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農業プロジェクト

カテゴリ:時流      2009年6月19日

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最近、ZUTTOの農業プロジェクトに刺激されて農業を始めた

ZUTTOと同じ農業の師匠に弟子入りをして、農薬、化学肥料を使わない自然農業を目指している

有機農業は、新規参入組みが本当に多い(有機農業は全体の約3%)

既存の農家には、農協というシガラミがあり大半の農家が変化したくともできてない
曲がったきゅうり、にんじんは今だに出荷できない地域が多い

「奇跡のりんご」の木村氏の著書が売れているが、彼のような著書が売れるのは今までの、日本では考え難かった
これは、金融中心の経済から実経済に移行しているのと食に対する危機感だと私は分析している

・中国が事実上の農業輸入国になった
・オーストラリアも環境変化の影響で旱魃が続いている
・アメリカは、大規模農法のツケが回り地下水から汲み上げる井戸の深さが増し塩害が起きている(地下を掘れば掘るほど塩が多くなる)

私自身が、今回の金融ショックで変化が起きた
本当に必要なものが何なのかを、再び確認した

それは、23年間にニュージーランドに住んでいたときに感じたものだ
当時、ニュージーランドの人口が400万人程度で、自給自足率が100%以上、土地の価格も安いので、生活支出の家賃、食費が占める割合が日本のように高くはない
そうすると、あくせく働かずとも、生計が成り立ち幸せを感じる
当時のニュージーランドのGDPは低かったがGDH(国内総幸せ指数)が日本とは比べられないほど高かった
翌年、日本に戻り大きなギャップと矛盾を感じた

今、農業、自給自足的生き方がトレンドのようになっており、「田舎ぐらし」等の雑誌が飛ぶように売れているのは、日本人が何があれば幸せかということを、再び考え始めた結果だと思う

そんな中最近、私が出会ったおもしろい人、著書は、経営的なモノ以外が多い

安曇野パーマカルチャーの臼井氏
くりもと地球村の佐藤氏

「ニンジンから宇宙へ」の著者である赤峰勝人氏
「わら一本の革命」の著者である福岡正信氏等

最近の日本は政治家、官僚のレベルが低いので、日本をリードしてきたのは経営者だったが、これからの日本をリードするのは循環型社会を目指す上記のようなタイプかもしれない

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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