2005年09月
私の仕事
今日、面接に来た人に「桐谷さんは普段どんな仕事をしているのですか?」と質問されました。
同じような質問を以前もされたなと振り返りながら答えようとすると、答えが違います........
あたり前です。
その質問をされたのが、一年前ですから。
同じデジパの社長ですが、仕事は大きく変わったなと実感しました。
社長業はステージで変化します。
今は、創業期から成長期に入ったので自分の役割は変わっています。
彼には以下の解答をしました。
①戦略立案
②社員採用
③人脈作り
④社員教育
⑤ファイナンス
でも、これは真実であり真実ではありません。
今期の経営テーマは「事業部コミットメント制度」を打ち出し権限委譲をしましたが、
瞬間移行ができれば経営者は楽ですが、そんな会社はほとんど皆無です。
必ずサポートが必要とされます。
(時間軸が遅ければ別ですが)
一年前より、役割は増えているので1時間かけていた仕事を30分で片付けなければいけません。
そうすると、打ち合わせ時間は社内外とも半分の時間にせざるを得ません。
(世間話が少なくなりました)
大手企業の社長に無機質なタイプが多いのは上記理由です。
でも、これを超えることに自分の「社長」としての成長があります。
東京ディズニーシー

遅めの夏休みを取り、
夕方から東京ディズニーシーに行ってきました。
平日の夕方ですがやはり混んでいます。
しかも、家族連れ、カップル、OL風の女性同士と客層が多様です。
東京ディズニーシーの事業形態は何に属するのでしょうか。
一般的には遊園地と考えがちですが、入場料5500円は遊園地にしては高価です。
あきらかに普通の遊園地とは何かが違います。
子供だけではなく大人までがファンタジーの世界に浸っています。
これを実現させているのは、
ハード、ソフト、サービスという満足度要因における各カテゴリーの完成度の高さです。
サービスという点に関しては、社員のサービスクォリティの高さですがこれはどこからやってくるのでしょうか?
・スタッフが役柄になりきってコミュニケーションしています
・積極的に写真を撮ってくれます
・ゴミが一つも落ちていません
・笑顔を絶やしません
・声が通っています
これが実行できるのは社員が職場に「誇り」を持っているからでしょう。
一般的にサービス産業は優秀な人材が採用しにくいと言われますが、東京ディズニーシーでも行う仕事は配膳であったり、人の誘導であったり、ゴミ拾いであったりと他の外食産業やレジャー産業の業態と同じなのです。
違いは社員の「意識」です。
「夢の空間を作り出し顧客を喜ばせたいという使命感」や「東京ディズニーシーで働いているという誇り」を社員に持ってもらうことに成功しているのです。
ひょっとしたら社員も仮想空間に浸っているのかもしれません。
東京オリエンタルランドは「夢のファンタジー」という仮想空間を売っているのです。
ペルソナ
今日、クライアントの広報担当の方が来社されKiriLogの中の 「さおだけ屋はなぜ潰れないか?」と「ビジネスモデルよりメンバー」というブログがおもしろかったとほめていただいた。
よく読みこんでくれていて嬉しかったので
「どういうところがおもしろかったですか?」
と質問すると
「視点です」
とその方は答えられた。
私は決して器用なタイプの人種には入らないが、いつのころか
「人はいくつもの取り外しがきく顔をもっている」
ということに気づいた。
・社長としての顔
・父親としての顔
・旦那としての顔
・息子としての顔
・クリエイターとしての顔
・営業マンとしての顔
等など
みんな、それぞれ何役もこなしている。
ところが、社長業を長く続けると社長の顔しかできない人が出てくる。
いわゆる社長病である。
自分でつけた仮面が剥がせなくなるのである。
心理学用語ではこの仮面のことを「ペルソナ」と呼ぶ。
「役割に応じて視点を変化させる」
という話を経営塾ですることがあるのだが
子供の視線でしか見えないものもたくさんある。
今日は、社長ブログのコツを質問されたのだが
わたしの答えは、
「リラックスして書くことである」
がんばりすぎると、ついつい社長の仮面が剥がせなくなる。
ビジネスモデルよりメンバー

先週のAERAで「六本木族」の特集がされていましたが、そこでも代表格として取り上げられたKLabの真田さんを訪問しました。
真田さんとは同じ年で、私の学生時代から関西では学生起業家として名前を響かせていました。
今では伝説となった「リョウマ」「ダイヤル・キュー・ネットワーク」を立ち上げ、倒産後は「サイバード」の創業メンバーとして不死鳥のように蘇り、KLabの社長を現在務めています。
なぜ、ダイヤル・キュー・ネットワークが伝説となっているかというと当時の役員、幹部が全員といっていいほどがネット企業の社長を務め成功しているからです。
まぐクリックの西山氏、ザッパラス川嶋氏、日広の加藤氏、等。
このへんの詳細に関しては、
「ネット起業!あのバカにやらせてみよう」 著者 : 岡本 呻也 出版 : 文藝春秋
に詳しく取材された内容が書かれています。
社長が倒産から復活するという話はよく聞きますが、役員クラス全員が倒産から復活しそれぞれが上場企業の社長、役員になったという話は聞いたことがありません。
結局、成功するポイントはビジネスモデルではなく「メンバーやね」という話になりました。
楽天、インデックス、ライブドア、レインズインターナショナル等、ほとんどの企業は創業期につくったビジネスモデルと成功したビジネスモデルが違うのです。
「人さえいれば売上があがるのだけど」という社長が多いですが、それは間違っています。
人材を集めることが一番難しいのです。
参入障壁

今月より顧問MTGを始めました。
顧問としてお迎えしたのは、㈱THDの岩月さんと北国からの贈り物㈱の加藤さんです。
岩月さんは京都から、加藤さんは北海道からわざわざ駆けつけてきてくれました。
このMTGの目的は、デジパのコンテンツ事業部の立ち上げサポートです。
さすがにイーコマースを知り尽くした2人のアドバイスは胸に突き刺さります。
岩月さんは、「化粧品のサンプルプレゼント」という戦略をネット場でいち早く実行し今のポジションを築きました。
加藤さんは、7年前に「カニ」というイーコマースの商材では当時難易度が高かった冷凍水産物の物流システムをつくりあげついに「カニ」だけで月商1億円という売上を達成させました。
2004年のBtoC市場は5兆6000億に達しましたが、これからは資本力のないベンチャー企業にとってマーケットが大きくなるというメリットよりマーケットが大きくなったことにより資本力のある企業と戦わなくてはならなくなったというデメリットの方が大きくなります。
そこで、イーコマースはいかに価格競争に入らずに戦うかがポイントになります。
そこで必要になってくるのが参入障壁です。
参入障壁を作り出すには2つの方法があります。
1、メーカーになる
2、ブランドをつくり出す
これからの3年、格差はますます広がります。
自分の言葉

夜にベンチャーエントリーの辻口さんが引越し祝いに駆けつけてきてくれその後、赤坂の「博多味問屋」へ食事に行きました。
2人で食事したのは初めてだったのですが、ぽんぽん飛び出てくる「辻口語録」
それが、大変わかりやすい。
上手くいっている経営者は、過去の経験から得た「自分の言葉」を持っています。
アウトプットで人を動かすには、インプットと自分の考えが必要だと実感しました。
デジパのクレドを作ったのですが、今度は「デジパ語録」を作ってみようと思います。
2件目で、共通の友人であるパッキーが参加してくれ今夜を締めくくりました。
あなたにとって一番大切なもの

博多の友人、詩郎さんから「あなたにとって一番大切なもの」(著:ロビン・S・シャーマ)という本を勧められ読んでみました。
その一節からの引用です
「普通の人は、ごく平均的な一日の間に、6万前後の考えを心のなかで抱くんだ。でも驚異的なのは、そのうち95%は、前の日に考えたことと同じなんだそうだ。
その多くの場合がネガティブな思考で、まったく悪い精神的習慣に陥っているといえる。」
「僕らのほとんどは、最初の息を吸い込んだ瞬間から、同じ原料を与えられている。みんなより多くのことを成し遂げる人や、みんなよりも幸せになる人を分けるのは、この原料をどう使い、どう磨いていくかなんだ。」
このフレーズは、すごく真理をついていると感じました。
未来に対する、心配や恐怖が人のエネルギーを奪います。
ポジティブシンキングでいられる強いマインドを、いかにつくりあげるかが「HAPPY」に直結するという持論が私にはあります。
書いてある内容は、あたりまえのことですが
これを反復し続けることが大事です。
(著書ではマントラと表現されています)
素敵な夕日

夕方、女性社員が南角に位置する社内スタジオに集まって外を見ている。
何事かと思っていっしょに覗いてみると、そこにはすごく素敵な夕日がありました。
夕日といえば、昨年モロッコでみたサハラ砂漠に沈む夕日がとても感動的でしたが、
東京でこんな不思議な色の夕日を見たのは初めてです。
天からの祝福なのでしょう。
EQからSQへ

今夜は大学時代の同窓会で大阪に来ています。
大学を卒業して18年になりますが、師である小原仁さんのもとに仲間が久しぶりに集まりました。
小原さんは、ボディサイコセラピーの分野では稀有の研究者です。
今夜もインパクトのある話をしてくれ、富士通が能力主義の評価制度を辞めたという話題から時代がEQからSQに移っているという話をしてくれました。
優秀といわれる人ほどエネルギーが頭に上がっていき感じる力が弱くなり、生体エネルギーの欠如が起きているそうで時代のセックスレス、鬱病の増加はこれと関係するといわれています。
SQとは、Spiritual Inteligenceであり精神的知恵です。
フランクリンコビーも「第8の習慣」の著書の中でSQの重要性を説いていました。
西洋心理学も最近は、ヨガ、瞑想を取りいれるプログラムが随分増えました。
最も、昔のSONYにはスピリチャリティの要素が強くアイボを生み出した土井利忠氏も「波動」、「気」に関する研究者としても有名です。
スピリチャル性が経営に必要な時代に入ったのでしょう。





