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ニュージーランドレポート

カテゴリ:      2007年1月15日

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昨日、ニュージーランドのクライストチャーチより10日ぶりに日本に帰ってきました
6年ぶりにニュージーランドに行ってきたのですがアジア系の人口の増加に驚きました
現在、403万人の人口に対して9.2%がアジア系の移民で01年に比べて49%も増加しており首都のオークランドでは実に10人中2人がアジア系です
今回はハングル文字をいたるところで目にし韓国系の人が増えているのを感じたのですが韓国人系移民と日本人系移民のライフスタイルには大きな違いがあります
彼らの多くは家族で全ての資産を持ってNZにやってきます
そしてまずお店を買うか開業をします
ディリーストアーであったり焼肉屋のようなレストランであったり小さくとも何か商売を始めます
ところが、ほとんどの日本人系移民は単独でやって来てNZが気に入ったから永住権を取得するというパターンが多いです
ここで本気度が違います
中国、韓国系は全てを賭けてNZにやってきて地盤を築きます
小さなお店を始め、貯蓄をして家を買い、そして次に2件目の家を買い一件目の家を人に貸し資産を増やしていきます
典型的な華僑スタイルの移住が爆発的な勢いでNZに起きています
2020年までにアジア系の人口が50%を超えると予想するエコノミストもいます

クライストチャーチには在住20年の友人経営者がおりシニアマーケティングのビジネスをいっしょにできないかということで訪問したのですが、
NZは日本人シニア層の人気国で定年退職をした人が多く長期滞在しています
気候が日本に近く、季節が逆転しているので日本の冬場に長期滞在するための不動産を購入する日本人も増えました
銀行金利も7%以上あるので年金生活のシニア層にとっては最適の国です

今後、出生率が下がり続ければ日本国内のマーケットが大きくなることはなくビジネスは世界に目を向ける必要があります
そんな中でNZは私が将来的に現地法人を作りたい国の一つです

06年NZのインターネット業界の話題の中心はTradeMeという国内NO1のオークションサイトを若干30歳の経営者が、オーストリア企業に8億NZドル(1NZ$=86円)で売却したということが昨年の一番の話題で時代の流れは世界共通のようでした

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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