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経営のステージ

カテゴリ:経営      2005年7月21日

私の経営のアドバイザーである未来塾の岸野さんより以下のメールをもらいました。

会社のおかれてるステージによってアドバイスは大きく分けて3つになります。

創業期はなんといっても目先の売り上げ利益です。しかし会社を創って早々に売り
上げが上がらないので・・では、あまりにも創業前の市場分析不足ですね。
でも創っちゃったんだからしょうがない(笑)ので、BtoBの場合は徹底的に縁故まで総動員し
て営業営業です。
先日未来塾でやったプレゼンやりまくりで無我夢中ですね。
BtoCの場合は余剰資金(といっても少ないでしょうが・・)を一番効率の良さそうな媒体を必死で探して、投資対効果をみて少しでも効果があったらそこの深堀です。

成長期は創業期で培ったマーケティングや営業力を”方程式”にもっていかなくてはなりません。
それと利益に少しでも余力がでたらライバル社との差別化に利益がでた半分は投資するんです。
大概大成功しない経営者はこの利益を下手に守っちゃうんだよね。(なかには遊んで使っちゃう方もいますが・・笑)
儲かる売り上げがあがる”方程式”といっても段階があります。
創業期にありとあらゆる試行錯誤しながら売り上げ努力をしたなかでも効果的であったやりかたをみつける段階と会社に底力(金と人)がついてきたら日頃策を練ってきた(日頃社長はこれをいつも考えているはずです・・)売れるだろう大手のとらないマーケティング手法で思いっきり勝負するんです。

成熟期では会社の”戦略””理念”が一番重要になってきます。
つまり”我が社はその業界で日本一、世界一になる”のか”MAで売っちゃうか、はたまたMAで買い続
けてナンバーワンにもっていくか。
あるいは最強の2番手戦略(これはケーズデンキ加藤社長の戦略です)でいくか、隙間ビジネスながら誰もが参入できない領域にもっていくか。
その前に会社の価値(IPO、リバースマージャーなどで会社に値段をつけといたほうが良いと思いますが・・)をある程度にしておかないとあらゆる選択はしずらいですが。
この段階にきたときに気をつけないとならないのは”客観性”ですね。
自社の位置づけ、社長や幹部の器量を冷静に分析できるかどうかです。
皆さんの会社は果たしてどのステージでしょうか?
経営の課題は大概尽きないものですが、言い換えれば”開き直れば””なにか捨ててもいいのなら”問題解決はすごく簡単なんです。
問題発生の大元は社長の心のなかにあるのですから。

自分にとってすごくピンとくる内容でした。
ちょうど成長期に入り、どかんと勝負に出れるステージだからでしょう。
最近、究極のジャッジメント、選択の場面が増えてきました。
自己評価では、8勝2敗ですが不思議と迷うということがほとんどなくなりました。
価値観、生き方が明確になったからですね。
40代にして迷わずです。

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桐谷晃司

1964年生まれ。スタートアップスクエア(株)、デジパ(株)代表取締役社長。世界30ヶ国を放浪した、自称スピリチュアルビジネスマン。

現在は南房総の千倉町で半農半Xな暮らしを目指しながら、循環型のエコビレッジ「あわ地球村」を創設中。

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