2004年11月
うどん好き

今日は、恒例の達成会。
来年の内定者、永瀬君も参加。
彼は内定者だが10月よりアルバイトで参加しており
既にSEMチームのツール開発をしている。
某大手IT企業の内定を蹴ってデジパに就職を決めたというチャレンジャーだ。
人生は一度、チャレンジが大切。
今のような、不確定な時代は「安定した選択」の方がかえってリスキーだ。
今年の新卒2名も入社して8ヶ月が過ぎたがりっぱに戦力となっている。
「人は育てるものではなく育つもの」が私の持論。
デジパの採用はスピリッツ採用です。
年齢ではなく志です。
というわけで、今日は美々卯 赤坂店で飲み会です。
メニューは「うどん好き」、美々卯と言えば関西の超老舗。
「うどん好き」文化を作った会社だ。
昔は、ほとんど接待でしか使われなかった。
でも、うちの社員は誰も「うどん好き」知らない。
「なぜ、うどんに鰻が入っているのですか……」
「えびが生きていますよ.…」
関西と関東でここまで食文化が違うとは、
思わず絶句。
今年の忘年会は京都の予定だが
彼らに果たして京料理がわかるだろうか……
フレンチキッチン

高校時代の友人宅でホームパーティの予定が突然キャンセルになり、
外食をすることとなった。
今夜は、ワインパーティだったのでワインが飲める店に行くことになったのだが
最近、我が家ではそんな外食をしたことがない。
理由はとてつもない暴れん坊が昨年、我が家にやってきたからだ。
レストランに行くと周りの人に迷惑がかかる。
暴れん坊の監視が必死で食事どころではない。
そこで考えた挙句、六本木にあるグランドハイアットのフレンチキッチンに予約をいれた。
そこで、久しぶりにレストランジャンルで感動した。
まず、案内してくれた席が暴れん坊に配慮されたベンチシートのあるソファを準備してくれている。
食事が始まると私たち夫婦がゆっくり食事できるように子供の相手をしてくれている。
そしてデザートが始まると、六本木ヒルズの夜景が見えるけやき坂側の席に案内してくれる。
これを、一人の男性が他のテーブルを回りながら接客してくれている。
リゾートではアマングループが注目され、そのサービスに感動して作られた六本木のレストラン、カシータが一躍旋風を巻き起こしている。
フレンチキッチンは値段も、味も、内装も悪くはないが特別すごいわけではない。
接客をした彼のサービスがすごかった。
これは、教えられるものだろうか?
それとも、もともとこの素質を持っている人を採用しているのだろうか?
朝ごはん
社員のG君と午前中、クライアントの会社に打ち合わせに行く。
専門学校を経営しているこのクライアントは就職率の高さがセールスポイントである。
就職する学生の20%は学校が何もしなくとも内定先を見つけてくる。
60%の学生が就職課がフォローすれば内定を取れる。
問題は残りの20%である。
就職活動をしようしない。
就職活動をしないので内定が取れるはずがない。
いわゆる無気力層である。
最近、無気力層が存在する。
この層はなぜか都会に多い。
M役員と話し合った結果、朝ごはんに行き着いた。
70年代の和食が世界で一番の健康食だった。
日本の、土地が豊かだったからである。
ところが、最近朝ごはんを食べない人が多い。
小学生ですら朝ごはんを食べていない子供がいる。
そこでG君に質問した。
「朝ごはん食べている?」
「カロリーメイトを食べています」
「...............M役員と二人、思わずうなった」
クライアントのコンサルティング会社でも、今の経営課題は20代の「うつ病」である。
日本人のストレス耐性が弱くなっている。
入社時の知性は高いが、ストレスで潰れていく。
企業が「朝ごはん」指導する日がやってくるかもしれない。
転職志向
ブラッシュアップジャパンの秋庭氏と打ち合わせ。
10年来の友人である秋庭氏は、
2001年に「第二新卒」に特化した人材紹介会社を立ち上げた。
今、業界15位にまで成長してきている。
来年2月には大阪支社を出すと勢いづいている。
第二新卒とは新卒から3年以内に転職する人を指す。
最近、新卒で就職して約32%の人が転職するという。
転職する20代の若者の就職志向に「社会貢献できる仕事」を選ぶ人が増えている。
10年前の転職理由は「仕事がきついのに給料が安い」だった。
この時代の志向は「残業が少なく給与の高い会社」だった。
その前はバブル世代なので「20代でベンツが買える会社」だった。
不動産会社が大人気だった。
今のテーマは「社会貢献」である。
人気のある資格は「ホームヘルパー2級」である。
つまり、時代の流れは「福祉」である。
なぜなら日本が高齢化社会に突入するからである。
ここに今の時流がある。
話題性はつくるもの
FPステーションよりビデオ出演の依頼があり、ありがたくお受けした。
「売れるホームページのつくり方」(仮称)というタイトルで2005年の2月に発売されることになった。
デジパには販売価格の10%が印税収入としてはいってくる。
創業期より雑誌に取り上げられたり、出版の依頼を頂いたり、プレスリリースに取り上げられたりしてきた。
これは、事業を推進するうえで大変有難かった。
どんな広告よりパブリシティというのは営業効果がある。
企業には話題性のある会社とそうでない会社がある。
話題性は偶然できることが多いが、私は必然的に作るものであると考えている。
例えば、売上4000万の1年目の時に幕張のビジネスショーに出展した。
そして、デジパのサービスを人の目に着くところにおいた。
翌週には3社の取材申し込みがあったのだが
これが、パブリシティのスタートだった。
経営には仕掛けと戦略が大切である。
「偶然」はなく全ては「必要必然」である。
伸ばす社長つぶす社長
友人の安田氏が書いた3冊目の著書「採用の超プロが教える伸ばす社長つぶす社長」を読む。
おもしろさより懐かしく、時効話を読ませてもらった。
私たちが27歳のころは、お客さんからの入金があれば高い酒を飲みにいきクラブで遊んだ。
そして気づけば3日後の支払いが出来ず、クライアントに納品もしていない入金を頼みに行くという馬鹿な振る舞いをしていた。
でも、人間一度はやってしまうものだ。
やってしまって初めて自分の馬鹿さかげんを知るもの。
「陰極まれば陽となす」
である。
人間は本来、馬鹿げたことをやり続けたい動物である。
先日、40代のエリート公務員が突然、公金を横領して遊びが金に使ったという記事が出ていたが
気持ちはわかる。
確かに20代の経営者としての失敗は肥やしになる。
しかし、20代のころレベルの高い社員は決して入社してこなかった。
そんな会社に入社したくはないですよね。
ベトナム帰り
デジパの女性社員がベトナム、カンボジア旅行より帰国。
アンコールワットを見て帰ってきた。
ベトナムには、8年ほど前に私も旅をした。
ミルクをたっぷり入れた甘ったるいベトナムコーヒー。
バイク王国ホーチミンの町。
ホーチミンは、バイクが止まってくれるのを待っていたのでは道は渡れない
渡ると決め、バイクを避けさせるのがコツだ
間違って避けようとすると事故を起こす可能性が高くなる
私は、現地人からこのコツを教えてもらったが彼女もマスターして帰ってきたようだ。
「ベトナムで、はやっているものは東京に全てありますよ」
そのとおりです。
東京、ニューヨークで手に入らないものはないのです。
あの、はやりの「えびせんべい」も「ベトナムコーヒー」も「ベトナム料理」も
「でも、ベトナム人っておちゃめなのでもう一度行きたいと思います」
最近、物流と情報交換のスピードが発達したので海外に行っても
モノに感動させられることは少なくなった。
それより、その国の尺度の違い、スローライフ等、自分が持っている固定観念を揺すぶられる瞬間を体験したとき心が感じる。
何かが彼女の心を揺さぶったのだろう。
ベトナムの戦利品です

事業に対する思い
クライアントの社長より新規事業のプロモーションを打ち合わせしたいということで訪問。
MTGには、タブブラウザを開発したLunascapeの社長、近藤氏も参加。
Lunascapeは現在、15万人のユーザーが利用している。
ビジネスロジックがまだまだ甘かったが、おもしろい話だった。
このビジネスをしていると、新規事業の事業計画書を見る機会は多い。
私は、新規事業成功の数式は事業計画書の完成度
40%、参加者の情熱とスキルが60%と考えている。
一時期、事業計画書のみで億単位の資本を集める人がいたが失敗したビジネスの方が多い。
大概のケースで参加者の情熱とスキルが不足している。
プレゼンテーションは上手いのだが、薄っぺらさを感じさせ儲かる数字を強調する傾向にある。
今回のMTGで、一番面白かったのは
Lunascapeを4年かけて開発した、近藤氏の思いであった。寝食を忘れて、何かを作り出した人からはエネルギーが伝わる。
決してプレゼンテーションは上手くなかったが、本気で何かを実現させようという人のエネルギーは伝わるものである。
ニッチマーケット
船井総研の大山氏と定期MTG、両社で新規ビジネスを検証中です。
大山氏がデジパに、「知的財産」ビジネスを提案。
船井総研は、「リフォーム」「リサイクル」という業界で新しいコンサルティングマーケットをきりひらいた。
5年前、「リサイクル」はニッチマーケットだった。しかし、リサイクル法の制定等により2010年には39兆円までマーケットは拡大すると予想されている。
ネットで急拡大中のオークションはリサイクルマーケットである。
今、大山氏が社長特命を受けニューマーケットを検証している。
両社のコラボレーションを組む上でのテーマは、ニッチマーケットである。
ニッチマーケットは紙メディアに比べてネット戦略のほうが断然有利に立てる。
健康食品業界で、紙メディアの販促コストパフォーンスが最近激減している。
一方、日曜日の21時からフジテレビで放映されている「あるある辞典」で取り上げられた健康食品の「コエンザイQ10」は放送後にインターネットの検索エンジンで「商品名の検索数」がいっきに跳ね上がりサイトでの購入が一気に伸びた。
キーワードは、ニッチマーケットです。
ネット企業のIPO
日本ベンチャー協議会の勉強会で東京証券取引所の斎藤氏のお話をお聞きした。
今年は、9月時点で109社がIPOを果たしている。
そのうちジャスダック45社、マザーズ39社とマザーズが活況である。最近、まわりでもマザーズでの公開を目指す社長が増えてきている。
東証2部への市場変更がやりやすい点と調達額が上がっている点が受けている。ネット業界では今年、ケンコーコムが売上10億経常利益200万円で公開を果たした。
18億を調達し時価総額が当時86億になった。
他の業界では考えられない金額だ。
ネット企業は、他の業界に比べてIPOがやりやすい。
マーケットの成長が時価総額、調達金額を大きくさせている。
反面、経営者で足腰が強いと感じさせる人は少ない。
デジパはIPOを予定しているが、社長として満足度の優先順位は
1、社員
2、顧客
3、株主
と決めている。
ネット企業が特別なのではなく
最終的に、企業力は社員の人間力で決まる。
デジパは人間力の高い会社でありたいと思う。
クリエイティブ空間
社長の仕事とは「会社の未来図」を描くことである。これは、クリエイティブである。
しかし大半のアーリーステージの企業の場合、社長は最低3役の役柄を演じている。
「経理部長」「営業部長」「人事部長」「企画室長」などなど、、、
本来の社長業は「優先順位は高いが急ぎではない」
仕事に分類される。(ジェームス・スキナー「7つの習慣」より)
経営が上手くいっていない会社は、これをやっていない。ついつい、楽なので
「急ぎで優先順位の高い仕事」をやってしまう。
すると会社は変化しない。ますます「急ぎで優先順位の高い仕事」が増える。
これは、経営者共通のジレンマで「負のスパイラル」である。
私は、自分の空間を変えることにより役柄を変えている。
一時、社長室を作り机をテーマ別に持とうかなと思ったのだが、イマイチ気乗りがしなかったのでやめた。
(昨年上場して今、絶好調のエスビーエスの鎌田さんはそうしている)
もっとも、社長室を作るほど広いオフィスを持っていないのだが。
私はオフィスでは、クリエイティブな仕事はやらない。
少し前までは、ホテルのラウンジが好きでクリエイティブ空間にしていたが
最近のお気に入りは、六本木ヒルズのライブラリーだ。
49階からの眺望は、朝でも夜でも美しい。
空間がゆったりとしており、無線LAN、ソファー、カフェと自分の嗜好とドンピシャの設備が整っている。
ビジターも1人は可能なのでゆったりとしたミーティングにも使える。
最近のお勧めスポットだ。

草津の紅葉
草津方面に紅葉を見に来るのは3年連続だ。
群馬の吾妻から国道292号線を草津、白根山、渋峠と抜けていく。
渋峠は標高が2000Mを超え日本で一番高い場所にある国道である。
白根山は標高2160mの活火山で山頂に湯釜、個釜、水釜 という湖があり、志賀草津高原道路最大のスポットだ。
紅葉と活火山のコントラストが美しく私のお気に入りだ。
今年は例年に比べて暖かかったために紅葉に鮮やかさが少し欠けるが、日本の四季を満喫して東京の自宅へ。
海外をいろいろ旅しますが、他の国を見れば見るほど日本の美しさを感じます。


時間観の違い
デジパには毎月平均200件の入社応募がある。これは、大変ありがたいことだ。
しかし、内定を出せるのが300件に1人の割合だ。
ビジネスマンとして伸びるか伸びないかの尺度に「時間観」がある。
K「将来の夢は何ですか?」
A「経営者になることです」
K「いくつで経営者になろうと考えていますか?」
A「今、26歳なのでだいたい40歳くらいです」
K「何パーセント位、経営者になろうと思いますか?」
A「40%くらいです」
これが、標準的な人の解答である。
時間観が少しずれている。
昔は、「石の上にも3年」とよく言われたがこのビジネスなら2年である。商品サイクルが最近、半年なので、時間観がずれると時流に乗れない。
私は、面接の時に時間の観念と癖を重要視する。
人生に終わりがある以上、スケジュールの組み方が重要である。
自分の、「夢」「目標」が明確になっていればいるほど
到達率は高くなる。
時間軸がしっかりしている人は大概仕事ができる。
一方、時間軸のない人は他人の時間まで奪う。
長い会議をするのはこのタイプである。
時間軸を作るには、その日の始まりに自分の行動目標を30分刻みで作成する。次に、その日の終わりに自分の行動結果を30分刻みで書き出す。これを、90日間続けると仕事の出来る時間軸が出来始める。
自分流
友人のワイキューブの安田氏に呼び出され神楽坂のBARへ、そこでクライアントの社長通称パッキーと合流。3人とも大阪出身でほぼ同世代ということもあり飲んでいて話がはずむ。
私は、夜は基本的にプライベートタイムという考え方をしているので接待はやらない。
というかできない。
20代前半の頃、日本には接待という言葉が大流行でビジネスは北新地で作られる。とまでいわれてた時代があったが、私は接待というものが苦手で会社を経営し始めてからも記憶にない。
ほとんどの場合は、クライアントと人生の価値観が似ていたり波動があったりして飲み友達になる。
だいたい飲んだくれると最後ののテーマは、「日本の未来」である。意外と真剣なテーマで飲んでいるので、最近の社長なんてまじめなものだ。
「類は友を呼ぶ」というが自分流で生きていると自分のエネルギーに似た人が集まってくる。
お客さんは営業マンに似るとよく言われるがその通りで自分のエネルギーが人を惹きつけているのである。
一昔前は、太鼓もち営業のようなことができる人がもてはやされたが
今は「自分流」が一番である。
価値観を共有できる、社員、クライアント、友人に囲まれて生きることができれば人生は豊かになる。





