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村上和雄さんの講演

カテゴリ:スピリチュアル      2009年4月 1日

村上和雄さんの講演を聞きに行った
村上和雄さんは筑波大学の名誉教授で日本の遺伝子研究の権威である
著書に「生命も暗号」「アホは神の望み」等ががり、バリバリの科学者なのだが哲学、宗教、宇宙観を独自の世界観で説いており、数年前からファンだったので今回の講演は楽しみだった

講演で思い出に残ったものを列記してみる
・人間には60兆個の細胞がある
その核の中に遺伝子があり、1日に細胞は3000億個死んで3000億個生まれる
一つの細胞は1グラムの2000億分の1
風呂に入ったときの垢は、死んだ細胞なのだ

・遺伝子には「こういうときに働け、こういうときに眠っていろ」という指示情報がありこれを遺伝子のON/OFFという
ONにした方がいい遺伝子と、OFFにしたほうがいい遺伝子がある
精神的ショックで白髪になるのはあきらかに遺伝子の影響による

・人間や高等動物の遺伝子は膨大な遺伝情報を持ちながら、90%以上がオフの状態にある、遺伝子ONの秘訣はプラス発送で笑うと効果的
吉本とのコラボで「笑いが眠っているDNAをONにする」という仮説検証を実施
糖尿病患者にある実験を行い、同じ30名のグループに対して糖尿病に関する大学教授の講義を1時間、吉本のツービートの漫才を1時間
それぞれを別の日に患者さんに聞いてもらい、参加者の血糖平均値を計り数字を出すという試みをした
大学教授の講義を聞かせると普段より血糖平均値値が上がった
しかし、ツービートの漫才を聞かせると血糖値が普段より下がるという結果が出た
笑うと、眠っている遺伝子がオンなり細胞が活性化する

・サムシンググレートの存在
科学では大腸菌さえ作れない、コピーはいくらでも作れるが
地球誕生45億年、単細胞生物が誕生して34億年
人間は10月10日で生まれるが、それは地球誕生から人間誕生までと同じプロセスを踏む
単細胞からはじまり哺乳類へと形成されていく
つまり、生きもの全てが過去の遺伝子情報を引き継いで今にいたることになる
人間の体内にAというばい菌が入ってくると体はA´という抗体を作って防いでくれる
これは、Aというばい菌が入ってくると瞬時に免疫細胞の遺伝子が働きA´という抗体ができる
これは遺伝子に含まれている祖先の記憶のおかげである
エイズも何百年かすると、体が抗体をみつけ出し、遺伝子が記憶して引き継がれ不治の病ではなくなる

今の自分があるのは、過去の遺伝子情報を引き継いで今にいたる
確かに、どの先祖の誰が欠けても自分という存在はなかったわけなのだ

科学がだんだん、生の神秘を証明してきているのがおもしろい

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こんにちはー
私も読んでみます

「生物と無生物の間」福岡 伸一
「人間とはどういう動物か」日高敏孝
もぜひぜひ読んでみてください~

投稿者:青海文庫館長さん2010年2月21日

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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