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食禅

カテゴリ:エネルギー      2008年2月 2日

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先日、SQ Life 主催 柿沼忍昭和尚×toni
「食禅(じきぜん)~器から禅を学ぶ~」に参加した


食べ物を口に運ぶ、噛む、飲み込む・・・
ただの行為としてではなく、目の前に与えられた『命』を、心をこめていただく食べ方を教わったことありますか?
この質問には、多くの人が「NO」と答えるでしょう。
安易に食べ物が手に入る現代の日本。あまりの便利さに「食べ物」も「食べ方」も祖末に扱われ、私達は、『命』の恵みに見向きもせず簡単に『命』を捨てるようになりました。
私達の『命』を作ってくれている日々の糧を粗末に扱うということは、自分の『命』を粗末に扱うことと同じです。
このワークショップでは、禅の修行僧が日々の糧をいただく「修行」に使用する食器「応量器」を用いて、日常的で最も深い行為:「食」を見つめていきます。
食べ方を掘り下げると、生き方が見えてくる
生き方を掘り下げると、食べ方が見えてくる
日常茶飯事から『命』を極めていく

これは柿沼忍昭和尚からのメッセージだがこのワークでは、6時間かけて、一杯のおかゆ、ほうれん草、沢庵をいただく
私も禅道場で座禅の経験はあったのだが、食禅は始めての経験でワークが終わると心がものすごく穏やかになっているのに気づいた
自分の前の一粒の米、ほうれん草、沢庵に対して、瞬間、瞬間を感じながら食すると何ともいえない感謝の念が沸いてくる
「自分の身近にHAPPYがあり、それを感じるサポートをする」これがSQ Lifeの主旨なのだが、今回は、たった一杯のおかゆを食べるだけでそれが感じられるワークだった

前日の打ち合わせで、忍昭和尚に「何のために働くのですか?」と禅問答のように聞くと

稼ぐため
男を磨くため

と答えられ、妙に腑に落ちた


*応量器とは:応量器(おうりょうき)とは、 禅宗の修行増が使用する個人の食器のこと。僧堂での食事の作法。茶の湯、日本食の作法の原点です。

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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