- 桐谷
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今後の目標はどういったところに。
- 青野
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いま何にモチベーションを感じるかというと、グループウェアで世界一になりたいんです。
わたしたちのやっているグループウェアというのは、グループで情報共有するソフト、必要なことを必要な人に伝えていくチームワークのためのソフトです。SNS(ソーシャルネットワークサービス)とは違ってまずグループがあり、そのグループが同じ目標に向かってどう力を合わせて結果を出していくのか、これをサポートするソフトです。
チームワークという言葉は世界どこでもありますが、アメリカのグループウェアを見ていますと、なるほど個人主義だなあと思います。アメリカのグループウェアというのは基本がメールです。メールというのは個人のメールボックスがあり、そこから特定の相手に渡していく。つまり個人to個人というスタイルです。
それに対してサイボウズは掲示板です。掲示板は書き込むとみんなが読めます。個人のスケジュールでもみんなが見られるようになっています。ホワイトボードに書く感覚ですね。そういうソフトの違いがあります。これが文化の差だなと思いました。
メールはtoとかccとか選んだり削除したり、あまり便利だとは思わないですね。それよりは「場」があって、そこでやり取りしているほうが私は便利だと思います。だからメール文化の人たちに日本らしい「和」の文化を活かしたグループウェアを持っていくと喜ばれるのではないかと考えています。彼らにその発想がないので最初は受け入れにくいかも知れませんが。

- 桐谷
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エンタープライズグループウェア「ガルーン」の海外版、英語版は2009年になりますか?そのあたりの世界戦略をお聞かせください。
- 青野
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来年以降に投入したいと思っています。世界といっても広いので、どういう国でどういう人を対象にしたらいいのかということがありますが、わたしたちが絶対負けてはいけないのは、日本人がたくさん進出しているアジアの国々です。
アジアの人たちは日本の「和」の文化に近いですし、そこで負けてはいけません。欧米の国々にどうやって売り込んでいくかは次の課題になると思います。
- 桐谷
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アジアで最も日本人が多いのはバンコクですよね。
- 青野
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実は5月末にタイに行ってきまして、現地の企業、日本企業を回って「これはいける」という感触を得ました。
- 桐谷
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ウチは今年の3月にベトナムに進出したのですが、ベトナムには社員の飲み会とか日本の居酒屋文化みたいなものがあったりして、日本人との親和性の高さを感じますね。おかげでスムーズに立ち上がっています。
- 青野
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ベトナムには2年ちょっと前に約10人の開発チームをつくりまして、ガルーンのチームに入ってもらいました。順調に結果を出してきたので、ベトナムチームは「サイボウズ・ベトナム」として法人化して、開発拠点にしてもいいかなと思っています。ベトナムはいっしょに仕事がやりやすそうだなという印象ですね。
- 桐谷
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私も同じ感覚です。みんなまじめですね。
- 青野
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本当にいいのかというくらい素直でまじめですね(笑)
いまベトナムの方でグループウェアの企画を考えろといっても、そもそもパソコンが普及してない国の、会社勤めをあまりしたことがない人には酷な話なので、今現在は企画系の仕事は日本で行い、作るところを日本の部隊といっしょにするようにしています。ただゆくゆくはベトナムの方で企画もできるようにして、オリジナルな商品が出てくればと思っています。
もともとあまり国にはこだわっていないんです。メイド・バイ・サイボウズであればどこで作っていてもかまいません。とにかくグループウェアで世界一になることにこだわりたいですね。
- 桐谷
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お忙しい中ありがとうございました。






