本文へジャンプ

パーマカルチャー

カテゴリ:パーマカルチャー      2009年9月18日

200997mori.jpg
2009823perma3021s.jpg
20090425shantias.jpg

長野県安曇野のシャロムヒュッテに遊びに行ってきた
オーナーの臼井さんにお会いしたくて安曇野方面に行くときは、度々訪ねる
シャロムヒュッテは長野県でも1、2の稼働率を誇るペンションで、安曇野では臼井さんのことをオピニオンリーダーと呼ぶ
その理由は、20年以上前から、循環型社会モデルをシャロムヒュッテで実践しておられ、ペンションは、廃材、間伐材等を使いセルフビルドで建設、まさにエコビレッジである

今では、
パーマカルチャー塾(*)
自然農業(無農薬、無化学肥料)
野外保育(園舎を持たない園児教育)
の実践

コンポストトイレ (人糞を堆肥として再利用)
ストローベイルハウス(藁、土、漆喰で建てた家で素材は大地に戻せる)
マクロビオティックのレストラン
地域通貨PEACEの発行
をシャロムヒュッテに取り入れている

今こそ、話題のテーマだが20年前から試行錯誤の中での実践には恐れいる

先日は、夜に政権交代の話題になった

今回の政権交代で、社会が大きく変わるとは思わないが、民主党が膿みだしをすることに私は期待している
臼井さんの政策提言がおもしろかった

・6時以降に政治活動をして政治家は無償で奉仕をする
(デンマーク、スェーデン等の北欧ではこのスタイルで政治家は名誉職)
・役場の公務員は週2日地域の休耕地を復活させるために農業に従事する
手の足りない部分は、リタイヤした人にボランティアでお願いする
・高等教育は、学校に補助金をつけるのではなく生徒に補助金をつけ教育委員会の廃止
(生徒に支持される学校に補助金が集まる)

臼井さんが運営する野外保育では、園舎を持たない
野外の実践の中で、子供の感性を磨いていく
今の学校教育は机に座っている時間が本当に長い、必要なのはより現場に近い実践教育のはずなのにという疑問が常に私にはある

今の日本に私が感じる不安は、医療費問題、農業自給率、義務教育のありかたなのだが
キューバなどは、一時期自給率が50%を切ったが、今では100%を超えている
経済封鎖という逆境が可能にしたのだろうが
日本でもできるはずなのに政策と農地法が邪魔をしている

*パーマカルチャーとは、オーストラリアのビル・モリソン氏が1979年に確立した理論で、言葉の意味はパーマネント(永遠)とアグリカルチャー(農業)の造語で、カルチャー(文化)の意味も含む。
単に環境に配慮しただけの生活ではなく、持続可能な無農薬・有機農業を基本とし水・土・植物・畜産・水産・建造物・人々・経済、都市と農村、これら全てを考慮し、組み合わせて地域全体を設計するという理論

Twitter この記事をTwitterでつぶやく  はてなブックマークに追加 この記事をブックマークする

このページの上部へ

この記事へのトラックバックとコメント

トラックバック

トラックバックURLhttps://digiper.com/kirilog/mt/mt-tb.cgi/362

トラックバックはありません。

コメント

コメントを投稿する

コメントはありません。

コメント投稿フォーム

※ コメントは承認後の公開で即時反映はされません

お名前 必須
メールアドレス 必須 (非公開)
コメント 必須

このブログをフォローする(RSS)

桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

  • スタートアップスクエア
  • あわ地球村
  • digiper
カテゴリ一覧
年別一覧

このページの上部へ