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シルクスクリーンの流通

カテゴリ:時流      2007年6月24日

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八王子の友人宅に行くついでに、ネットで見つけた「ギャラリーしげかわ」にジェニファーマークスのシルクスクリーンを買いに行った

ジェニファーマークスの絵を初めて見たのは今から16年前、当時は青山にあった画廊プロバだった
友人の付き合いで店に入ったのだが「ココナッツベイ」という作品に一目ぼれしてしまい、生まれて初めて絵を買おうと思った
貯金も持っていなかったのだがその場でローンを組んで購入を決めた
ところが、ローンの審査がおりず「ココナッツベイ」とは縁ができなかった

さて、今回購入したジェニファーマークスの作品は自分がインターネットで検索した中では一番安い店で購入したのだが、最も高い店とは3倍の差があった
しげかわさんに「なぜ、こんなに安のですか?」と質問すると「絵画の流通はインターネットの出現によって画期的に変わった」という

しげかわさんの店では、90%以上の人がサイトからの購入で50万円位までだったら作品を見に来ないで購入する
仕入れも大半が、サイト経由で宅急便で送られてきたものを査定して支払う

ニッチ市場だがシルクスクリーンの流通が変わってきている

日本でシルクスクリーンが陽の目を浴びたのは1980年代後半のヒロヤマガタの時代からだろう
当時は50万円前後のものが画廊で売れていたが、このビジネスは青山、銀座等のそれなりの場所でサロンを構える必要がありそれなりの投資が必要だった
かつてユーザーは、一等地のサロンに対して負担金を支払っていたのだ

ネットで絵は売れないと一般的には言われていたがこの牙城も崩れた

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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