2009年06月
農業プロジェクト

最近、ZUTTOの農業プロジェクトに刺激されて農業を始めた
ZUTTOと同じ農業の師匠に弟子入りをして、農薬、化学肥料を使わない自然農業を目指している
有機農業は、新規参入組みが本当に多い(有機農業は全体の約3%)
既存の農家には、農協というシガラミがあり大半の農家が変化したくともできてない
曲がったきゅうり、にんじんは今だに出荷できない地域が多い
「奇跡のりんご」の木村氏の著書が売れているが、彼のような著書が売れるのは今までの、日本では考え難かった
これは、金融中心の経済から実経済に移行しているのと食に対する危機感だと私は分析している
・中国が事実上の農業輸入国になった
・オーストラリアも環境変化の影響で旱魃が続いている
・アメリカは、大規模農法のツケが回り地下水から汲み上げる井戸の深さが増し塩害が起きている(地下を掘れば掘るほど塩が多くなる)
私自身が、今回の金融ショックで変化が起きた
本当に必要なものが何なのかを、再び確認した
それは、23年間にニュージーランドに住んでいたときに感じたものだ
当時、ニュージーランドの人口が400万人程度で、自給自足率が100%以上、土地の価格も安いので、生活支出の家賃、食費が占める割合が日本のように高くはない
そうすると、あくせく働かずとも、生計が成り立ち幸せを感じる
当時のニュージーランドのGDPは低かったがGDH(国内総幸せ指数)が日本とは比べられないほど高かった
翌年、日本に戻り大きなギャップと矛盾を感じた
今、農業、自給自足的生き方がトレンドのようになっており、「田舎ぐらし」等の雑誌が飛ぶように売れているのは、日本人が何があれば幸せかということを、再び考え始めた結果だと思う
そんな中最近、私が出会ったおもしろい人、著書は、経営的なモノ以外が多い
安曇野パーマカルチャーの臼井氏
くりもと地球村の佐藤氏
「ニンジンから宇宙へ」の著者である赤峰勝人氏
「わら一本の革命」の著者である福岡正信氏等
最近の日本は政治家、官僚のレベルが低いので、日本をリードしてきたのは経営者だったが、これからの日本をリードするのは循環型社会を目指す上記のようなタイプかもしれない
Resorz
デジパ出身の兒嶋君が、起業後に初めて遊びに来た
彼が立ち上げたResorzは、アフリカ等、第3国の商材を日本で販売するイーコマース事業を主軸に置いているのだが、事業としての売上げの営業利益の10%をドネーションや学校設立などの慈善事業で世界に還元をするという仕組みを作っている
これは、私がやりたかったモデルを実現してくれている
約2年前に、彼と二人で食事をしていて
「これからは、商品の差別化が益々難しくなり商品価値ではなく利益や売上げをどのように使うかの企業価値で顧客が集まる時代になる」
と彼に語ったのだが、私自身はデジパで今だに何のアクションも起こしていないのだが、彼の起業報告にそのマニュフェストが書かれていたのを見たときに良くできた生徒だと感動した
その時の会話は、彼にとっても印象的だったと語ってくれた
彼はデジパを退職後に、メキシコ等、中南米を旅して
あらためて日本の文化は深い、なぜ日本人はここに誇りをもてないのだろうと感じたという
日本人は、今、自信をなくしすぎていると嘆いていた
花見一つをとっても、桜の季節になると花を見てその下で宴を交わす、川を流れる枝垂桜を見ながら、また宴を交わす
日本の文化は本当に深い
旅は人を育てるとよく言うが、世界を旅すると日本という国の国民的ポテンシャルを感じる
これは、ネガティブな統計的な数字を超えるものがあると、私は実感している


