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社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)

カテゴリ:時流      2007年6月 2日

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社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)という言葉を聞くようになった

利益をあがるためだけの冷血漢でもなく、社会のために自分のすべてを投げ出し続ける無私無欲な英雄でもなく
「経済的に成功した起業家」と「信念に基づき効率的に行動する活動家」を両立させているハイブリット起業家のことだ
2006年のノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行のムハマド・ユヌスはソーシャルアントレプレナーの代表と言えるだろう
ムハマド・ユヌスは、バングラディッシュでどこの銀行も貸さない貧困層の女性に融資を実行し、融資した顧客の4分の3を極貧生活から脱出させている

シルヴァン・ダルニル、マチュー・ルルー著「未来を変える80人」はフランスの2人の若者が、世界を旅して出会った社会貢献をしながら、しっかり稼ぐソーシャルアントレプレナー80人を紹介している
日本からは、生分解率99.9%の洗剤を作るというサラヤの更家氏
雑草や害虫を食べるカモを活用した農法で有機米を実現した古野隆雄氏が登場している

最近、ベンチャー企業を名乗る中小企業が増えてきたが
これからの社会を進化させるのはベンチャー企業を名乗る中小企業ではなく社会起業家ではなかろうか

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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