなくなってきています。
自然派、ボランティア志向が強くなった若者を見れば顕著です。
客層を絞り込み「質的感動」を与えるとは、顧客を選ぶということです。
伊勢丹のone to one marketing
私が東京に来て6年になります。
当時、百貨店といえば銀座の三越、マツヤ、新宿の高島屋しか思いつかずなにげに各百貨店で買い物をしていました。(大阪には伊勢丹がなかった)
ところが、気がつくと伊勢丹に行く回数が増えだし直近の3年は伊勢丹以外に行った百貨店を思い出すのに苦労するくらいです。
もともとウインドーショッピングの習慣はなく(男性と女性の違い?)、店に入るときは「買う」という前提で入ります。
服は年に3回くらいしか買わないけど、買うときは一つの店で上から下までまとめ買いするから多分いいお客さんなのでしょう。
ある日、伊勢丹のスタッフの勧めで伊勢丹カードを作りました。(営業されることに関しては、デメリットがない限りはいつもその場で契約する)
このカードは、ご存知の人も多いと思うが年間100万円以上使うと10%割引になる。
知らず知らず通っているうちに伊勢丹の割引率が10%になっていた。
そうすると何が変わったかというと、DMが変わった。
・靴のオーダー会の案内
・Party衣装
・10万円するパナマ帽
等の案内のために、原価いくらかかるのと疑いたくなるようなりっぱなDMが届くようになった。
そうです、気づかぬうちに私は伊勢丹のone to one marketing戦略に取り込まれたのです。
伊勢丹は文字通り百貨店の勝ち組になり、今トレンドとなっている
「ニューラグジュアリー」
「リンクス」
「レオン族」
という可処分所得の多い新人種の囲い込み戦略に成功しています。
これはこれからのマーケティング戦略のヒントです。
EQからSQへ

今夜は大学時代の同窓会で大阪に来ています。
大学を卒業して18年になりますが、師である小原仁さんのもとに仲間が久しぶりに集まりました。
小原さんは、ボディサイコセラピーの分野では稀有の研究者です。
今夜もインパクトのある話をしてくれ、富士通が能力主義の評価制度を辞めたという話題から時代がEQからSQに移っているという話をしてくれました。
優秀といわれる人ほどエネルギーが頭に上がっていき感じる力が弱くなり、生体エネルギーの欠如が起きているそうで時代のセックスレス、鬱病の増加はこれと関係するといわれています。
SQとは、Spiritual Inteligenceであり精神的知恵です。
フランクリンコビーも「第8の習慣」の著書の中でSQの重要性を説いていました。
西洋心理学も最近は、ヨガ、瞑想を取りいれるプログラムが随分増えました。
最も、昔のSONYにはスピリチャリティの要素が強くアイボを生み出した土井利忠氏も「波動」、「気」に関する研究者としても有名です。
スピリチャル性が経営に必要な時代に入ったのでしょう。
ポッドキャストの伝道師

第22回キリログポッドキャストラジオは人気のポッドキャスト情報サイト、 「Podcast Now!」 管理人、JJ氏との対談でお送りします。(再生時間 : 約11分 / 15MB)
JJ氏は、日本のポッドキャストの伝道師とも言われている存在で、私が3月にポッドキャスト始めた時に、ポッドキャストの情報をどこで勉強したかというと、JJさんのウェブサイトだったのです。
私はポッドキャストを初めて体験したときに、あぁ…一般の人がラジオ放送局を手に入れたんだなぁと思いました。
今回は、JJ氏が弊社に訪問されたので逆取材してしまいました。
Podcast Now!はポッドキャスト情報サイトの草分けとして人気のサイト。ポッドキャストを初めて体験する人にもわかり易いよう、ポッドキャストの聴き方から自分の番組を配信する方法まで丁寧に解説している他、ポッドキャスト関連ニュース、トピックスなどを幅広く紹介している。
キリログポッドキャストラジオはこちらから
さおだけ屋はなぜ潰れないか?

今、話題の「さおだけ屋はなぜ潰れないか?」
を読みました。
売れているという噂につられ買ってしまったのですが、実は会計学の初心者本でした。
第2章 ベッドタウンにある高級フランス料理店のナゾ?
答えは「料理教室とレストランの連結経営」
第6章 あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか?
答えは「カード払いをすることによりキャッシュフローを出す」
等、話題の切り口、事例法が上手かった。
ベストセラ-作家になるコツはこのへんにありそうです。
弊社、出版担当のT君研究してください。
書籍じたいは3時間くらいで読めます。
会計学を勉強するために就職活動中の学生の方にはお勧めです。
居酒屋文化

今夜は大学時代の友人である、船井総研の小野氏と食事をしました。
いつものように、とりとめのない話で盛り上がったのですが日本の「居酒屋文化」に関して小野氏が熱く語りました。
「居酒屋」という文化は、日本独特で他の国には見られないものだということです。
オフィスを出て、家庭に帰らず会社の同僚と仕事の話をする人種は他に類がなくさらに会社について語ります。
欧米では、同僚と飲むときは趣味や家庭の話題で盛り上がるそうです。
つまり、居酒屋という文化は残業なのです。
これは、日本のビジネスマンが持っている「仲間意識」「グループ意識」がもたらすもので居酒屋はブレストの場なのです。
これは、日本企業の強みです。
一時、「グローバルスタンダード」という言葉が流行りアメリカ型の経営が持てはやされましたが、最近では聞かなくなりました。
アメリカ型の経営は、同僚は皆ライバルであり、経営者の仕事は社員数をいかに減らして利益を出すかという考え方が主流です。
私は、日本流経営が再び世界的に注目されると思います。
私は経営者として、「仲間意識」を大切にしています。
そこに、「人生の楽しみ」があると思うからです。
働き方
今週の日経ビジネスの表紙タイトルになった「ホリエモンと愉快な仲間たち」の特集はおもしろかった。
これからの企業はワークスタイルが多様化する、という持論が私にはある。
今までの日本の雇用体系は経営者か社員か、新卒か中途かというような杓子定規的な不自由さがあった。
社長という職業も一度やると個人保証やらいろいろなしがらみがあり、辞めたくとも辞められない。
社長とは結構不自由な職業である。
特集に取りあげられていた、
オンザエッジのIPOにより、ハッピーリタイヤした人。
堀江さんに会社を買ってもらって次の人生を歩みだした人。
過去の日本にはなかった成功のスタイルが生まれだしたことは確かだ。
最近、デジパにもベンチャーキャピタルから 「会社の売却を考えていませんか」「第三者割当を引き受けさて下さい」という電話が毎日のようにかかってくる。
私は、会社を売ろうと思ったことは一度もない。
でも、会社を売る社長の気持ちはわかる。
そこには価値観の違いがある。
私の価値観は「志」である。
チャンスの国
第14回キリログポッドキャストラジオはアークグローバルコンサルティング代表 内藤克氏との対談でお送りします。テーマは「会計コンサルタントから見た最近の経営者」 (再生時間 : 約10分 / 2.5MB)
内藤さんはデジパの創業期より財務のコンサルティングをお願いしています。
今日の対談でおもしろかったのは金融機関とのつきあい方についてのお話でした。
金融機関の担当者は、債務不履行の経営者に対して債権回収を本気でやろうとしているわけではなく、不良債権を欠損金に計上するための報告書をいかに書くかということに対してエネルギーを注いでいるかという内容でした。
この10年で、若い経営者が増えました。
一つ言えることは、直接金融が日本でも発達したおかげで経営手法の選択肢が増えたからです。
板倉雄一郎さんが出版した「経営者失格」が売れましたが、一昔前は頭のいい人は決して起業家にならなかったと言われています。
リスクから入るタイプがmoneyという観点から考えれば、「起業」という結論を選ばなかったのです。
私も20代に親の家を担保に金融機関から融資を受けた経験がありますが、今振り返ってもあれはできればやりたくありませんでした。
そういう意味では、今の日本はチャンスの国だと感じます。
コンテンツ合戦
午後に、学生起業実践団体 Entre-SQuareの学生4人が来社し「起業家になるための秘訣」というテーマで取材を受けた。
取材が始まると、一人の学生がデジタルビデオカメラを回している。
「ビデオ映像はどのように使うの」と質問すると「ネットで配信する」と彼は答えた。
4月より、USENがパソコンテレビ「GyaO」をスタートした。
GW期間中に初めて視聴したがUSENの宇野さんとM&Aの村上さんとの対談はすごくおもしろかった。
映像の出来より、タイムリーさと手軽な雰囲気に自分のマインドが動いた。
私が配信している「pod casting」のアクセスが日々伸びているが次に、一般の人が映像配信を簡単にできる時代がすぐそこまで来ている。
このトレンドが来ると、誰もがインターネットを利用したTV放送局を持つ時代になる。
そこでの勝負は当然、コンテンツである。
そこに大きなビジネスマーケットが生まれる。
最近、コンテンツ企業の買収が活発化してきているがこのトレンドは益々過熱化するだろう。
ポッドキャスティングラジオを始めました

ひそかにブレークしそうな予感がする、ポッドキャスティングラジオを始めました。
リンク先は
http://digiper.com/kirilog/podcast/
最初は、録音するのが少しはずかしかったのですがかなりおもしろです。
はまりそうな予感。
インターネットの可能性は、個人がメディアを持てるようになったことだといつも会社説明会等で語るのですが、Podcastingの次はいよいよ動画の個人配信。
Vodcastingが立ち上がる要素が揃い始めました。
ビジネス、趣味から人生感まで幅広いテーマでおくるポッドキャスティングラジオ、赤坂のオフィスより配信します。
創造は破壊の中からやってくる
ニッポン放送の攻防に関して「どちらが正しいのですか?」
とデジパの面接に来た学生に聞かれた。
別にホリエモンのファンでもないが、ニッポン放送側の「大量新株予約権発行」のニュースを聞いたとき「それはない」と思った。
これが許されるなら、経営者はいつでも自分で株主構成シェアにことを決めれることになる。
株式市場の原理が逸脱されてします。
海外の投資化が日本への株式投資をしなくなる。
必然的に日本の株価は下がる。
夜のニュースを見ていると佐光信さんが「日本は談合型資本主義」と呼んでいたが、2000年までの日本はまさにその通りと実感した。
年齢、歴史を作らないとチャンスはやって来なかった。
そういう意味では、このような問題がここまで話題に上ることを歓迎したい。
「創造は破壊の中からやってくる」
中国ビジネス
日本ベンチャー協議会の勉強会に参加。
上場企業最年少社長のイーディーコントライブ山口氏と2年ぶりの再会。
最後に会った時はふけた20代というイメージだったが、今はすっかり貫禄が出て私より年上に見える。
やはり環境が人を作るのだと実感。
「今日のテーマは中国ビジネス」についてだ。
ベンチャー協議会では「日中起業家協会」を結成しベンチャー企業の中国でのビジネスをサポートする目的で中国事務所を開設した。
今日は、既に中国に進出しているメーカーの経営者や、日本人で唯一独資で出版ビジジネスをされているConceierge.Co.Ltdの大西氏とお話をさせていただいた。
中国進出に関する見解に関して全員がバラバラだった。
「コネは使わない方がいい」
「スムーズな進出はいかに役人とのコネを作るかだ」
「日本流を押し通せ」
「中国人のルールでやらないと従業員の万引きだらけになる」
等など、まあ、あたりまえではある。
各自の成功方程式が全て違うのでどれが絶対法則ということはない。
しかし共通していた点は、「金の卵を産むアヒルを殺して腹の中を捜す」
という時代は終わった。
金の卵をさらに育てる時代に既に入っている。
又、メーカー、貿易ビジネス進出のピークはすでに近いところまで来ているという点は時流である。
山口氏が言っていたが、日本のコンピューター市場が7000億円だが中国では違法コピーの市場だけで3兆円あるという。
次は世界最大といわれる中国の内需を取り込むところにビジネスチャンスがある。
転職志向
ブラッシュアップジャパンの秋庭氏と打ち合わせ。
10年来の友人である秋庭氏は、
2001年に「第二新卒」に特化した人材紹介会社を立ち上げた。
今、業界15位にまで成長してきている。
来年2月には大阪支社を出すと勢いづいている。
第二新卒とは新卒から3年以内に転職する人を指す。
最近、新卒で就職して約32%の人が転職するという。
転職する20代の若者の就職志向に「社会貢献できる仕事」を選ぶ人が増えている。
10年前の転職理由は「仕事がきついのに給料が安い」だった。
この時代の志向は「残業が少なく給与の高い会社」だった。
その前はバブル世代なので「20代でベンツが買える会社」だった。
不動産会社が大人気だった。
今のテーマは「社会貢献」である。
人気のある資格は「ホームヘルパー2級」である。
つまり、時代の流れは「福祉」である。
なぜなら日本が高齢化社会に突入するからである。
ここに今の時流がある。
社長の志向
学校法人向けコンサルティング会社を経営している㈱ランリグの渡辺君がビジネスモデルの相談に来社。
彼も、昨日のT社長に続き20代の経営者だ。
渡辺君はワイキューブに新卒で入社し今年、独立を果たした。
彼が新入社員時代に私が上司であったり、実家が2キロ先にあったりと縁が深い。
彼を見ていて感じるのは「自由志向」である。
デジパでも何人かが独立していったが、最近の経営者を見ていて感じるのは「自由志向」の人が多いことだ。
15年位前、私が社会人になった頃の経営者は圧倒的に「金志向」「名誉志向」が多かった。
例えば、スーツをひとつとってもブランド物が主流だったが今はブランド物からセレクトショップへと時流が変化している。仕事も、自分のやりたいことをするために独立する。自分のライフスタイルを実現したいから独立する、という志向が強くなってきている。
私自身、20代で独立したとき「南の島を買いたい」「世間をあっと言わせたい」という志向もあったが「いつでも自分が行きたいときに旅に出る」とか「人に縛られたくない」という自由志向が圧倒的に強かった。
だから、デジパを立ち上げたとき「自分らしい生き方」というワークスタイルを掲げ独立支援制度を創業時に作った。
今、20代の経営者が増えたのを本当に実感する。
これはいいことだ、今まで日本は経営者をやるためのハードルが高すぎた。
株式会社の資本金が1000万円必要であったり、金融機関のプロパ融資に担保あるいは社長以外の第3者保証が必須であったり。
この点は、この10年かなり変化したと感じる。
大阪の鰻谷
大阪に来るたびに街の活気がなくなってきていくのを感じる。
学生の頃、ミナミの鰻谷が好きだった。
そこには大人の雰囲気があった。
隠れ家ぽい店が多かった。
今日、久しぶりに鰻谷を歩いて驚かされたのは大手チェーン店の多さである。
最近、地方の商店街の経営が成り立たなくなり大手チェーン化されたいく姿をまのあたりにするが
鰻谷まで同じ現象が起きている。つまり、地域にお金が落ちない。
利益が全て本社に行くのである。
大阪人は元来、形のないものにはお金をかけない。
私が大阪で初めてビジネスを始めたのが14年前だが、ソフトに金をかけない気質が理解できなかった。
その気質が東京との地域格差を作りだした大きな要因に思える。
そういう私は大阪生まれである。


