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東京ディズニーシー

カテゴリ:経営      2005年9月22日

ディズニーシ- 037.jpg


遅めの夏休みを取り、
夕方から東京ディズニーシーに行ってきました。
平日の夕方ですがやはり混んでいます。
しかも、家族連れ、カップル、OL風の女性同士と客層が多様です。
東京ディズニーシーの事業形態は何に属するのでしょうか。
一般的には遊園地と考えがちですが、入場料5500円は遊園地にしては高価です。
あきらかに普通の遊園地とは何かが違います。

子供だけではなく大人までがファンタジーの世界に浸っています。

これを実現させているのは、
ハード、ソフト、サービスという満足度要因における各カテゴリーの完成度の高さです。

サービスという点に関しては、社員のサービスクォリティの高さですがこれはどこからやってくるのでしょうか?

・スタッフが役柄になりきってコミュニケーションしています
・積極的に写真を撮ってくれます
・ゴミが一つも落ちていません
・笑顔を絶やしません
・声が通っています

これが実行できるのは社員が職場に「誇り」を持っているからでしょう。

一般的にサービス産業は優秀な人材が採用しにくいと言われますが、東京ディズニーシーでも行う仕事は配膳であったり、人の誘導であったり、ゴミ拾いであったりと他の外食産業やレジャー産業の業態と同じなのです。

違いは社員の「意識」です。
「夢の空間を作り出し顧客を喜ばせたいという使命感」や「東京ディズニーシーで働いているという誇り」を社員に持ってもらうことに成功しているのです。

ひょっとしたら社員も仮想空間に浸っているのかもしれません。

東京オリエンタルランドは「夢のファンタジー」という仮想空間を売っているのです。


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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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